【幼児食の献立】1~3歳の年齢別、注意点は?1週間の献立例や、幼児に人気レシピも

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が終わり、1歳半頃になると徐々に幼児食に移行します。幼児食になってからのママたちの悩みのひとつが「献立の立て方が分からない」ということ。今回は、実際に私の保育所給食で出している献立を参考にしながら、マンネリしない献立の立て方を紹介します。

幼児食の献立の立て方・バランスのコツ

では早速、幼児食の献立の立て方のコツをお教えします。子どもが成長するためには、さまざまな栄養素を取り入れてあげるということが基本になります。炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、タンパク質を1食に取り入れることを心がけます。

1.主食を決める

まずは、主食(炭水化物)を決めましょう。ご飯にするのか?麺にするのか?パンにするのか?によってメニューが変わってくると思います。

2.主菜を決める

次に、魚、肉、豆腐、卵などのタンパク質、脂質の主になる食材を決めます。

3.野菜を決める

汁物、副菜などに使う野菜(ビタミン、ミネラル)を決めます。野菜を選ぶ時は、色が重ならないようにすると見た目が華やかになります。

4.色を考えてみる

ここからは余裕があれば考えてみてください。1食の食材の色を「赤・白・黄・緑・黒」と、取り揃えることで見た目が華やかになりますし、おのずと栄養バランスも整うと言われています。

年齢別の量や注意点

次に、年齢ごとの食材の量や注意点です。子どもにはそれぞれ個性があり個人差がありますので、量はあくまで目安としてとらえましょう。

1歳半~2歳ごろ

離乳食が終わったばかり。急に味付けや食材の大きさ、調理方法を変えるのではなく、最初は離乳食と変わらないメニューを作るのが基本です。子どもの食べる様子を見ながら、よく噛めているなら食材の大きさを大きくしたり、やわらかさに変化をつけてみます。活動量が増えてくるので、おやつはエネルギー源になるものを用意しましょう。

◆1日の食事量(3回の食事+1~2回のおやつ)

<主食>
穀類 270~300g
いも類 30~40g

<主菜>
卵 50g
肉類 20~30g
魚類 30~40g
大豆・豆製品 35~45g

<副菜>
緑黄色野菜 80g
淡色野菜 80~100g
海藻・きのこ類 10g
果物類 100g

3歳以降

やわらかい食べ物ばかりだと、噛む力が育たないので、奥歯の生える様子を見ながら、噛むメニューにもチャレンジしてみましょう。

◆1日の食事量(3回の食事+1~2回のおやつ)

<主食>
穀類 300~350g
いも類 40~60g

<主菜>
卵 25~30g
肉類 25~30g
魚類 30~40g
大豆・豆製品 35~45g

<副菜>
緑黄色野菜 80~90g
淡色野菜 100~110g
海藻・きのこ類 10~15g
果物類 100~150g

幼児食の献立1週間の例

保育所で出しているお昼の献立を一例として紹介します。

お昼の献立

<月曜日>

ご飯
にんじんとわかめの味噌汁
鶏と里芋のグラタン
りんご

おやつ
しらすとひじきのおにぎり

<火曜日>

ご飯
小松菜とにんじんの味噌汁
鮭のおろし煮
ブロッコリーのチーズ焼き

おやつ
にんじんの米粉のパンケーキ

<水曜日>

牛肉のうどん
こふき芋
トマトのマリネ

おやつ
チーズコーンのおにぎぎり

<木曜日>

ご飯
豚と根菜のカレーライス
蒸しかぼちゃ
グレープフルーツ

おやつ
かぼちゃ団子

<金曜日>

ご飯
マグロの和ミネストローネ
煮豆
バナナ

おやつ
しらすのニラチジミ

<土曜日>

ご飯
春雨ともやしの味噌汁
豚肉じゃが
トマトのかつお和え

おやつ
桃ヨーグルト

<日曜日>

ご飯
わかめの味噌汁
タラのホイル焼き
もやしのナムル

おやつ
かんてんゼリー

幼児に人気のレシピを使った献立

私の保育所で実際に出している幼児用の献立を紹介します。特に人気なのは「鮭のおろし煮」。週の半分は魚料理を出すので、うちの子どもたちは魚が大好き!その中でも鮭を使ったレシピは食べやすく人気があります。

小松菜とにんじんのお味噌汁

<材料>

煮干しだし 200ml

小松菜 10~15g

にんじん 20~30g

味噌 1g

<作り方>

・にんじん3cm千切り

・小松菜 1㎝幅

1.鍋にかつお昆布だし、にんじんを入れ沸かしふたをして弱火で6分⇒小松菜を入れて4分煮る

2.味噌で風味づけ

鮭のおろし煮

<材料>

昆布だし 100ml

生鮭 20~30g

しいたけ 5~10g

大根 20~30g

片栗粉 小1

しょう油 0.5ml

<作り方>

・生鮭 骨皮とる 1.5cm、塩を少しつけてキッチンペーパーで包む(臭みとり)

・シイタケスライス

・大根すりおろす

1.生鮭に片栗粉をまぶす

2.鍋にだしを入れ沸騰させ、1、大根おろし、しいたけを入れ、蓋をして弱火で5分煮る

3.しょう油で風味づけ

ブロッコリーのチーズ焼き

<材料>

ブロッコリー 20g

チーズ 1g

<作り方>

・ブロッコリーを一口サイズに切る

1.鍋に100mlの水を沸かし、ブロッコリーを入れてふたをして弱火で6分蒸し煮する。

2.耐熱皿に入れてチーズをかけオーブンで5分焼く

幼児食は離乳食の延長線上。急に大人と同じ食べ物が食べられるようになるわけではありませんので、子ども目線の食事を心がけましょう。

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在14歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、21年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する和の離乳食パクパクセミナー、離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで3000人が受講。

離乳食インストラクター協会HP 

中田馨の和の離乳食レシピブログ

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