くせがなく食べやすいので、離乳食期だけでなく、ずっと子供に人気です。鮭のおいしいこの季節、いろいろなメニューに使ってみてくださいね。
離乳食の鮭はいつから食べてOK?
鮭は白身魚と比べて脂肪分が多いので、2回食になる中期から茹でて脂肪分を取り除いてから使います。 タンパク質、ビタミンÐビタミンB群などを含む栄養価の高い食材で、色合いもきれいなので食欲もUPします。
鮭を与えるときの注意点
鮭でも塩鮭やトロサーモンなど塩分や脂肪の多いものは離乳食では避け、生鮭を湯通ししてから使いましょう。 アレルギーの可能性を考慮し、はじめて食べさせるときは、一口だけにするなどの考慮が必要です。
鮭の下処理や調理方法
下処理について
調理の前に一度色が変わるまで茹で、余分な油分を取り除いておきましょう。骨と皮を取り除いたら、生鮭の入った器に大さじ1の水を加えて、ラップをして40秒ほどレンジにかけて火を通します。
保存法について
下茹でしたものは、フォークなどでほぐしてフレーク状にして、食べきれる分量ごとにフリージングするのがおすすめです。
<離乳食中期のレシピ> 鮭と枝豆のおかゆ
味わい、食感を楽しみながらたくさん食べてほしいですね。
作り方
1. 生鮭に大さじ1の水を振り、ラップをかけてレンジで1分間加熱後、細かくほぐします。
2.枝豆にラップをして1分間レンジで加熱後、細かく刻みます。
3. 5倍がゆに1.2を混ぜ合わせて、青のりをまぶします。
器に盛り付け、できあがり。
鮭にはうまみがあるので、淡泊なおかゆやイモ類と混ぜるのもおすすめです。
<離乳食後期のレシピ> 鮭とほうれん草のグラタン
後期には徐々に食べ応えのあるものを。相性の良いホワイトソースは覚えておくと、ホワイトシチューやスープに応用もできます。
材料(1食分)
鮭 15g
じゃがいも 20g
あく抜きしたほうれん草 15g
作り方
1. 鮭、スライスしたじゃがいも、あく抜きしたほうれん草を容器に入れ、ラップをしてレンジで1分加熱しておきます。
2. 耐熱皿に1を並べ、ホワイトソースをかけ、粉チーズを振りかけて、オーブントースターで焼き色がついたらできあがり。
<ホワイトソースの作り方>
1. 小麦粉(小さじ1)、バター(少々)を練り、ラップをかけて20秒加熱します。
1. 水(大さじ1)と1を混ぜ合わせて、牛乳(大さじ1)を少しずつ加えながら30秒レンジで加熱。
2. さらに混ぜて、レンジで30秒加熱したらできあがり。
記事監修
病院内にて妊産婦・乳幼児の栄養指導に従事。東京・小金井市のもぐもぐ子ども調理室にてレシピ監修、講義サポート、離乳食・幼児食講座を担当。
構成/HugKum編集部 写真/田中麻衣
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