秋の七草とは
皆さんは「秋の七草」を知っていますか? お正月に七草粥に入れて食べる「春の七草」は有名ですが、秋にも七草があるのです。
秋の七草の起源
秋の七草の起源は『万葉集』にさかのぼります。『万葉集』は、奈良時代に作られたとされる、日本で最古の歌集です。その中で、山上憶良という歌人の歌に「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花」というものがあり、続いて七種の草花の名が詠われています。
秋の夜を楽しもう
空気が澄んだ秋の夜の月は、美しいものです。月の表面の陰影が何に見えるか子どもと一緒に想像してみるのもいいですね。
秋の七草やだんご、季節の果物などを用意して、家族でゆっくり月見を楽しんでみませんか。
写真は、お月見の日のおうちの様子です。
①のカゴに入っているものは、クリ、ブドウ、カキ、サツマイモと旬が秋の食べ物です。
②は、月見だんごです。
花瓶に入っているものは、③ススキ④キキョウ⑤オミナエシで、どれも秋の七草です。
⑥の虫かごに入っているのは、スズムシです。
クイズ!
ここで、秋の七草に関するクイズです。分かるかな?
Q1.秋の七草は、食べられる草花でしょうか?
Q2.秋の七草の一つ、ススキの別名は何でしょうか?
お月見に欠かせないススキには別名があります。何というでしょうか。