アフターコロナの新しい習い事「探究」とは? 【探究学舎・宝槻泰伸に聞く-前編-】

HugKumでは、「Life is Tech!」(ライフイズテック)の讃井康智さんによる連載「アフターコロナ時代の教育クエスト」がスタートします!東大を卒業後、ライフイズテックを起業しつつ、研究者としては教育政策や学習科学を研究し、各地の学校変革へ携わってきた讃井さんの想いは、「これからの教育は150年に一度の大きな変革期にある」ということ。この想いをもって、教育界のキーマンと新時代の教育について熱い対談を繰り広げます。アフターコロナ時代の子育ての羅針盤となる対談にご期待ください。

第1回のキーマンは探究学舎・宝槻泰伸塾長

第1回のキーマンは「子どもが輝く魔法の教室」といわれる大人気塾・探究学舎の宝槻泰伸塾長です。

宝槻さんは、興味開発型の学びこそが、新時代の教育に欠かせないものだといいます。子どもたちが学びたくなる探究学舎の授業の極意から、親の教育選びの判断基準、アフターコロナの幸福論まで、たっぷりとお届けします。

学習の目的が変わりつつあることを自覚せよ

讃井 探究学舎のことをお聞きしたいですが、宝槻さんには、最終的に、いい教育とそうでない教育を保護者が選ぶ際の判断基準を聞き出したいと思っています。

宝槻 最初に言っちゃうと学習の目的が変わりつつあることを自覚せよ」ということです。いい点をとっていい大学に行くっていうのがこれまでの学習の目的だった。でも、本当にもうそうではないんですよ。いい大学に行くっていうことの価値そのものが、地盤沈下を起こしていきます。

だから、学習の目的をいい大学だけに置いてはダメ。子どもが好きなことで自立することが大事なんです。だから学習の目的は「勉強を通して好きなことを見つけ、それを実現する能力を培う」と捉え直すことが必要。親が従来の目的観に縛られて引きずられていてはダメですね。

讃井 なるほど、面白い!探究の学びにつながってくる話ですね。そこは後ほどじっくり聞かせてください。

興味開発型の学び、それこそが探究学舎の真骨頂

讃井 探究学舎は、どういう年齢層の子どもたちに、どんな学びを提供しているのですか。

宝槻 小中高が対象で、90%は小学生です。

ひと言で言うと、興味開発という学習機会を提供しています。「知りたい!」「やってみたい!」という好奇心や探究心を伸ばすことを目的とした教育を、僕たちは興味開発と呼んでいます。それと反対なのが能力開発です。これはできることを増やす学習で、英語や算数、読解力などですね。

保護者の中には「自分のやりたいことや好きなことがわからないまま、ただ学力を高めていても、意味がないのでは?」という問題意識や、「シンプルに学ぶことを楽しんでほしい」という考えも多くある。この興味開発という領域がそうした親や子どものニーズを刺激しているのだと思います。

漫画もテーマに!子供が興味を持ちそうなものすべてが探究の対象になる

歴史シリーズのラインナップだけでも5つ(探究学舎HP)

讃井 具体的に、探究学舎では、どういった分野を学びとして提供されているんですか。

宝槻 ロボット、音楽、アート、歴史、算数、宇宙、元素、生命、経済、ありとあらゆるテーマを包括的に扱っています。子どもが自然に興味を持ちそうなものは何でも学習テーマに設定します。

計算力やプログラミングのように、何か一つの力を磨くことに特化した習い事ではありません。むしろ、いろいろなテーマを浴びせていくことが我々の特技です。種まきの達人になるというのが我々の一個のスローガンですね。

讃井 天文、数学、歴史の授業のイメージが強かったですけど、ロボットやアート、金融もやってるんですか。

宝槻 そう。今度、漫画編も作ろうと思って。

讃井 わあ、それは絶対楽しいやつじゃないですか!

宝槻 絶対楽しいやつ。手塚治虫から始まった漫画の歴史と、漫画家はどうやって漫画をつくっているのかみたいな。

讃井 いいなー!それ私が受けたいですもん。大人向けはやらないんですか。

宝槻 受けたいよね(笑)、おれも受けたいもん。

音楽編では「美しい音楽とは何か」を説明できるようになる

宝槻 クラシック音楽に的を絞った「音楽編」の授業の話をすると、バッハやモーツァルトやベートーヴェンが作り出した曲にはどんな秘密が入っているのかということを全部構造的に解き明かす内容なんです。

実際の音楽の仕組みを探究しながら、音楽家たちの人生も追体験するように学ぶ「音楽編」(探究学者HP)

宝槻 だから、美しい音楽とは何かというのを、子どもたちは説明できるようになる。そうすると漠然と音楽を聴くんじゃなくて、しっかり音楽の美しさや素晴らしさを意図をもって聴くように変わるんです。クラシック音楽のカルチャーに対して興味も持つだろうし、鑑賞者としてそれをしっかりと受け継げるようになる。そういう効果を狙った授業を音楽編というタイトルでつくっています。

種をまけば、子どもが自分で芽を出し根を伸ばす

讃井 すごすぎるな。探究学舎で学ぶ子どもたちは、教室に来てどんなステップを踏むのか気になります。

宝槻 子どもによりますが、基本的には、まだ明確な木や花が咲いてない巨大な畑の状態で教室にやってきて、いろいろな種を教室の中で受け取ることから最初は始まります。それで、うまくいくと、まいた種から芽がバーンとすぐ出て、勝手に子どもが根を伸ばすっていうプロセスをたどるんです。

宝槻 例えば、戦国英雄編という授業を受けた子どもが、自分で戦国時代の武将について調べたノートを書いてみる、紙芝居を描いてみる、フィギアを作ってみる、あるいは、お城巡りをし始めるとか。

興味をもったことにハマる原体験を提供する

宝槻 自分が興味を持ったことを自分なりのやり方で探究する。これがまさに探究学習で、それを子どもがやり始めていくっていうのが次のプロセスです。だんだん自分の中で「やっぱりこれだな」というものが定まってくる子は結構います。将来、科学者になりたいとか、宇宙産業に関わりたいとか、絵を描くことで生きていこうとか。

讃井 夢中になってハマる体験をしているんですね。

宝槻 そう。でも夢や目標は変わっていくもので、小4のときに元素ってハマってた子が、中1でスポーツに夢中になって、そのあと音楽にハマって、というプロセスはすごく見受けますね。だから僕らは、明確に夢や目標をデザインするというよりは、種をまいて、原体験を提供するというほうが近いかな。

探究流インプット&アウトプットの工夫

2日間で9時間の授業はまるでオペラ!

讃井 例えば、歴史の戦国英雄編に参加しようってなったら単発講座ですか。それとも連続講座ですか。

宝槻 両方あって、教室に来て2日間で合計9時間かけて一気に学ぶパターンと、週1回60分×6コマをオンラインでやるパターンの2種類です。

讃井 リアルだと9時間も!劇団四季でも3時間弱ですよ(笑)。しかも小学生だし。

宝槻 オペラみたいな感じだよね。オペラって、結構二日とか三日に分けて、10時間見たりするんですけど、ああいう感じかもしれない。

授業でここまでやる?!

讃井 実際、リアルで二日間来たとき、宝槻さんや先生からのインプットの時間もあれば、アウトプットをする時間もあるんですか?

宝槻 ありますね。大体インプット2:アウトプット1ぐらい。三分の一は手を動かして何かやります。

宝槻 人体医療編だったら、人体の臓器をみんなで学んでいくわけですよ。心臓や肺がどういうところがすごいかとか学ぶじゃないですか。そしたら、じゃあ、臓器の名前と形を全部覚えちゃおうと。臓器かるた大会が始まって、「今から十分後にかるた大会をするから、このプリントの情報をすべてインプットせよ」と。それで、「はい、スタート!」とするわけですよ。優勝するとご褒美があるって言うと、みんな「緑色の臓器は?」「ああ、胆のう!」と必死に覚えます。

讃井 面白いですね。知識を生かして何かゲームをするんですね。

宝槻 そうそう。胆のうのカードをあんなスピードでたたく小学生は、多分いないね(笑)。

讃井 それはいないな。

アクティビティは五感をフルに使う

宝槻 あと、うんこづくりっていうのをやるの。

讃井 え!?そんなこともやるんですか?

宝槻 そう。よし、じゃあ、みんなでうんこをつくってみようと。ハンバーグとご飯とキャベツが出てきて、まず、歯で噛むところはハサミで細かくして、胃で溶かすところはミキサーでぐちゃぐちゃにする。で、それに胆汁(青汁)と膵液(しょうゆ)を加えます。

讃井 色付けですね。

宝槻 今度はそれを小腸に見立てた6mのホースの中を通していく。次の大腸は水分を取るから、おむつシートみたいなところに黄色くてぐちゃぐちゃになった食べ物の水分を吸って、最後、直腸の代わりにホイップクリームの絞り袋で出すんですよ。

讃井 ええ?あれを使うんですか(笑)。

宝槻 で、完成! なんかアホなんだけど、体の中でどうやってうんこができているかっていう一連の消化器官のプロセスを、体で味わってみるっていうね。

讃井 すごいな。子どもは好きですからね、そういうの。

宝槻 そうそう。アクティビティって呼んでます。自分が五感を使って学ぶことです。戦国なら、陣形を自分で作るアクティビティがあって、かなり大きい戦国地図をボードで渡して、その上にコマを並べて、鶴翼の陣ってこんな感じかなとか、魚鱗の陣ってこんな感じかな、というのを子どもたちが自分で組み立てる。

讃井 めっちゃ面白いし、今『キングダム』が流行っているから、やりたい子が多そう。まさに知識の学び方がすごく楽しい。「世界ふしぎ発見!」のさらに楽しい版を見てるみたいな感じです。

子どもが答えたくなるドライビングクエスチョンを用意する

讃井 最初のインプットで工夫していることは?

宝槻 ドライビングクエスチョンを用意することです。考えたくて仕方がなくなる問いっていうのをどう用意できるか、というのをインプットするときにすごく考えてます。従来の学校の授業がなぜ面白くないかというと、聞き手の都合で組み立てられていないんですよ。

讃井 ああ、なるほど。

宝槻 教え手の教師の都合で組み立てられていて、まずは足し算をやるぞ。次に引き算、次に掛け算をやって割り算をやるという。これって、もう完全に教師の都合なわけですよ。

讃井 そうですね。

宝槻 小数をやってから分数をやるのも、教えやすいから。でも映画も、聴衆が次の展開が気になるようにちゃんと作るじゃないですか。「どうなっちゃうんだろう」「このあと気になる」となる。だから聞き手の視点で授業を作ることが大事なんです。僕らは考えたくなる問い=ドライビングクエスチョンがあるかないかで全然変わると思っています。

讃井 なるほど! ドライビングクエスチョンがあると、インプットの話も、「何で?何で?」って、気になってずっと夢中になって聞いちゃいますね。

イノベーションがどう発見されたのか追体験する帰納的学習

宝槻 そう。もう一つは、イノベーションの追体験っていうのを入れていて、例えば、ニュートンがどうやって万有引力を発見したか、ケプラーが惑星の法則をどうやって導いたか、ガリレオがどうやって天動説は間違っていることを証明したかって、これはすごいイノベーションじゃないですか。でも我々は万有引力とはこういう結論だということしか学ばない。

讃井 確かに。

宝槻 だから、どうやってその理論の大発見がなされたのか、そこを追体験するんです。これを帰納的学習と呼んでます。演繹的学習の反対です。

讃井 あえてそこなんですね。

宝槻 演繹的っていうのは、まず、方程式とか理論を教える。それで、ちゃんと理論が理解できているかどうか、問題を解かせて、確認する。これが演繹的な学習手法です。一方の帰納的学習は、一個一個具体的な小さな具体を体験していって、その上で、何がそこから見えてくるかを検証して、万有引力ですねという方法です。

讃井 すごいなと思うのが、ここまでの話の中でも、徹底的に子どもたちの視点に立っていること。まさに大人の都合で教える先生じゃなく、子どもたちがいかに楽しくできるか、やりたくなる体験を用意できるかというところで考えているんですね。

教え方の常識を疑ってみる

学校では決して習わない数理科学の歴史(算数発明編より)

 

讃井 どういう思考過程でそういう手法が思いつくのですか。

宝槻 一番は、これまでの教え方の常識を疑ってみることです。例えば、算数や数学は、ああいうふうに教えているけど、本当にあれが一番ベストな教え方なのかと考えてみると、明確にノーなんです。

だから僕たちはテーマとして英語にはまだ何を手をつけてないけど、英語学習も、今言った、ドライビングクエスチョンとか帰納的というエッセンスを加えながら、もう一回、組み立て直すと、全然違う学び方のプロセスが発明できるんじゃないかなと思います。

讃井 いやあ、面白いな、確かに。

宝槻 だって、いきなり「はい、“a”と“the”の違いを説明します。そういうのは冠詞っていいます。それは形容詞とは違います」って言われても、子どもからしたら「atheの違いなんか知らねえよ。なくていいよ、そんなもの」と思うかもしれない。

讃井 そうですよね。三単現のsとか、ほんとに謎だなって、今でも思います(笑)。runでもrunsでも意味は通じるのに、そのsがついてないことで延々と×をされて、もう英語を中一で嫌いになるみたいな。

宝槻 あるある! 動詞でedが付けば、全部過去形になるのに、“have”は、have ・ has・ hadで、“come”は、come・came・comeで、不規則動詞があるから全部覚えろみたいなことは、子どもからしたら「うざっ!みたいな。全部edにしておけよ」って思うじゃない。

だから、全然納得してないわけです。納得してないところで、詰め込まれて鵜呑みにさせられる体験だから。鵜呑みにさせないっていうことをしたい。

意味や歴史を扱うと納得感がアップする

讃井 だから意味や歴史をちゃんと理解してほしいということですか。

宝槻 いや、意味や歴史をちゃんと理解させたいからやっているのではなくて、意味や歴史を扱うことで、すごく納得感があるから。化学の周期表が一番わかりやすい例なんですけど。

普通に考えて、おかしいわけですよ。いわゆる表って考えたら「何?この形」って、絶対思うわけです。でもそのことにまったく説明がないじゃない。

讃井 はい。こんなものだって、こっちも思考停止になってました。

宝槻 とりあえず、一番が水素で、二番がヘリウムで、三番がリチウム。これは覚え方があって、「水兵リーベぼくの船♪」の歌で覚えて百点取れて、よーし、よくやったってなる。でも何の納得度もないでしょう。

讃井 ないですね。ただ覚えた、それだけ。

宝槻 多分、ここまでやってるのは探究学舎ぐらいだと思うけど、メンデレーエフっていう人が周期表を作ったんですけど、彼は実際に周期表の一個一個をトランプのカードみたいにして、そのカードを並べ替えながら、どういう順序が一番エレガントかというのを探したんです。

それを引っ張ってきて、探究の「元素編」では、子どもが元素のカードを並べながら、元素の正しい順番を自分で考え、自分で表をつくってみるという体験をやるわけです。だから、自分の力で周期表を作ります。

讃井 へえ、面白い!それはイノベーションの追体験じゃないですか、まさに。

宝槻 そう。まさにそれ。だからすごい納得感があるわけです。この形にならざるを得ないなと。

讃井 勝手になるんですね、それは。

宝槻 それで「なあ、美しいだろ?」って子どもに聞くと、「美しい!」って言うわけですよ。

讃井 素敵な話です。

宝槻 そう、素敵な話なんですよ。ある数学者が言ってるんだけど、科学者とか数学者が見てる美っていうのは、見た目の美しさじゃなくて、理性で捉えることができる調和。それを彼らは美しいと呼んでいるんだけど、そこに子どもたちも触れることができる。これはすごい意味のあることだなと思います。

讃井 すごいな。まさに学習の原体験。新しいことを知れたことや、何かに気づいときの「わあ、すごい!」っていう感動は楽しい!

宝槻 そう!感動と喜びです。それが、原体験としてあるのは、すごく価値があると思うんですよね。

讃井 私自身もまさにライフイズテックで子どもたちに体験してほしいことの一つはそこです。学びって、本来、楽しいものです。新しいものを知れて、新しいものをつくって、人生の可能性が広がっていって、絶対テンションが上がることなのに、世の中の学びは真逆のイメージになっているのが、本気でおかしいと私は思っています。

学びの楽しさの原体験を届けたいという思いは、ライフイズテックと同じだと感じました。探究学舎では、さまざまな領域でこの学ぶ楽しさを実現されているのが素晴らしいですね。

「日常の中の小さなアウトプットを積み重ねてほしい」(宝槻)

讃井 探究学舎で育った子たちで、すごいアウトプットをつくっている子はどういうものをつくっているんですか。

宝槻 ああ。僕は、何気ないことも素敵なアウトプットだと思うので、世の中に出して賞賛されるものだけが子どもたちのアウトプットの素晴らしさではないと思っています。

例えば、今、「食」編という授業をやっていて、味覚の抑制効果という実験をします。苦味や酸味を甘みを使って消せるか、という実験では、レモンの酸っぱさとピーマンの苦さを、塩や砂糖で消すことはできるのかを検証するわけです。小学1、2年生の子どもたちが、実際にこうやってああやって「成功しました!」って動画を送ってくるんですけど、僕はそれも素晴らしいなと思うんだよね。日常の中で、「これをやってみたい!」「不思議に思ったからやってみた!」と。それで達成感を感じている顔をしている子どもたちが素晴らしいなと思う。

ダイナミックなアウトプットだと、探究学舎に通っている小4の男の子が「元素かるた」という商品を開発して、その子はクラウドファンディングで400万円集めていました。

讃井 すごいですね。小学生?

宝槻 小学生です。これもすごいアウトプットなんだけど、本質的には、ダイナミックな感じだけじゃなくて、日常の中の小さなアウトプットもすごくいいなと思っています。

讃井 そうですね。ライフイズテックでも、アプリをリリースして何万ダウンロードという成果もすごいことなんですけど、半径50cmの世界の身近な課題を自分で見つけて、それを解決するものをつくる子どもたちもすごくかっこいいと思う。例えば、席替えの準備が大変だから、席替えアプリをつくりましたっていう子もすごいし、めっちゃゲームが好きだから、自分でオリジナルゲームをつくったでもいいし、それぞれが思い入れがあるアイデアをちゃんと形にするところまでいけたらいいなと思っています。

 

◆中編「AI時代に幸せになる教育とは?」に続く

 

プロフィール

探究学舎・塾長
宝槻 泰伸

探究学舎代表。強烈な父親の教育から、高校中退~大検取得~京都大学進学という特異な経歴を持つ。その後、2人の弟も同じ勉強法を駆使して高校中退~大検取得~京大入学を果たす。大学卒業後、私立高校や職業訓練校での指導経験を経て、2012年に東京都三鷹市で「子どもの好奇心に火をつける」学習をテーマにした探究学舎を開校。5児の父。その活動は「情熱大陸」(毎日放送)をはじめさまざまなメディアで取り上げられている。著書に『勉強嫌いほどハマる勉強法 子どもが勝手に学びだす!!宝槻家のストーリー活用術』(PHP研究所)、『探究学舎のスゴイ授業:子どもの好奇心が止まらない! 能力よりも興味を育てる探究メソッドのすべて 元素編』(方丈社)、『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』(徳間書店)など。

https://tanqgakusha.jp/

プロフィール

ライフイズテック株式会社 取締役 最高教育戦略責任者
讃井 康智

東京大学教育学部卒業後、リンクアンドモチベーションでのコンサルタント勤務を経て、東京大学教育学研究科にて研究者として博士課程まで在籍。専門は教育政策・学習科学。学習科学の世界的権威、故三宅なほみ東大名誉教授に師事し、全国の学校や保育園での協調的・創造的な学びづくりを支援。

2010年にライフイズテックを創業。ITキャンプ・スクールには累計4万6千人以上が参加し、中高生向けIT教育サービスでは世界2位まで成長。ディズニーとコラボした「テクノロジア魔法学校」や学校向け教材「ライフイズテックレッスン」などオンライン教材も提供。

現在は各地の教育委員会の専門委員やNewsPicksのプロピッカー(教育領域)も務める。生まれも育ちも福岡という地方出身者として、首都圏と地方の「可能性の認識差」を埋めるべく全国を奔走中。

https://life-is-tech.com

 

撮影/五十嵐美弥

写真提供/探究学舎

文・構成/HugKum編集部

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