豪華な歌やダンスでどんなときでも心を明るくしてくれる「ミュージカル映画」。名作の数々の中から、『マンマ・ミーア！』や『レ・ミゼラブル』など子どもにもおすすめな作品を厳選してご紹介していきます！
いつ観ても楽しめる！名作ミュージカル
どの年代でも楽しめる名作ミュージカルは、往年のスターの若き姿を観るのも楽しいところです。名作ならではの歌、パフォーマンス、舞台装置、衣装など……、何度も再演される所以をじっくり楽しんでください。
【1】『ヘアスプレー』
おしゃれとダンスが大好きなビックサイズの女の子・トレイシー。
人種や見た目の差別、偏見などに立ち向かいながら、彼女が夢を叶えていく姿は爽快！
とにかく楽しく明るい気持ちになれるミュージカル映画です。
ジョン・トラボルタが特殊メイクで演じる巨体のママ役も必見！
【2】『マンマ・ミーア！』
２人で仲良く暮らしていたドナとソフィの母娘。
ソフィが自分の「父親候補」が3人いることを知り、自分の結婚式にドナに内緒でその３人を招待してしまい…。
エーゲ海の美しい風景を背景に、ABBAの数々の名曲とともに繰り広げられる結婚式前夜から当日までの物語は、観ているだけで幸せな気持ちになれます！
【3】『レ・ミゼラブル』
世界中で大ヒットを記録した名作ミュージカルをヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらの豪華キャストで映画化した、２時間半の長編大作です。
ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞したヒュー・ジャックマン、アカデミー賞で助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイはじめ、出演者の抜群の演技や歌唱力が圧巻です！
【4】『ドリームガールズ』
伝説的な黒人女性グループ「スプリームス」をモデルとした名作。
音楽での成功を夢見るエフィー、ローレル、ディーナの３人の挫折や成功などの人間ドラマが名曲とともに描かれます。
ビヨンセ率いるコーラスガールたちの歌声とパフォーマンスが素晴らしい作品です！
【5】『ラ・ラ・ランド』
カフェで働きながら女優を目指すミアと、売れないジャズピアニストのセバスチャンのラブストーリー。
ジャズやミュージカルの美しい調和に加え、過去のミュージカル名作へのオマージュが盛り込まれているところも見どころです。
ゴールデングローブ賞で7部門、アカデミー賞で6部門など受賞多数！
一度はチェックしておきたい作品ですね。
【6】『オペラ座の怪人』
世界中で上演されている作曲家アンドリュー・ロイド＝ウェバーの同名ミュージカルを映画化。
19世紀パリのオペラ座を舞台に、オペラ座に住む謎の男・オペラ座の怪人と彼に見初められた歌姫・クリィステンの美しくも悲しい愛の物語です。
オペラ座の美術や衣装などの豪華な舞台装置が壮観で、思わずその世界観に没頭してしまいます。
子どもと観たい！ミュージカル映画
子どもと一緒なら、ストーリーが有名な作品がおすすめ。作品によってタイプが全く違うので、予め説明して、お子さん自身に選んでもらうのがおすすめです。
【7】『美女と野獣』
ディズニーランドにも新エリアが誕生して、改めて注目されている「美女と野獣」。
誰もが知るディズニーアニメの名作を、より豪華に美しく実写化したのがこちらの作品。
エマ・ワトソン演じる優しくも強いヒロイン・ベルは、魅力たっぷり。
ディズニーランドに訪れる前に観れば、お子さんのテンションもきっと上がりますよ！
【8】『オズの魔法使い』
竜巻に巻き上げられた少女・ドロシーが辿り着いた夢の国「オズ」。
彼女は故郷のカンザスに帰るため、臆病者のライオンや知恵のないかかし、そして心のないブリキ男と共に、魔女が住むという「エルドラド・シティ」を目指します。
学芸会などで子どもたちが演じることも多いこのストーリー。
ぜひ映画でも楽しんでみてください！
【9】『サウンド・オブ・ミュージック』
ミュージカル映画の不朽の名作。
妻を亡くし、心の傷を抱えるトラップ大佐とその子供たちに、修道女失格を言い渡されたマリアが家庭教師として寄り添う、家族の愛と成長を描いた物語です。
「ドレミの歌」「わたしのお気に入り」など、子どもも口ずさみたくなるような名曲が散りばめられており、小さなお子さんでも意外に飽きずに楽しめます！
【10】『アニー』
ブロードウェイの名作ミュージカル「アニー」を、舞台を現代のニューヨークに移して映画化。
孤児のアニーがひょんなきっかけでＮＹ市長に出馬中のスタックスと出会い、スタックスはアニーを選挙に利用するため、アニーは両親を探すために一緒に暮らし始めますが…。
どんなつらいときでも明日を信じようとする希望の歌「Tomorrow」をはじめとした名曲の数々に、大人も子どもも元気をもらえるはず！
おわりに
ミュージカル映画は、歌・ダンス・ストーリーが一気に楽しめるので、映画館の大画面で観ると満足感がありますよね！話の筋をきちんと理解できなくても、適度に歌とダンスが入るので、意外と子どもも楽しめるのもうれしいポイント。秋の夜長にお子さんと一緒に鑑賞してみてはいかがでしょうか？
文・構成／HugKum編集部