子どものおもちゃを手作りしてみませんか?おもちゃを作っている時間は、子どものことを想う時間。その想いは、おもちゃを使う子どもにも伝わることでしょう。
ここでは、子どもたちが夢中になるおもちゃ、これからの季節にピッタリなぬくもりのある布おもちゃなど、簡単手作りおもちゃを紹介します。
簡単に作れてよく回る カラフルこま
回転の軸足にボタンを使うことで、重心が低く安定した形になります。また、太く握りやすい持ち手もポイントです。ドアノブや蛇口もハンドル式が多くなり、日常生活のなかで手首を「ひねる」「回す」「ねじる」という動作が減っています。遊びのなかで楽しく体験したいですね。
材料
・丸く切ったダンボール(直径15㎝の円)
・トイレットペーパーの芯(長さを半分に切る)
・足つきボタン(または大きめのビーズ)
・布
・2つ穴のボタン(補強用)
作り方
1 丸く切ったダンボールの中心に、ボタンを縫いつける。このとき、イラストのように足つきボタンと、2つ穴ボタンでダンボールをはさむようにする。
2 半分に切ったトイレットペーパーの芯の片側に切り込みを入れ、折って開き、ダンボールの中心に貼る。
3 手芸用(または木工用)の接着剤で布を貼って仕上げると、きれいで丈夫になる。
記事監修
ゆっこせんせい|布おもちゃ作家
布おもちゃ作家。布育普及協会代表。保育園に約12年勤務したのち、保育者の目線と育児経験をもとに、オリジナルの布おもちゃを製作。手作りキットのお店「ゆっこ・とい」を立ち上げ、保育者を対象にした「保育セミナー」や子育て中のお母さん、お父さんを対象にした「布おもちゃ講座」で講師として活躍している。布育普及協会