今年もコロナ禍の夏休みでうんざり・・・家庭学習と親子のコミュニケーションに悩んでます

月刊誌『小学一年生』に寄せられたパパママからのお悩みに、専門家の先生が答える「小一・子育て相談室」。今回は、今年もコロナ禍となった夏休み、家庭学習や親子のコミュニケーションを楽しく盛り上げるコツについて伺いました。

Q:コロナ禍での夏休みを楽しくすごしたいです。

 小学生になって初めての夏休みなのに、今年もコロナ禍で帰省や旅行を控えることにしたため、予定がまったくありません。子どもと1日をどのように過ごしたらよいのか見当もつきません。
また、夏休みの宿題として、ドリルやアサガオの観察、自由研究などが出るようなのですが、できれば楽しんでやってもらいたいなと思っています。親子で楽しく夏休みを過ごすための、よいアイデアがあれば教えてください。(K・Kさん)

A:料理や工作など、親子で一緒にどんどん作りましょう。

今年の夏休みもコロナ禍は収束しそうにありませんね。けれど、コロナ禍だから「何もできない」わけではありませんよね。ここはポジティブにとらえ、コロナ禍でも「できること」をどんどん楽しむ夏休みにしませんか?

コロナ禍ですから、お家で楽しめることをメインに考えましょう。私のおすすめは、「作ること」です。料理でも工作でも、なんでも構いません。子どもはお家の人と一緒に何かをするのが大好きです。出かけなくても、十分楽しんでくれるはずですよ。

料理なら、ホットケーキやクッキーを焼いたり、お好み焼きをしたり。包丁の使い方や計量の仕方など、料理を通して教えることができますね。

工作なら身の回りで手に入るものを使って作るのがおすすめです。段ボールでお家を作ったり、迷路を作ったり。図鑑の絵を写してお気に入りの動物だけをまとめたオリジナル図鑑を作ってもいいですよね。作品は自由研究にすれば一石二鳥です。

それから、インターネットを使うのもおすすめです。旅行したい場所の観光や名物を調べるだけでワクワクしますよ。また、水族館や動物園などの動画を一緒に見てもいいですよね。調べたことや見たことをまとめれば、これも自由研究になります。

親子で取り組めるのは低学年までです。高学年になると、「友だちとやる」なんて言い出しますから!  たくさんの思い出を作りましょう。

Q:子どもが意欲的に学べるようにするには?

 文字や数に興味を持ってもらいたくて、一緒にドリルをしていますが、なかなかうまく進められません。どのようにしたら、子どもが楽しく文字や数に興味をもってくれるでしょうか。
また、子どもが喜んで意欲的に知識を増やしていけるように、親としてどのように関わっていけばよいでしょう。(A・Mさん)

A:工夫次第で遊びを通して学習できますよ!

 子どもと一緒に勉強に取り組む、その姿勢は素晴らしいと思います。けれど、お子さんの気が向かないのであれば、ドリルにこだわる必要はありません。工夫次第で、遊びながら学習できる方法もありますよ。

数字を楽しく覚えさせるには、トランプがおすすめです。例えば、数字を合わせる「神経衰弱」なら、最初はカードを減らして、子どもが勝てるように工夫しましょう。自分が勝てば「またやりたい」となりますよね。そして、1位が8点、2位が5点、3位が3点などと得点を決めて何度か行います。子どもは勝敗を知りたいから真剣に計算するので、たし算が身につきます。

文字を覚えさせるには、子どもの好きなものが一番。例えば、恐竜が好きな子なら恐竜の図鑑、乗り物が好きな子は乗り物の図鑑でカタカナを覚えることができますよ。

とはいえ、宿題のドリルは、何とかやらせなくてはいけませんよね。そんなときは「ママやパパも子どものころやったけど、大変だよね」などと、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。そして「でも宿題だからしょうがないよね。終わったら、一緒にトランプやゲームで遊ぼうよ。だから、あと少しがんばろうか」などと、終わった後の楽しみを作りましょう。

それから、子どもによっては、親に「ここ違うよ」「はみ出しているよ」などと注意されたら「お母さん(お父さん)に怒られた」と思ってしまうことがあります。「しっかり勉強させなければ」と思う親の必死さが子どもには怖く感じてしまうようです。「あれ、そこ、それでいいのかな」「うーん、なにかほかの方法があるかも?」などと、自分で間違いに気づけるよう、子どもと同じ目線まで下りて伝えることが大切です。

\私がお答えしました/

一般社団法人日本ぺたほめアカデミー協会理事長 ・日本心理学会認定心理士
藤田 敦子 先生

ほめて認める独自の「ぺたほめ®子育て術」を提唱し、テレビ出演・出版・講演などで大活躍の子育てアドバイザー。「ぺたほめ®子育て術」によって成長した二人の息子は、最難関大学・京都府立医科大学医学部医学科に現役合格。著書に『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』(講談社)。藤田敦子オフィシャルブログ https://ameblo.jp/petahome/

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

『小学一年生』2021年8月号 別冊『HugKum』 イラスト/やまのうち直子 構成/天辰陽子

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