子どものお小遣いはいつから、いくらあげる?使い道や渡し方別のメリットとは

民法の改正により、2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられます。それに伴い、18歳になるとクレジットカードの作成やローン決済などといった契約が保護者の同意なしでできるように。そのためにも、小さい頃からお金の管理能力をつけておくことが重要となります。 そんな中、家庭での「お小遣い制度」は、日々の暮らしの中で子供がお金について楽しく学べる方法のひとつであります。子供の年齢が上がるにつれ、周りの友達がお小遣いをもらっていることを耳にすることが多くなり、我が家でもお小遣い制度を導入すべきなのか悩んでいるママパパも少なくないようです。 では、実際に子供にお小遣いをあげ始めた年齢や年代別の相場はいくらぐらいなのでしょうか。HugKum読者のママパパに今どきのお小遣い事情を調査し、子供たちのお小遣いの使いみちについても教えてもらいました!

子どものお小遣いはいつから?

実際にお小遣い制度を導入している家庭はどれくらい?いつからお小遣いをあげ始めたの?3~12歳のお子さんをお持ちのHugKum読者のママパパに子どものお小遣いについて調査しました。

Q.お子さんのお小遣いはいつからあげていますか?

わずかな差はあるものの、お小遣いをあげている家庭が半数以上の結果に。お小遣いをあげ始めた子供の年齢には各家庭でばらつきがあるなか、小学低学年(24.2%)→未就学(13.3%)→小学高学年(11.7%)、小学中学年(7.5%)という順で多いようです。今回のアンケート結果からは、約40%の家庭がお小遣いをあげていないことも判明しました。

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子どものお小遣いの渡し方

お小遣いを渡すのは定期的?お小遣いをあげているご家庭では、どのタイミングで子どもにお小遣いを渡しているのでしょうか。

Q.お子さんへのお小遣いの渡し方をお聞かせください。

1番多かった回答は、お小遣いを「月に1回(45.6%)あげる」で、定期的にお小遣いを渡している家庭が多いようです。続いて、「必要な時にお小遣いをあげる」との回答が35.3%を占めました。「報酬制(7.3%)」というご家庭もあるようで、各家庭でお子さんに合った方法を工夫しているようですね。

月に1回

お金の管理や計画性を養うために、月に1回、定期的にお小遣いをあげているといったご家庭が多いよう。○○円のおもちゃが買いたいから、今月と来月はお小遣いを貯めておこう!などといった考えも自然と身につき、お金の管理を自らできるようになることも。お小遣い帳などを使ってお金の収支を記録しておくと子供もお金の管理がしやすくなり、計画性が身につくのでおすすめだそう。

「自分で金銭の管理が出来るようになってほしいので渡している」(40代・東京都・子ども1人)
「都度より月一のほうが計画性が身に付く」(40代・東京都・子ども2人)

必要な時に都度

お金の管理が苦手なお子さんは、毎月のお小遣いを無駄に使ってしまう場合もあるようです。必要な時にその都度お小遣いを渡すようにして、子供が何にお金をつかっているかきちんと把握できるようにしているご家庭もあるようです。

「友達付き合いを円滑にするため、適当額を覚えさせるためにも、必要額を渡すようにしている。」(50代・大阪府・子ども2人)
「毎月あげると不要なものを買ったりするが、必要な時にしかお金をあげなければ無駄遣いが少ないから」(30代・東京都・子ども1人)

報酬制

お手伝いをしたらお小遣いがもらえるようにしているというご家庭もちらほら。大人と同様に、お金はがんばって働いた分だけもらえるということを学び、お金を稼ぐことの大変さや価値が実感できるというメリットもあるようです。学校のテストでいい点をとったらお小遣いをあげているご家庭もあるようで、子供のモチベーションにつながっているという体験談も教えてもらいました。

「学校のテストで100点を取る毎に100円を渡しています。 本人のモチベーションになっているようです。」(40代・大阪府・子ども1人)
「お金が必要ならお手伝いをして貯めなさいといいきかせている。 頑張ってお手伝いするようになった」(30代・岡山県・子ども3人)

子どものお小遣いの平均金額

では、どれぐらいの金額をお小遣いとしてあげているのでしょうか。子供にあげている1ヶ月当たりの金額を教えてもらいました!

Q.お子様にあげているお小遣いの1か月あたりの金額をお聞かせください。

お小遣いの全体的の月平均額は、「1000円」が1番多いようですが、やはり子どもの年齢によって大きな差がみられるようです。未就学児の場合、ほとんどのケースが「100~500円」にとどまり、なかでも「100円」が1番多いよう。小学低学年では「300円」が1番多く、「100~1000円」という金額の幅に。小学中学年および高学年では「300~2000円」と金額の幅が広がりますが、小学中学年には「300円」、高学年では「1000円」をあげている場合がそれぞれ1番多い結果に。年齢が上がるにつれ、お小遣いの月平均額が徐々に高くなっている傾向があるなか、各家庭の設定金額の差が高学年になるにつれて広がっていることもわかりました。

子どものお小遣いの使い道

お小遣いをもらっている子供たちは何にお金を使っているのでしょうか。気になるお小遣いの使い道を教えてもらいました!

未就学

未就学児の場合、お小遣いは、好きなお菓子やジュース、おもちゃに使っていることが多いよう。まだお金の価値を理解するのが難しい時期でもあり、お小遣いをあげていない家庭も多い中、子どもが選んだお菓子やジュースを自分のお金で買うことを少しずつ経験させている家庭も少なくないようです。

小学低学年

学校で習った足し算や引き算もできるようになった小学低学年になると、未就学児では見られなかった「貯金」する派もでてくるよう。欲しいものを買うために、将来を見据えた計画を立てる力は小さいときから身につけてもらいたいもの。自分のお財布からお金を出して支払いをするといったことに興味を持ち、ちょっぴり大人になった気分にワクワクする子どもも多いよう。すぐにお小遣いを使ってしまう派、貯めておく派などきょうだいでも差がみられるようです。

小学中学年

小学中学年になってもお小遣いの使い道の1位は、「お菓子やジュース」の購入なよう。この時期になると、文房具集めにはまるお子さんも多いですよね。

小学高学年

友達付き合いがより一層に濃くなる高学年。ちょっとコンビニによってお菓子やジュースをシェアするだけでも楽しい時期。より外の社会に興味を持ち始める高学年になると、小学中学年で多くみられた文具の購入だけでなく、漫画や雑誌を購入する児童も増えるようです。

お子さんに合ったお小遣い制度でお金の管理を

お小遣いをあげている家庭では、自分でお金の管理ができるようにと定期的にお小遣いをあげているケースが多い中、まだ管理がきちんとできない子どもには必要な時にだけお金をあげているといった家庭も少なくないようです。お小遣いの使い道は、未就学~小学高学年のどの年代においても大好きなお菓子やジュースに費やしていることが判明しました。

中学・高校においても金融教育が取り入れられることになり、未成年の頃からお金の管理能力を身につける重要性が増しています。子育てをする暮らしのなかで、お小遣い制度は、子どもが実際にお金にふれるいい機会ともなりそうですね。

 

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文・構成/HugKum編集部

 

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