いなり寿司は好き?
3~12歳のお子さんがいるママやパパに、お子さんのいなり寿司の人気度についてアンケートリサーチしてみました。
Q.お子さんは「いなり寿司」は好きですか?
いなり寿司が「好き」と答えた人は48.8%。味のしみ込んだお揚げや食べやすさが人気の理由のよう。いっぽうで、「嫌い」と答えたお子さんたちの理由は、お揚げそのものや見た目が苦手との声も聞こえてきました。それぞれの理由も覗いてみましょう
好き
・嫌いなものが入っていない。小ぶりで食べ残さないで済む。 (50代・千葉県・子ども4人)
・家で自分で作ることができ、甘いので食べやすいみたいです。 (40代・神奈川県・子ども1人)
どちらでもない
・にぎり寿司の方がいいと言っています。 (40代・兵庫県・子ども2人)
・甘い味は好きだけど、もっと酢めしの味を味わいたいらしい。好きでも嫌いでもないみたいです。 (40代・岡山県・子ども2人)
嫌い
・見た目で食べようとしない。(30代・神奈川県・子ども2人)
・揚げがあまり好きではない。(30代・広島県・子ども4人)
それでは、「いなり寿司」のアレンジレシピや、子どもも喜ぶお肉のメイン料理、栄養バランスを考えた副菜・汁物など、おすすめの料理を厳選してご紹介します!
おすすめの「いなり寿司」簡単レシピ
【1】クマのいなり寿司
かわいいクマちゃんが並ぶお便合箱のフタを開けただけで子どもの喜ぶ顔が浮かびます。ハムやチーズで少しずつ表情の違うクマちゃんを量産して。
◆材料
(大人3人分+子ども3人分)
ご飯 茶碗4杯(600g)
油揚げ 5枚
ハム 1枚
スライスチーズ 1枚
のり 適量
【A】
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
【B】
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れてよく混ぜ、半分に切った油揚げを加えてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。そのまま冷ます。
【2】ボウルにご飯を入れ、混ぜ合わせた【B】を加えてしゃもじで混ぜ、【1】に等分に詰める。
【3】子どもの分には、ハムとチーズ、のりでクマの顔をつける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立をつづ ったブログ「よめ膳@YOMEカフ ェ」が人気で、毎月200万アクセスを誇る。女の子のママ。
『めばえ』2014年6月号
【2】なかよしいなり寿司
いつものおいなりさんにひと工夫。かわいいキャラおにぎりをふたり一緒にキュッと詰めて。
◆材料
(12個分)
【A】
ご飯 2合分(640g)
すし酢 大さじ4
油揚げ 6枚
【B】
だし汁 1カップ
砂糖 大さじ5
しょうゆ 大さじ3
焼きのり・錦糸卵・岩のり・桜でんぶ 各適量
◆作り方
【1】【A】を合わせて酢めしを作る。
【2】油揚げは半分に切り、熱湯をかけて油抜きし、鍋に入れる。【B】を加えて火にかけ、汁気がなくなるまで煮たら、そのまま冷ます。
【3】【2】の切り口を内側に折り込み、【1】を薄く敷き、その上に小さく握った【1】(1個20g)を2個ずつ詰める。
【4】焼きのりを切って顔を作り、錦糸卵や岩のりをのせて髪にし、桜でんぶを頬につける。
*いなり用の油揚げは市販品でも。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2011年10月号
【3】きんぴらのいなり寿司風おにぎらず
油揚げを使って簡単おにぎらず。にんじんとしいたけで素朴に簡単に作る。
◆材料
(8~9個分)
にんじん 8cm
しいたけ 2個
【A】
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
ご飯 350g
寿司酢(市販) 大さじ1と1/2
いなり寿司用油揚げ 8~9枚
◆作り方
【1】にんじんは半分の長さに切ってせん切りに、しいたけは薄切りにする。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を炒め、【A】を加えて、汁けがなくなるまで炒める。
【3】ご飯に寿司酢と【2】を加え混ぜ、油揚げに平らに詰める。半分に切る。
◆ポイント
油揚げはキッチン ペーパー2枚の間に 挟んで上から押し、 汁けをよくきる。
おにぎらずの基本の作り方をご紹介。
■のりは折りたたむ
ご飯を薄い正方形にまとめてのりの中央に置き、のりを手前→左右→奥の順に折って包む。細かく切った具を炒 めて卵でまとめると、崩れないので食 べやすい。具はお好みでどうぞ。
■ラップを巻いて5分おく
のりなどの包む素材とご飯 をなじませると、切ったときにポロポロと崩れにくくなる。
■4等分に切る
幼児は2等分をさらに半分 にした4等分が食べやすい。三角形でも4角形に切ってもOK。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れ て、おいしくて、センス のいいレシピが人気。 双子の女の子と 男の子のママ。
『ベビーブック』2016年4月号
お肉好きに人気!いなり寿司に合うおかず献立レシピ
【1】豚肉のにんじん巻きソテー
ヨーグルトだれに漬け込んだ肉はやわらかく、しっとりコクがある。スープの素で茹でたにんじんも素材の甘味が出ていて優しい味わい。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ロース薄切り肉 約200g
ヨーグルトだれ 1/4量
にんじん 1本
【A】
チキンスープの素 1/2個
水 1カップ
小麦粉 少々
水 大さじ3
オリーブ油 大さじ1/2
◆作り方
【1】豚肉はたれに1時間以上漬ける。
【2】にんじんは4cm長さに切り、縦8等分の棒状に切る。【A】とともに鍋に入れて火にかけ、汁がほとんどなくなるまで煮る。
【3】【1】を広げ(たれは自然についたままでOK)、小麦粉をふり、【2】を等分に分けて巻き、楊枝で留めて小麦粉をふる。
【4】フライパンに水と【3】を入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱め、ふたをして5~6分蒸し焼きにする。ふたを取り、ときどき返しながら煮詰め、水分がなくなったらオリーブ油をからめる。楊枝を抜いて食べやすく切る。
◆ポイント
玉ねぎを加えるとうま味が増す、ヨーグルトだれの作り方。
(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 1カップ
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/4個
ローリエ 1枚
【1】玉ねぎはすりおろす。
【2】すべての材料を混ぜ合わせる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【2】牛肉と野菜のすき煮
子どもが大好きな甘辛すき焼き風煮物はめんつゆだれで。サッと炒めるだけで絶品のおいしさ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛薄切り肉 200g
めんつゆだれ 1/4量
長ねぎ 1本
しめじ 1パック(100g)
にんじん 1/3本
ごま油 大さじ1
だし汁 1/2カップ
◆作り方
【1】牛肉はたれに1時間以上漬け、食べやすい大きさに切る(漬けだれは取っておく)。
【2】長ねぎは斜め薄切りにし、しめじは根元を除いてほぐす。にんじんは薄切りにし、あれば型で抜いて、下ゆでする。
【3】フライパンにごま油を中火で熱し、【1】の牛肉をサッと炒め、だし汁と漬けだれを加えて混ぜる。【2】を加え、汁がほんの少しになるまで煮る。
◆ポイント
めんつゆだれは、トマト、はちみつ、ごま油で甘酸っぱさと風味をプラス。
(作りやすい分量)
めんつゆ(3倍希釈) 1/2カップ
トマト 1個
はちみつ 大さじ1
ごま油 大さじ1
【1】トマトはヘタを除いて粗みじん切りにする。
【2】すべての材料を混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【3】キャベツ巻きみそカツ
薄切り肉とせん切りキャベツでふわっと柔らかいみそカツに仕上げたアイディアレシピ。つけ合わせの定番・せん切りキャベツは、くるっと巻けばひと口で食べやすく、ボリュームアップにも!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ロース薄切り肉(8本分) 16枚
みそ 大さじ1と1/2
キャベツ 200g
小麦粉・溶き卵・パン粉・揚げ油 各適量
◆作り方
【1】キャベツは太めのせん切りにし、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジで4分加熱し、水けを絞る。
【2】豚肉は2枚1組にし、縦に並べて置いて端を少し重ねて押し広げ、みそ1/8量を塗る。【1】の1/8量のキャベツを手前に置いてくるりと回巻き、キャベツを包み込むように左右から肉を折りたたんで巻き上げる。
【3】【2】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
【4】油を170℃に熱して【3】を入れ、3~4分かけてこんがり揚げる。食べやすいように、それぞれ3等分に切り分ける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
◆ポイント
みそを豚肉に塗って味をつけておくと食べやすい。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【4】簡単やわらか酢豚
酢豚でよく使うかたまり肉は、子どもの歯ではなかなか噛み切るのが難しいのが難点…。こま切れ肉を団子状に丸めれば子どもでも食べやすいので、ぜひお試しあれ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
豚こま切れ肉 200g
【A】
酒 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩・こしょう 各少々
おろししょうが 適量
片栗粉 大さじ1
【B】
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/4本
しいたけ 2個
ピーマン 2個
サラダ油 大さじ1
【C】
水 大さじ3
トマトケチャップ 大さじ2
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
片栗粉 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉に【A】を加えてよく混ぜて下味をつけ、ひと口大の団子状に丸める。
【2】【B】の野菜は、食べやすい大きさに切る。
【3】フライパンを中火にかけてサラダ油を熱し、【1】に片栗粉をまぶして並べ入れる。転がしながら焼いて肉の色が変わったら、玉ねぎ、にんじん、しいたけ、ピーマンの順に加えて炒め合わせる。
【4】野菜がしんなりしてきたら、合わせておいた【C】をかき混ぜながら加え、とろみがついてつやが出てきたら火を止める。
◆ポイント
かたまり肉より、こま切れ肉を丸めたほうがやわらかいので、子どもも食べやすい。さらに揚げずに作るので、簡単で、カロリーもダウン。
教えてくれたのは
マイティさん
節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。 「レシピブログ」でも連載中。
『ベビーブック』2012年12月号
【5】れんこんのはさみバーグ
いつものハンバーグもプラス根菜でかみごたえUP!よく噛むのでお腹も満足!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
れんこん 直径6cm×5~6cm
玉ねぎ 1/4個
【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
溶き卵 1/2個分
パン粉(乾)1/2カップ
小麦粉 適量
サラダ油 小さじ1と1/2
◆作り方
【1】玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油小さじ1/2で透き通るまで炒めて冷ます。
【2】れんこんは厚さ4~5mmの輪切り12枚にし、サッと水にさらして水けをふき、片面に小麦粉を薄くまぶす。
【3】ボウルに【A】を合わせて【1】をよく混ぜ、6等分にする。【2】の小麦粉がついている面を内側にして2枚1組で肉ダネを挟み、しっかりと手で押さえて形を整える。
【4】フライパンに残りのサラダ油を熱し、【3】の両面を中~強火で焼き、焼き色がついたら弱火にしてふたをし、中まで火を通す(約8分)。
*お好みでトマトケチャップやポン酢しょうゆを添える。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2015年9月号
【6】つくねのみそ照り
作っておいたすりおろしにんじんの入ったみそソースを丸めて焼いたひき肉に煮絡めるだけ!ソースのうま味が肉に染みて絶品です!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 250g
長ねぎ(みじん切り) 1/3本
卵 1個
塩 少々
片栗粉 大さじ1
【B】
みそソース 大さじ6
水 1/4カップ
絹さや 20枚
塩 少々
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせ、10等分して丸める。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を入れ、中火で両面を6~7分焼く。油を拭き、【B】を入れて煮からめる。
【3】絹さやを塩ゆでして器に敷き、【2】を盛る。
◆ポイント
すりおろしにんじんみそソースは、みそに、にんじんの甘みと水分が加わった、簡単で栄養たっぷりのソース。和風の一品を、味つけいらずでパパッと作れるから助かります。
(1カップ分)
にんじん 1本
【A】
みそ 大さじ3
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
しょうが(すりおろし) 1/2かけ分
【1】にんじんは耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで4分加熱し、粗熱がとれたらすりおろす。
【2】【1】と【A】を混ぜ合わせる。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年5月号
【7】オクラとにんじんの肉巻き
カラフルな野菜が食卓に映え、おもてなし料理にもぴったり! ごはんと相性抜群の甘辛味なので、野菜が苦手なお子さんにもおすすめです。
◆材料
(12本分)
オクラ 12本
にんじん 大1本
豚薄切り肉 12枚
塩・こしょう・小麦粉 各適量
【A】
しょうゆ 小さじ2
酒・みりん 各大さじ3
サラダ油 適量
◆作り方
【1】にんじんは棒状に切り、オクラは塩をふって板ずりし、ともに下ゆでする。
【2】豚肉に塩、こしょうをふって広げ、オクラのまわりににんじんがくるように置いて端から巻き、塩、こしょう、小麦粉をまぶす。
【3】フライパンにサラダ油を熱して、【2】を転がしながら焼き、【A】を加えて照り焼きにする。小さく切る。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2011年10月号
【8】せん切りごぼうの豚肉巻き
ごぼう&チーズを薄切り肉で巻いて、ボリュームタップリのおかずに。歯ごたえが楽しい!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 9枚(約250g)
ごぼう 1本(100g)
プロセスチーズ 30g
小麦粉 適量
サラダ油 大さじ1/2
【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ2/3
◆作り方
【1】ごぼうはせん切りにして5分ゆでてざるに取り、粗熱をとる。チーズは棒状に9等分する。
【2】豚肉を広げて小麦粉を薄くまぶし、手前に【1】をのせて巻く。巻き終わりを手で押さえ、全面に小麦粉をまぶす。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】の巻き終わりを下にして入れ、中火で焼き、弱火にしてふたをし、ときどき転がしながら焼く。火が通ったら【A】を加え、中火で煮からめる。
*豚肉は、もも肉にするとより歯ごたえがあります。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2015年9月号
【9】野菜とうずら卵のくるっと肉巻き
お肉と一緒に野菜もパクパク、ヘルシー。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 250g
ブロッコリー 1/4個(60g)
ミニトマト 8個
うずらの卵 5個
小麦粉 適量
なたね油またはサラダ油 小さじ2
【A】
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
みりん 大さじ2
酢 小さじ1/2
◆作り方
【1】ブロッコリーは小さめの小房 に分け、耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジ600Wで1分30秒加熱する。ミニトマトはヘタを取る。
【2】豚肉を広げ、【1】とうずらの卵 をそれぞれ端に置いてくるっと巻き、手でなじませる。小麦粉を薄くまぶし、余分を払う。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食~5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2016年11月号
【10】オニオンソースのやわらか豚肉焼き
子どもが嫌いな野菜として名高い玉ねぎは、煮詰めると甘みが増してグッと食べやすくなります。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
豚ロース肉(生姜焼き用) 250g
玉ねぎ(小) 1/2個
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ3
砂糖 小さじ1/2
じゃがいも 2~3個(300g)
水 100ml
バター 小さじ2~3
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】豚肉は筋があれば切り落とし、食べやすい大きさに切ってバットに入れる。すり下ろした玉ねぎと【A】を混ぜて、30分漬けおく。
【2】じゃがいもは洗って皮ごとラップをし、電子レンジに2~3分(600Wの場合)かけてから半分に切る。
【3】フライパンを中火にかけてごま油をなじませ、【1】の肉を焼いて取り出す。
【4】【1】のバットに残ったたれをフライパンに入れて、水、バターを加え、ヘラでなじませながら2~3分煮詰める。
【5】【2】と【3】を、【4】のフライパンに戻して絡め、器に盛って、好みでバター(分量外)をのせる。レタスやミニトマト(各分量外)を添える。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。
『めばえ』2017年3月号
栄養バランスを考えた献立に♪野菜中心の副菜レシピ
【1】ほうれん草のおひたし
基本のおひたしは、しょうゆ洗いがスッキリ味つけのコツ!シンプルですが、子どもは意外にもたくさん食べてくれます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ほうれん草 100g
もやし 50g
塩 少々
しょうゆ 小さじ1
【A】
水 大さじ4
和風だしの素 少々
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
◆作り方
【1】ほうれん草は根元の泥を流水でしっかり洗う。
【2】熱湯に塩を加え、【1】の根元を入れて30秒ほどおき、葉を入れてサッとゆで、冷水にとる(色止め=冷水にとることで色を鮮やかにする)。
【3】水けを軽く絞って、巻きすの上に互い違いにのせ、しょうゆを全体にふり、巻きすで巻いて水けを絞る(しょうゆ洗い=余分な水けを除き、下味をつける効果がある)。根元をそろえて4~5cmの長さに切る。
【4】もやしはサッと洗って、ひげ根を取り、熱湯でサッとゆでて、ざるにとる。
【5】鍋に【A】を入れて煮立てる(だし割りしょうゆ=しょうゆの味をやわらげるのと同時にうまみを加えるため、薄味でもおいしく仕上がる)。
【6】【3】の水けを再度絞って、【4】とともに【5】に入れ、15分ほど浸す。
*かつお節をのせても。
◆ポイント
ゆでたほうれん草を互い違いに巻きすにのせ、しょうゆを全体にふる。
巻きすで巻いて、ギュッと絞る。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【2】お浸しのり巻き
子ども達もパクッとつまめて食べやすく、お弁当や持ち運びにも最適です!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ゆでたほうれん草 1.5カップ(150g)
【A】
かつお節 1袋
しょうゆ 小さじ1弱
のり(全形) 1枚
白いりごま 適量
◆作り方
【1】ほうれん草は再び水けをしぼって短く切り、【A】を加えて混ぜる。
【2】のりを4等分し、【1】を1/4量ずつのせて巻き、巻き終わりを下にしてしばらく置く。食べやすい長さに切り、切り口にごまをつける。
◆ポイント
ほうれん草は加熱してストックしておくと便利!ペーパーを敷いておくと傷みにくい。
■下ごしらえのやり方
ほうれん草2束は3㎝の長さに切る。たっぷりの熱湯に軸から入れ、ひと混ぜして葉を入れて1分ゆでる。水にとってよく冷まし、ギュッとしぼってキッチンペーパーを敷いた密閉容器にほぐしながら入れる。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【3】レタスのごま和え
包丁も不要!レタスをちぎってポリ袋をふるだけで調理がフィニッシュ!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
レタス 小1個
【A】
白すりごま 大さじ2
ごま油 大さじ2
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】レタスは洗って、よく水気を取る。
【2】【A】をポリ袋に入れて、レタスを小さくちぎりながら加える。
【3】【2】のポリ袋を振って、レタスに【A】をよくまぶす。
◆ポイント
道具で時短!いつもの調理道具を身近なモノにスイッチして、スピード調理!
材料を混ぜる手間を簡略化!
【ポリ袋】
混ぜたい材料をすべてポリ袋に入れて、あとは両手でもむだけ。端っこをカットすれば、そのまま絞り袋にも変身。ヘラいらずで、手も汚さない!
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【4】彩り野菜の白和え
余った豆腐ですばやくもう1品!
◆材料
(2~3人分)
彩り蒸し野菜 半量
絹ごし豆腐 100g
【A】
白ねりごま 大さじ1
砂糖 小さじ1
昆布茶、塩 各小さじ1/3
◆作り方
【1】彩り蒸し野菜は、食べやすいように小さく切る。
【2】豆腐はペーパータオルで包み、水気をしっかり取っておく。
【3】【2】を手でつぶしながらボウルに入れて【A】を加えて混ぜ、【1】を加える。
教えてくれたのは
島本美由紀さんさん
料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を活かした、手軽に作れるおいしいレシピが人気。家事全般のラクを追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動し、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。
『めばえ』2019年6月号
【5】小松菜の納豆和え
納豆が好きな子なら、小松菜なんて気にせずに、パクパク食べちゃう!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
小松菜 1/5束
納豆 2パック
しょう油 小さじ1
かつお節 少々
◆作り方
【1】小松菜は塩少々(分量外)を入れた熱湯でゆでる。冷水にさらして水気をしっかりと絞り、1cm長さに切る。
【2】ボウルに【1】、納豆、しょう油を入れ、和える。器に盛り、かつお節をふる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【6】きんぴらごぼう
ピーラーのささがきでやさしい食感に。ふんわり仕上がれば子どももパクパク。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ごぼう 100g
にんじん 30g
ごま油 小さじ1
【A】
水 大さじ3
砂糖 小さじ1
酒 小さじ2
【B】
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1
◆作り方
【1】ごぼうはたわしでこすり洗いをして(皮の近くに風味があるので、皮をむかずに、泥を洗い落とす)、ピーラ ーでささがきにする(ささがきとは削ること)。水にさらしてアク抜きをし、水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】フライパンにごま油を熱し、ごぼうを加えて中火~強火で3分ほど炒め、にんじんを加えて、しんなりするまで2分ほど炒める。
【4】火を止めて、【A】を加え、火をつけて砂糖を溶かす(調味料が少ないので、焦げないように一度火を止める)。
【5】再び火を止めて、【B】を加え、やや強めの火加減で汁けがほとんどなくなるまで3分ほど煮詰める。火を止め、ふたをしてそのままおく。
*白炒りごまを混ぜ合わせても。
◆ポイント
ささがきをピーラーで行うと、薄く切れるので、食感がよくなる。酢水にさらすと白く仕上がるが、風味も抜けるので、今回は水でさらす。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【7】めかじきのさっぱりサラダ
ソテーしためかじきに酸味のあるヨーグルトとマヨネーズのドレッシングは、さっぱりとしたオシャレな味わいです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
めかじき 3切れ
きゅうり 1/2本
大根 2cm
にんじん 1/2本
パプリカ 1/4個
小麦粉 適量
オリーブ油 大さじ1
【A】
プレーンヨーグルト 大さじ1と1/2
マヨネーズ 大さじ1と1/2
砂糖 小さじ1
◆作り方
【1】きゅうりと大根、にんじんはせん切りにし、パプリカは細切りにする。大根、にんじん、パプリカはさっとゆでる。
【2】めかじきは2cm幅に切り、小麦粉を薄くまぶし、オリーブ油で両面を焼いて中まで火を通す。
【3】【1】と【2】を合わせて器に盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママ。
『めばえ』2014年11月号
【8】ほうれん草とベーコンのココットオムレツ
卵をココットで焼いて、子どもが食べやすいカフェ風メニューにアレンジ♪ 野菜とベーコンを加えた、食べ応え十分のオムレツです。
◆材料
(子ども1人分)
卵 1個
ゆでたほうれん草 20g
ベーコン 1/2枚
牛乳 大さじ1
ピザ用チーズ 5g
◆作り方
【1】ほうれん草はしっかりしぼって水気を取り、3cm長に切る。ベーコンは短冊切りに。
【2】ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えて混ぜる。
【3】耐熱用ココットにほうれん草を入れ、【2】を流し入れてベーコンとチーズをのせる。ラップをかけずに、電子レンジ(600Wの場合)で2分30秒ほど加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【9】パプリカとゴーヤの肉詰め
お肉も野菜もジューシー! 肉のうま味が野菜に染みて、パプリカ、ゴーヤも食べやすく。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パプリカ 1と1/2個
ゴーヤ 1本(ピーマン、ナス、玉ねぎ、トマトでも可)
食パン 耳なし1枚
豆乳または牛乳 20ml(食パンがひたるくらい)
小麦粉 適量
【A】
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 小1/2個
おろしにんにく 1片分
卵 1個
塩 小さじ1
こしょう 小さじ1/2
あればナツメグ・クローブ 各少々
サラダ油またはオリーブオイル 小さじ2
◆作り方
【1】食パンは手で細かくちぎって、豆乳に浸しておく。
【2】【1】と【A】をボウルに入れ、粘りが出るまで練るように混ぜる。
【3】パプリカは輪切り、または縦半分に切り、種を取り除いておく。ゴーヤは両端を切り落として幅2cmの輪切りに。スプーンなどで種をくり抜き、水に放ってアクを抜く。
【4】パプリカとゴーヤの内側に小麦粉を薄くふり、【2】を詰める。
【5】両面に焼き色がついて、中に火が通るまで焼く。
フライパン:オイルを熱して【4】を並べ、フタをして弱中火で5分焼き、上下を返してフタをしてさらに5分。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
オーブントースター:900Wの場合、ホイルにのせ予熱後、8~13分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
【10】チーズとしらす、ほうれん草の春巻き
カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富♪ パリパリな食感が子どもにも大ウケです。
◆材料
(10本分)
ミニ春巻きの皮 10枚
プロセスチーズ 60g
しらす 40g
ほうれん草 200g
【A】
小麦粉 大さじ2
水 大さじ2
揚げ油 適量
◆作り方
【1】プロセスチーズは5~6cm長さ、1cm幅に切る。ほうれん草はゆでて冷水に取り、5~6cm長さに切ってしっかり水気を切る。
【2】春巻きの皮の角を上にして置き、10等分したチーズ、しらす、ほうれん草を順に、中央に一文字に重ねる。
【3】皮の左右を内側に折り、手前からくるくる巻く。【A】を混ぜて巻き終わり部分に塗り、しっかり閉じる。
【4】フライパンに油を1cm深さまで入れて中火にかけ、【3】を入れて5~6分、こんがりと揚げ焼きにする。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
お稲荷さんにピッタリな汁物レシピ
【1】えび団子のお吸い物
えびの色がキレイなえび団子。はんぺんをつなぎに簡単にできるんです。普段の食卓や季節ごとのイベントに、お吸い物は幅広く使える一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
むきえび 80g
はんぺん 1/4枚(25g)
【A】
長ねぎのみじん切り 3cm分
酒 大さじ1
塩 少々
絹さや 適量
【B】
だし汁 2と1/2カップ
酒 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ1
◆作り方
【1】えびは背ワタを除き、包丁で叩いて細かくする。ボウルに入れ、はんぺんをつぶしながら加え、【A】も加えてよく練り混ぜる。
【2】鍋に【B】を煮立たせ、【1】を8等分の団子状に落としていき、火を通す。
【3】薄口しょうゆで調味して器に盛り、ゆでて斜め切りにした絹さやを飾る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【2】水だしで作るのりと小ネギのみそ汁
水でとれる出汁を使えば、即席なのに本格みそ汁が簡単に味わえる!冷蔵庫で1週間保存も可。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
水だし 2と1/2カップ
みそ 大さじ2と1/2
焼きのり(カットのり) 3~4枚
小ネギ(小口切り) 適宜
◆作り方
【1】鍋に水だしを注いで煮立て、火を止めてみそを溶き入れる。
【2】お椀に小さくちぎった焼きのりと小ネギを入れて、熱々の【1】を注ぐ。
◆ポイント
作り置きで時短!下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!
材料をつけ置くだけで本格天然だしが完成!
【水だし】
常備しておけば、その都度だしをとらなくても、手軽に和食が作れます。
冷蔵庫で約1週間保存可能。
●材料(水1リットル分)
こんぶ 10cm長さ
削りぶし 15~20g
塩 ひとつまみ
砂糖 ひとつまみ
水(水道水、あるいは軟水のミネラルウォーター) 1リットル
【1】1リットル以上入る透明のフタ付きポット(麦茶用の容器など)に、こんぶと削りぶしを入れる。
【2】塩と砂糖を加える。
【3】水を注ぎ、フタを閉めて、冷蔵庫でひと晩置く。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【3】オクラとわかめのかき卵汁
お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3
【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
卵 1個
◆作り方
【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【4】鮭と大根の石狩風みそ汁
北海道名物、石狩鍋を毎日の食卓で手軽に楽しめるレシピ。じゃがいもやバターも加えて栄養とボリュームたっぷりに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
大根 長さ8cmの半分(100g)
にんじん 長さ6cmの半分(20g)
玉ねぎ 1/8個
じゃがいも 1/2個
生鮭 1と1/2切れ
【A】
だし汁 2と1/4カップ
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
【B】
みそ 大さじ2強
バター 小さじ1
豆乳 大さじ2
◆作り方
【1】大根、にんじんは長いままピーラーで薄くむく。玉ねぎは半分に切って薄切りに、じゃがいもは小さめの一口大に切る。
【2】鮭は皮と骨を除き、一口大に切る。
【3】鍋に【A】と玉ねぎ、じゃがいもを入れて熱し、沸騰したら大根、にんじんを加え、ふたをして弱火で煮る。野菜がやわらかくなったら【2】と【B】を加えて混ぜて、ひと煮する。
*だし汁は、できれば昆布だしがおすすめ。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【5】長いもとオクラのトロトロみそ汁
すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2
◆作り方
【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【6】野菜たっぷりみそ汁
いろいろな野菜を子どもと一緒に“遊び感覚”で調理するのにもおすすめ。
◆材料
(小ぶりのお椀4杯分)
キャベツ 1枚
エリンギ 小1本
にんじん(薄い輪切り) 4枚
だし汁 300㏄
みそ 30g
◆作り方
【下準備】
にんじんは下ゆでする。
【1】キャベツをちぎる
洗って芯を除き、葉を手で一口大にちぎる。芯はスライスする。
【2】エリンギを裂く
サッと洗って食べやすい長さに切り、手で縦に細く裂く。
【3】にんじんを型抜きする
好みの型で抜く。
※鍋にだし汁とエリンギを入れ、 ひと煮立ちしたらキャベツを入れ る。材料が柔らかくなったらみそ を溶き入れ、下ゆでしたにんじん を型抜きして飾る。
教えてくれたのは
こんぺいとさん
今回取材に協力してくれたのは「台所 のある幼児教室こんぺいと」。作って、 食べて、遊んで知力を育てるのがコンセ プトで、1歳から料理体験ができます。
『ベビーブック』2017年9月号
【7】汁物バリエ!ほたて風味のかきたま汁
汁ごと使って貝のうまみもしっかり味わえる!上品な貝の味を引き立てるのは、ふわっと仕上げるかきたまがポイント。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ホタテの水煮(缶詰) 大1缶(125g)
にんじん(花形に抜く) 8~10個
絹さや 4~5枚
卵 1個
だし汁 ほたての缶汁と合わせて2と1/2カップ
【A】
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2
【B】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ1
◆作り方
【1】鍋に缶汁とだし汁、にんじんを入れてふたをし、中火で煮る。にんじんに火が通ったら、ほぐしたほたての身、【A】を加える。
【2】絹さやは筋を除いて、斜め細切りにする。
【3】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつけ、溶いた卵を流し入れ、【2】を加えてさっと煮る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【8】のりと豆腐のみそ汁
朝食は〝脳のガソリン〟補給に必要不可欠!脳の活動エネルギーであるブドウ糖をとり込んで、健やかな1日に。大豆×海藻で血流が良くなって、脳も活性化!
◆材料
(2人分)
煮干し粉 小さじ1(だしの素小さじ1/4でもOK)
水 300ml
板のり 1/4枚
豆腐 適量
青ネギ(小口切り) 少々
みそ 大さじ1~1と1/2
◆作り方
【1】鍋に水を入れて沸騰させ、煮干し粉、食べやすい大きさに切ったのり、豆腐、青ネギを入れてひと煮立ちさせてから、みそを溶き入れて火を止める。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』
文・構成/HugKum編集部