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7月に生まれた赤ちゃんの名前ランキング
まずは、ベビーカレンダーが発表した2021年7月生まれの赤ちゃん名付けランキングを見てみましょう。
女の子
1位 陽菜
2位 葵
3位 凛
3位 澪
5位 紬
6位 結菜
7位 詩
7位 陽菜
9位 彩葉
10位 芽依
10位 心結
男の子
1位 蓮
2位 陽翔
3位 樹
4位 蒼大
5位 蒼
5位 朝陽
7位 碧
7位 湊
9位 大和
10位 朔
10位 湊斗
調査出典:株式会社ベビーカレンダー ニュースリリース(PR TIMES)
調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)
調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)
7月生まれの子の名付けはここがポイント!
7月生まれの子どもには、7月にまつわるあらゆる事柄にちなんで名前を考えてみましょう。たとえば7月の和名、季語、誕生石。7月に咲く花や7月の気候に使われる言葉も、名付けに使えるものがあります。
詳しい名付け例を次から見ていきましょう。
7月の和名にちなんだ名前
7月の和名は「文月(ふみづき)」。古くは、7月に紙や書物を開いて干す慣習があったこと、また短冊に願いごとを書く七夕が和名の由来であるとされています。
女の子
・文乃(あやの)
「乃」は女の子の名前の止め字として人気の漢字です。しなやかな美しさを願って用いられます。
・文子(あやこ)
幅広い世代に好まれる「子」の付いた名前は、年齢を問わず親しまれる名前に。
・文夏(あやか)
「文月」にちなんだ「文」に、「夏」を重ねても良いでしょう。知的で爽やかなイメージになりますよ。
・文(ふみ、あや)
1文字の名前は近年人気な傾向にあります。呼びやすく親しみやすい「文」もまた、誰からも好かれる名前に。
・芙文(ふみ)
名前では美しさを願って用いられる「芙」。知的なイメージもある「文」と組み合わせれば、才色兼備な印象の名前に。
男の子
・明文(あきふみ)
名付けでは「明」るい性格や、視界の「明」るさ、長じて物事の見通しの「明」るさといった意味を持つ「明」。聡明な人になることを願って。
・寛文(ひろふみ)
心の広さ、おおらかさを願って用いられる「寛」。おだやかで知的な人に。
・基文(もとふみ)
「基本」「基礎」でもおなじみの「基」。名前では、堅実さや頼れる存在といったイメージで用いられます。
賢く、着実に努力できる人に。
7月の季語にちなんだ名前
7月の季語で代表的なのは「夕顔」「麻」「羅」など。季語にちなんだ名前にはどんなものがあるのでしょうか。
女の子
・麻禾(あさか)
丈夫でしなやかな「麻」と、植物の実りをあらわす「禾」。健康や、実り豊かな人生を願って。
・麻美(あさみ)
心身の美しさを願って用いられる「美」。「麻」のようなしなやかな美しさを願って。
・夕乃(ゆの)
美しい夏の夕暮れをイメージして。ミステリアスで、人を惹き付ける魅力を持った人に。
男の子
・夕夏(ゆうか、ゆうが)
夏の夕暮れどきは、暑さが和らぎホッとする時間。風情ある日本の夏の夕方をイメージした名前に。
・夕樹(はると)
空に向かって真っすぐ枝を伸ばす「樹」は、健康や可能性をイメージして名前に用いられます。
・衣羅(いら)
名付けでは包容力ややさしさをイメージして用いられる「衣」。「羅」もまた、薄くしなやかな布を指します。美しい布のようなしなやかさ、強さを願って。
7月に旬を迎える花にちなんだ名前
7月が旬の花も見ていきましょう。代表的なものには、向日葵(ひまわり)、百日紅(さるすべり)、蓮の花などがあります。
女の子
・向日葵(ひまわり)
夏のアイコニックな存在である「向日葵」。常に太陽を向くその性質から、名前でも常に希望を忘れない前向きさを願うことができます。
・紅子(べにこ)
日本の伝統的な色「紅」。古風で華やかな名前を探している人におすすめの名前です。
・夏蓮(かれん)
「蓮」単体でも人気の漢字ですが、「夏」と組み合わせることで爽やかでエネルギッシュな印象に。
男の子
・明蓮(あれん)
「蓮」の花のような気高さと、物事の本質を見据える賢さを願って。
・和百(かずと)
おだやかでやさしい印象の「和」。たくさんの数を意味する「百」。たくさんの人の「和」に恵まれますようにと願って。
7月の誕生石にちなんだ名前
7月の誕生石はルビー。和名は紅玉です。この漢字にちなんだ名前も見ていきましょう。
女の子
・紅厘(あかり)
ごくわずかな量をあらわす単位「厘」。名前では、コツコツと積み重ねられる努力や、細やかな感受性を願って用いられます。
・芙紅(ふく)
美しく華やかなイメージに。字面の美しさや古風な読み方も魅力の名前です。
男の子
・紅壱(こういち)
漢数字の「一」と同義の「壱」ですが、画数や字面はかなり異なります。好みや姓名判断などで選んでみてください。
・里紅(りく)
のんびりとした田舎の風景がイメージされる「里」。心身の美しさや、のびのびと育つことを願って。
7月の気候を感じる漢字を使った名前
7月の気候を感じさせるのは「雨」「炎」など。台風や梅雨、気温の高さをイメージさせる漢字ですね。
女の子
・美雨(みう)
大地にうるおいをもたらし、草木を育てる「雨」。晴れの日も美しいですが、雨の風景もまた人を惹き付ける美しさがあります。慈愛に満ちた人に。心身の美しさを願って。
・雨依(うい)
「頼る」「従う」といった意味を持つ「依」。名前では人に寄り添い助けるやさしさを願って用いられます。大地にやさしく降り注ぐ雨のように、与えられる人になりますようにという願いを込めて。
男の子
・優雨(ゆう)
日常でもおなじみの「優」。恵みに満ちた雨のように、やさしい心を持った人になってほしいという願いを込めて。
・炎(ほむら)
1文字でもインパクトの強い「炎」。火のようなエネルギーを感じさせる名前に。何事にも情熱を持って取り組める人になることを願って。
参考:赤ちゃん命名ガイド
赤ちゃんの名付けのポイント・注意点
最後に、赤ちゃんの名前を考えるときのポイントや注意点をご紹介します。
名前の響き・名前の意味
実際に声に出して呼び合うことも多い名前は、響きも大切です。字面や意味だけでなく音にも着目し、響きが名字とつなげても違和感を感じないかどうか、一度チェックしましょう。
また、漢字の意味は違っても、響きがネガティブな物事を連想させるようなら、ほかの読み方や漢字を探すのがおすすめです。
姓名判断
日本では古くから、名前の字画からその人の性格や運命を占う姓名判断がさかんに行われてきました。神経質になる必要はありませんが、ほかの漢字や名前候補を迷っている場合は判断材料として調べてみても良いでしょう。
Webサイトで手軽にできるものから、お寺や神社で行う本格的なものまであるので、自分に合った方法を選んでみてください。
7月にちなんだ名前を付けよう!
この記事では、さまざまな視点から7月にちなんだ名前を紹介しました。
本格的な夏に移り変わる7月は、エネルギーにあふれた季節。7月に生まれたお子さんにはぜひ、さまざまな角度から7月にちなむ名前を考えてみてはいかがでしょうか。
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文・構成/HugKum編集部