おしゃれに目覚めた女子小学生は全員読むべし!【JSのカリスマスタイリスト直伝】おしゃれの参考書がすごい!

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今までは私が買い与えたものを喜んで身に付けていた我が家の長女。小学4年生になってから服に対する興味や自分の好みがムクムクと湧いてきたようで、誕生日プレゼントも「服やバッグを買いに行きたい!」と買い物をリクエストしてきました。

そんな娘が今夢中になって読んでいる本があります。それが『12歳のスタイルブック』。まるで参考書を読み込む受験生かのようにページの隅から隅まで熟読しては、身に付けたおしゃれの知識を私に嬉しそうに教えてくれます。

「自分らしさ」を見付けるきっかけになる、ワクワクが詰まったおしゃれのレクチャーブック

この本を手がけたのは、数々のジュニアファッション誌でスタイリングを手掛けている服部裕子さん。「12歳」という繊細な年頃のリトル・レディに贈るおしゃれの教科書です。もちろん教科書といっても堅苦しいものではなく、キュートなイラストと共にわかりやすい文章でまとめられていて、小学生~中学生、さらには大人が読んでも「なるほど~」と感心し、楽しめる内容になっています。

トレンドに偏りすぎることなく、いつの時代でも参考にできるおしゃれの知識がぎゅっと詰め込まれているので、「子どもがおしゃれに興味を持ちだしたけどさっぱりわからない…」と悩んでいるママ・パパさんにもおすすめです。

冒頭部分の文章を読んで、おしゃれに目覚めたてでワクワクしていた子どもの頃の気持ちを思い出し、何だか胸がジーンとして恥ずかしながら泣きそうになってしまいました。そういう大人への入り口に立っている女の子に、こんな風に寄り添ってくれる本があるんだなぁ…と。

親の立場でこの本の素敵だと思ったポイントは、おしゃれに限ったことではなく、生きていくうえで子どもに大事にしてほしいと親が感じていることも随所随所に散りばめられていること。この本を通して自分らしくあることの大切さや新しい世界へ飛び込んでいくことの素晴らしさなど、子どもが何かを感じてくれたらいいな、とつい期待してしまう内容です。

コーデやヘアアレンジだけでなく、美しい姿勢や表情のレッスンページも!

中身は内容盛りだくさん。服を選ぶ時のアドバイスなどの基礎編から色の合わせ方について、素材の解説、小物の名称やコーデへの取り入れ方などなど、とにかく情報がてんこ盛りなんです。年齢関係なくためになる知識ばかりなので、大人の私が読んでも本当に面白い!娘の居ない間に軽い気持ちでページを開いたのに、気付いたら読破していました。

美しい歩き方や表情についてのページも!

親として子どもに真っ先に伝えたい、『外見だけでなく心の「きれい」を磨くことの大切さ』についても書かれていて、その言葉がとても心に響きます。

親子のコミュニケーションのツールとしても◎!

我が家の娘は今年10歳ですが、もうすでに反抗期に突入し母子で衝突してばかり。普段は仲が良いものの、直してほしいところを注意すると「わかってる!」、「今やろうと思ってた!」とイライラ口調で返される…毎日その繰り返しです。

そんな娘と最近盛り上がったのが、色んなテイストのかわいいコーデが載っているスタイル・コレクションのページ。「お互いが1番かわいいと思うコーディネートを、せーので指さす」という遊びをしたのですが、2人で顔を寄せ合って同じページを眺めながら、ああでもないこうでもないとお互いの意見を交わすのがとても楽しくて。学校から帰って来ても習い事や宿題で毎日忙しい現代の小学生。娘とのコミュニケーションの時間が自然と減っていたので、とても貴重な時間でした。

娘はこのスポーティなコーデが1番のお気に入りなのだそう。知らなかった娘の好みや意外な一面も知ることができました。

服であれ何であれ、子どもが興味を持ったことや「好き」の気持ちは育ててあげたいものですよね。

『おしゃれ』という年頃女子が興味を持ちやすい話題を入口に、素敵な大人になるための大切なことまでさりげなく教えてくれる『12歳のスタイルブック』。贈り物にも最適です。

12歳のスタイルブック はじめてのおしゃれレッスン

おしゃれがわかると、わたしが変わる。だれにでも、すぐできる、すてきな自分になる方法★
女子小学生人気No.1おしゃれ雑誌の人気スタイリストを著者にむかえた、子どものためのスタイルブック。豪華なイラストと等身大のスタイリングで、コーディネートの基礎とおしゃれのコツをわかりやすく教えます。少女たちが、これから自由に、自分のスタイルを発見し続けていくための基本の1冊です。

服部裕子 (著), サトウユカ(絵) (著)

文・構成/鈴木美奈子

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