カンタンで手軽にできる布おもちゃを、手作りしてみませんか?
日々、慌ただしい子育てのなかで、おもちゃを手作りするゆっくりした時間は、子どもたちの発達や友達とのかかわりなど、日ごろの生活を振り返るきっかけになります。おもちゃへの愛着が、子どもへの声かけやかかわりを生み、お母さん楽しく一緒にあそぶ場面が増えていきます。また、布おもちゃを通して温かいやりとりを交わすことで、子どもたちの心身の発達も促されますよ。
会話が広がるハンドタオルの動物パペット
指人形は、子どもたちの大好きなおもちゃのひとつ。ハンドタオルに切り込みを入れて、顔をつけるだけの簡単パペットを作ってみましょう。パパやママが手にはめて、子どもたちとの会話を楽しんだり、小さな子でも、指を入れて楽しくあそぶことができます。自然と言葉が出てきて、会話が広がるおもちゃです。
材料
・ハンドタオル
・フェルト
作り方
1 フェルト2枚を動物の形に切り、顔を刺繍する。
2 首の部分を幅6㎝くらい残して、2枚を縫い合わせる。
3 ハンドタオルを三角に折り、中心に6㎝切り込みを入れる。
4 顔とハンドタオルの切り込み部分を重ねて縫う。
5 腕と体の境目を作るように縫い目を入れる。
記事監修
布おもちゃ作家。布育普及協会代表。保育園に約12年勤務したのち、保育者の目線と育児経験をもとに、オリジナルの布おもちゃを製作。手作りキットのお店「ゆっこ・とい」を立ち上げ、保育者を対象にした「保育セミナー」や子育て中のお母さん、お父さんを対象にした「布おもちゃ講座」で講師として活躍している。布育普及協会
出典/0.1.2歳児の保育 文/田辺泰彦(アスク・ミュージック) 撮影/茶山 浩 イラスト/星野はるか 撮影協力/小学館アカデミーひきふね駅前保育園