山の日とは
山の日はいつ始まったのか、どんな意味があるのかをご紹介します。それらを知って、「山の日」の理解を深めましょう。
山の日はいつできた?いつから始まった?
「山の日」は、2014年に制定された国民の祝日で、はじまったのは2016年からです。
山の日の由来
「山の日」が制定されるきっかけとなったのは、作曲家・船村徹氏の「海の日があるのに山の日がないのはおかしい」という提言によります。それを機に、日本山岳協会をはじめとした5団体による「山の日」制定協議会が発足され、「山の日」制定へ動き出したのだそうです。
山の日の意味
「山の日」の意味や目的は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日です。47都道府県にはそれぞれ山があり、緑に囲まれています。そんな身近にある山に感謝する日なのです。
子ども向けに簡単に説明するには?
お子さんに「山の日」を説明する場合、以下のように伝えるとわかりやすいかもしれません。
2023年の山の日はいつ?
そもそも、例年の山の日はいつなのでしょうか。それは、8月11日です。山の日は、この日に固定されています。
2023年の山の日:8月11日(金曜日)←今ココ
2024年の山の日:8月11日(日曜日)※振替休日は8月12日(月曜日)
2025年の山の日:8月11日(月曜日)
2026年の山の日:8月11日(火曜日)
2027年の山の日:8月11日(水曜日)
2028年の山の日:8月11日(金曜日)
山の日が振替休日になるのはいつ?
例年の山の日は8月11日に固定されています。よって、連休となることは少ないです。山の日が振替休日になるのはいつなのか、調べてみました。
振替休日とは?
振替休日とは、祝日が、ほかの休日(日曜日や祝日)と重なったときに、月曜日以降が休日となる制度です。たとえば、土曜日が山の日だと、振替休日にはなりません。というのも、土曜日は祝祭日、休日ではないからです。日曜日が山の日ならば、翌日月曜日が振替休日となります。
山の日が振替休日になるのはいつ?
8月11日が次に日曜日になるのは、2024年です。したがって、2024年の8月12日(月)が振替休日となります。また、2030年も8月11日が日曜日なので、2030年の8月12日(月)も振替休日となります。
山の日に行われるイベント
山の日に行われるイベントをご紹介します。親子で参加して、山と親しんでみてはいかがでしょうか。
第7回「山の日」全国大会おきなわ2023
「山の日」の浸透を図る活動をしている一般財団法人「全国山の日協議会」により、毎年「山の日」に全国大会が行われています。この大会は「山の日」を広く知ってもらうことを目的に、全国持ち回りで開催されています。
第7回目は、生物多様性に富んだ地域として世界自然遺産に登録された「やんばる」および「西表島」を開催地とした沖縄大会となります。沖縄大会では、亜熱帯の山の魅力や琉球王国時代からアジアとの交流により培われてきた歴史や文化を体感を目指し、当日はYouTubeでLive配信も行われます。
「山の日」にはとことん山を楽しもう!
「山の日」は、山に親しみ、山に感謝する日です。登山をしたり、山にある植物、山にいる動物のことを調べたりして、山に触れる日にしてみてはいかがでしょうか。
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文・構成/HugKum編集部