お子さんの送り迎えやお買い物などに自転車をお使いの方は多いと思います。お子さんを乗せたり、荷物をつけたりすると重さでこぐのもひと苦労ですよね。そこで気になるのが電動自転車・電動アシスト自転車。ちょっと高いけど、「うちも電動自転車にしようかな」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、小学館の子ども向け雑誌『幼稚園』の読者のママ・パパに、電動自転車・電動アシスト自転車について、アンケート調査してみました!
◆アンケートを実施したのは・・・
テレビや絵本のキャラクターといっしょに、思いきり遊んで学べる 『幼稚園』。心も体も頭もいままで以上に成長する4・5・6歳。あれもやりたい、これも知りたい、大きくふくらむ好奇心や感じる心を育てていく企画が満載の子ども向け雑誌です。
電動自転車・電動アシスト自転車 TOP5発表!
今回の調査では、小学館の子ども向け雑誌『幼稚園』1月号の読者の保護者498人に、はがきとwebでアンケートを実施。質問内容は「電動自転車・電動アシスト自転車をお持ちですか」「はい と答えた方は、お持ちのメーカー・商品名を教えてください」というものです。
電動自転車・電動アシスト自転車をお持ちの方は、全体の約24%の118名でした。まだまだ利用されている方は少数派ですね。
その118名のみなさんに選んでいただいた電動自転車・電動アシスト自転車で、回答の多かったものをご紹介します。
5位 アンジェリーノ(ブリヂストン)
第5位はブリヂストンのアンジェリーノです。残念ながら、現在このシリーズの新製品は製造されていないようです。インターネットで検索すると中古品が販売されていることがわかりました。
4位 HYDEE-II(ブリヂストン)
第4位は、ブリヂストンサイクル株式会社のHYDEE-II[ハイディー ツー]。パパも乗れるスタイリッシュなデザインです。雑誌「VERY」(光文社)とのコラボレーションだそうです。3人乗りにも対応。前にもチャイルドシートを取り付けることができます。
3位 bikkeシリーズ (ブリヂストン)
第3位のbikke[ビッケ]シリーズは、乗るときにまたぎやすい「モブdd」、パパ、ママが共有しやすい「グリdd」、安全性に重点をおいた「ポーラーe」の3タイプがあります。走りながら自動充電ができるそうですよ。
2位 PASシリーズ(ヤマハ)
第2位はヤマハ発動機株式会社のPAS[パス]シリーズ。世界で初めての電動アシスト自転車がヤマハのPASです。2位になっている理由のひとつかもしれませんね。現在、お子さんを乗せられるタイプは「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un 」「PAS Crew」の3つです。
1位 Gyuttoシリーズ(パナソニック)
そして第1位は、パナソニック株式会社のGyutto[ギュット]シリーズです。前乗せタイプの「ギュット・クルーム」と後ろ乗せタイプの「ギュット・クルームR」「ギュット・アニーズ」の3タイプがあります。装備するアクセサリーが充実しているのも人気のひみつかもしれません。
その他の回答から
以上、ベスト5をご紹介しましたが、その他も多くの車種が回答として挙がってきました。
まずはブリヂストンサイクル株式会社のアシスタとアシスタシティリチウムです。
アシスタは買い物向けのタイプもありますが、アシスタCはお子さんを乗せられるスタンダードタイプとして販売されています。
なお、アシスタシティリチウムは現在、販売されていないようです。こちらは買い物向けのようですね。
もう一つは120年の歴史をもつ老舗ブランド丸石サイクルのふらっか〜ず。子ども乗せ自転車のシリーズで、電動アシスト自転車は「ふらっか~ずシュシュアシスト」「ふらっか~ずココッティアシスト」の2つのタイプがあります。
それぞれにいろいろなタイプがあって目移りしてしまいますね。ご購入の際には、どの車種がご自分に合うか、店頭でのアドバイスなども参考しながら選んでください。
電動アシスト自転車を安全に利用して
最後に、自転車の安全利用促進委員会の電動アシスト自転車の乗り方の動画をご紹介いたしますね。
また、HugKumでは、子ども乗せ自転車の安全ルールを取り上げた特集もありますので、そちらもぜひご覧ください。正しく安全に乗って、電動自転車のメリットを育児に役立てたいですね。
構成・文/室 敦子