全国の鉄道ファンのお子さんを持つお父さん・お母さんに朗報が!ビジュアル百科「キッズペディア」シリーズの最新刊『鉄道のひみつ』が発売されました!我が家の筋金入りの子鉄(小2)とプチ鉄(4歳)も大喜び♡
目次
図鑑好きのその先に!深~く掘り下げてくれる「キッズペディア・アドバンス」
「キッズペディア」は、普通の図鑑ではなく、「しくみ」や「つくり」をわかりやすく解説するビジュアル百科シリーズ。さらに1テーマに絞り込んで、深く深く掘り下げているのが「キッズペディア・アドバンス」です。「図鑑好き」の先の、ものごとを広い視点で考える力を養ってくれます。
ちなみにすでに発売されている『航空機のひみつ』も子ども向けでありながらも、大人の飛行機ファンも満足できるとの声も多い1冊。
それではさっそく、出来立てほやほやのキッズペディア最新刊『鉄道のひみつ』の内容の一部をご紹介していきたいと思います。
リニアモーターカーは床に磁石があるわけではない!?
鉄道が好きな子どもたちの中でも、「電車の磁励音(モーターを制御するインバータが発するウィーンという音)に興奮しちゃう!」という技術鉄くんたちにおすすめなのが、「鉄道が走るしくみ」のページ。電車の心臓部であるVVVFインバータが、こんなに大きな拡大写真でみられます。あの有名な京急の「ドレミファインバータ」も、ここから音が出ているんですね。
モーターの中身まで見ることができるので、鉄道好きの子鉄くん以外でも、自動車好きや飛行機好きのお子さんにも楽しめる要素もたっぷりあります。
また、リニアモーターカー(超電導リニア)のページでは、車体の床と線路上に磁石があって、その反発で浮いているわけではないということにビックリしました!
電車のガタンゴトンは消える?
電車に乗ると心地よいリズムで感じる「ガタンゴトン」という音。我が家の小2子鉄は、電車に乗ると必ず連結部分に乗り込みます。車両に乗っているよりも、線路の継ぎ目をより体感できるということで、車両の連結部分に乗るのが心地よいそうです(笑)。
しかし、『鉄道のひみつ』によると、あの音が消えつつあるそう!列車や軌道への衝撃があるため、継ぎ目をなくしたロングレールが採用されてきているとのことです。
「ガタンゴトン」が無くなるのは乗り鉄くんたちには残念。今のうちに継ぎ目区間と、ロングレール区間を乗り比べておくのも楽しいですね。
鉄道の今だけじゃない!歴史もわかる
我が家の子鉄は、懐古鉄。『鉄道のひみつ』の前後見返し(表紙と裏表紙の内側)に記載されている、「鉄道の歴史」 も、他の図鑑にはない魅力だとと言います。
こんなところまで情報量がたっぷり!
各出版社から発売されている鉄道図鑑はもちろん、毎月発行されている鉄道雑誌を購読する子鉄にとって、1冊の本の中で最新の情報と歴史を見ることができるのはめちゃくちゃうれしいことなのだそう。
軽くて持ち運びやすいのもうれしいポイント
『鉄道のひみつ』は、情報量がたっぷりなのにも関わらず、意外と軽くて持ち運びやすい。車両だけでなく、線路やホームなどのしくみを知ったら、実際に見てみたくなるものです。
いつも電車を眺める鉄道スポットに持っていくもよし、好きな駅や、好きな電車に乗りながら読むのもよし!『鉄道のひみつ』を持って、いろんなところへお出かけしてみてくださいね。
10月14日は、1872年に新橋・横浜間で日本初の鉄道が開業した「鉄道の日」です!そんな記念すべき日に、鉄道が大好きなお子さんのために『鉄道のひみつ』をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。親子でたっぷり鉄分補給ができますよ。
文・構成/鬼石有紀
監修/谷藤克也|本体1800円+税
電車の心臓部VVVFインバータ、ゲージ(軌間)の違い、運転席のマスコン(マスターコントローラー)の操作まで、日本が誇る鉄道技術をわかりやすい図解や写真で徹底解説!
もちろん、リニアモーターカーやクルーズトレイン、路面電車まで、車両の魅力もたっぷり紹介します。単なる鉄道図鑑ではない、一歩先行く鉄道百科を親子でお楽しみください!