子どもの【お小遣い帳】でどんなチカラが育つ? 始めるきっかけ、上手な書き方のポイント

お金の管理の練習に最適な、子どものお小遣い制度。
加えて「お小遣い帳」も導入してみたら、お金をいつどのように使ったかが「見える化」されて、お金のやりくりへの考え方をさらに深められるかもしれません。
今回は、お小遣い帳のメリットを解説の上、Hugkum読者のママパパおすすめの導入アイディア、おすすめのお小遣い帳・アプリを一挙にご紹介します!

子どもにお小遣い帳をつけさせたほうがいい?

まずは、そもそもお小遣い帳にはどのようなメリットがあるのかを解説。実際に導入しているご家庭ではどのような効果を感じているのかもアンケート調査してみました。

お小遣い帳の必要性・メリットとは?

お小遣い帳とは、大人が持つ通帳とおなじように、お小遣いの収支を記録しておくもの。それ専用のノートやアプリを使用したりと形態はさまざまです。
親からもらったお小遣いやお年玉を「いつ、どのくらいもらったのか」「なににどれくらい使ったのか」書き留めておくことで、自分がお金をどのように使っているか、後から振り返ることができます。
必要不可欠なものではありませんが、お金の計画的なやりくりを身につけるために、ぜひ導入しておきたいアイテムです。

お小遣い帳を導入しているママパパの声

また、実際にお小遣い帳を導入しているご家庭からは「(子どもが)お金の使い方を考えられるようになった」「お金のありがたみがわかった」「計算の練習にもなっている」といった、メリットを実感する声が多く寄せられました。

一方で、中には「チェックしないとサボりがちになってしまう」といった、子どもひとりに管理させることの難しさを嘆く声も目立ちます。

「お金の使い方を考えさせたくて。 実際に数字を見ると、頭が整理されて考えて使うように思う」(40代・福岡県・子ども4人)
「金銭を計画的に使用する習慣を付けさせるためだが、チェックしないとさぼりがち。」(50代・大阪府・子ども2人)
「お小遣いを渡すようになり、どのようなことに使っているか興味があったから」(30代・兵庫県・子ども2人)
「小学一年生になってからお小遣い制になり、何にどれだけ使ったか、誰にどれだけもらったかを把握させるためにお小遣い帳を付けさせた。計算の練習にもなり、お小遣い帳がないより、お金のありがたみもわかってもらえると思う。」(30代・和歌山県・子ども2人)
「きっかけは学校の授業で足し算を始めた時。」(40代・神奈川県・子ども2人)
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子どものお小遣い帳の書き方とポイント

お子さんの年齢・学年にもよりますが、お小遣い帳をはじめからお子さんひとりで管理させてしまうと、サボってしまったり、抜けが生じてしまったり、上手に取り扱えないことも多いようです。まずは、どのように使えばいいのか、ママパパが共に取り組むことで習慣付けを手伝ってあげましょう。

そのために気をつけておきたい導入時のポイントをまとめてみました。

お小遣い帳はいつから始める?

お小遣い帳を使い始める時期は、数字が書けて簡単な計算もできるお子さんであれば、いつからでもOK。これからお小遣いをあげるのであればそのタイミングに合わせても良いですし、すでにお小遣いをやりくりしているのであれば、これから導入してみるのも良いのではないでしょうか。まだ計算に自信がない子であれば、これが計算練習のきっかけになるかもしれません。

習慣化できるように工夫する

お小遣い帳のメリットは、習慣化されてはじめて得られるものばかり。はじめたばかりの頃はこまめにつけていても次第に忘れてしまうパターンが多いので、導入の際は、たとえば「お気に入りのキャラクターのノートを使う」「手軽にアプリでつけさせる」など、お子さんそれぞれに合った習慣化への工夫が必要です。

記入の項目はシンプルに

習慣化&長続きの秘訣としては、記入項目を最小限に設定しておくことも挙げられます。「日付」「収支の内容(内訳)」「入ったお金」「出たお金」「残ったお金」さえ記入できればOK。無理なく続けられるように、できるだけ簡単な記入からはじめてあげましょう。

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お小遣い帳のやり方アイディア集

では、実際には、HugKum読者のママパパはお小遣い帳をどのように導入しているのでしょうか?

ここでは、アンケートに寄せられたママパパの「お小遣い帳のやり方アイディア」をご紹介します。

100均のお小遣い帳で手軽に始める

市販のお小遣い帳は、日付や収支など、お小遣いにかんする項目分けがあらかじめされているとっても使いやすいアイテム。最近では100円均一でも取り扱われていて、色や柄のバリエーションも豊富です。本当に続けられるのか不安でも、100円なのでお手軽にはじめられますね。

「気軽に使えて便利」(50代・大分県・子ども2人)

メモ帳を財布に入れてその場で記入

メモ帳を財布に入れていつも持ち歩き、なにかを買う都度記入。後から「なにを買ったっけ?」と忘れてしまうこともないので、ズボラな子でも続けられそうなアイディアです。

「財布と一緒に保管して 手っ取り早くつけやすい」(40代・福岡県・子ども4人)

ノートに罫線を引いて管理

もちろん「お小遣い帳」として販売されていないふつうのノートでも、線を引いて項目さえ作ってしまえば、お小遣い帳として使えちゃいます。好きなキャラクターモノなど、選べるノートの幅も広がりますね。

「普通のノートに罫線を引いている」(40代・京都府・子ども3人)

エクセルで管理

中には、エクセルにお小遣いの記録をつけるというアイディアも。PCの練習になるだけでなく、長期間の記録がデータとして残せるので、後からの振り返りにも便利です。PCやエクセルが使える中〜高学年のお子さん向け。

「パソコンの操作の勉強になり良いと思う」(30代・兵庫県・子ども2人)

スピカノート

タカラトミー スピカノート

一般的なPCを与えるのはまだ早いけれど、お金のデータ管理にはPCを使ってもらいたい… そんな思いから、お小遣いの記録は子ども用のおもちゃパソコンでつけさせているご家庭もあるようです。たとえとして挙がったのが、タカラトミーの「スピカノート」。マイクロソフト監修の表計算ソフト搭載で、お小遣いによる収支の記録管理もかんたんにできます。

「パソコンの入力の練習にもなるのでいい」(40代・神奈川県・子ども2人)

子ども向けお小遣い帳のおすすめ

ママパパからのアイディアとしても挙げられていたように、はじめてのお小遣い帳には市販のお小遣い帳を使ってみるのも◎!  日付や収支など、お小遣いにかんする項目分けがあらかじめされているので、すぐに使い始めることができてとても便利です。

おすすめのお小遣い帳をまとめてみました。

すみっコぐらし おこづかい帳【ピンク・すみっコぐらし銀行】

すみっコぐらし おこづかい帳【ピンク・すみっコぐらし銀行】

 

すみっコぐらしをモチーフにあしらったおこづかい帳。本物の通帳みたいなデザインで、オトナ気分を味わえます。クレジットカードみたいなカード付きで、ごっこ遊びのようにお小遣いを記録できそうです。

ショウワノート ポケットモンスター学習帳 小遣い帳

ショウワノート ポケットモンスター学習帳 小遣い帳

 

ショウワノートのポケモンモチーフのお小遣い帳は、なんといっても表紙のピカチュウがかわいい! 縦型のA6サイズで携帯にも便利。ポケモンが好きな子なら、お小遣いの記録もきっと長続きする一冊です。

学研ステイフル ミニオン おこづかい帳

学研ステイフル ミニオン おこづかい帳

 

子どもたちに大人気のミニオンといっしょにお金の管理ができるおこづかい帳。日付け・内容・収入・支出・残高欄のシンプルなフォーマット&イラスト付きで、おこづかいの記録もきっと楽しくなるはず。お友達の誕生日&プレゼントリスト付きで、目標をもって貯金ができそう。

子ども向けお小遣い帳アプリのおすすめ

また、スマホやタブレットを使用しているお子さんなら、アプリを使ってお小遣いの収支を記録してみるのも良いですね。ゲーム感覚でつけられるので、案外楽しく記録ができちゃうかも。

家計簿-カナヘイのマンガが読めて節約できる無料のお金管理アプリ-

お小遣いの収支を入力すると、イラストレーター・カナヘイさんのマンガが読める家計簿アプリ。お小遣い管理をすればするほど、ピスケ&うさぎのストーリーが楽しめます。カナヘイさんのイラストが好きな子にはもちろん「他のアプリではなかなか続かなかった」という子にもおすすめ。簡単かつ見た目も可愛く、マンガの続きも気になるので、このアプリならきっと長続きするはず。

◆ダウンロードはこちら App Storeでダウンロード/Google Playでダウンロード

簡単!こづかい帳 – 無料で人気の簡単な家計簿・小遣い‪帳

「簡単!シンプル!」がコンセプトの、本格派・お小遣い帳&家計簿アプリです。通帳のようなデザインで、見やすく記入しやすい点が特徴。登録不要、初期設定も必要なし。画面遷移が少なく、買い物をしたその場でさくっと気軽に記入できます。表紙の写真やページの色合いをカスタマイズできるのも楽しいポイントです。

◆ダウンロードはこちら App Storeでダウンロード

長く続けられそうな、お子さんに合ったお小遣い帳を

お金のやりくりは、大人になってからの生活においてもずっと必要なこと。子どものうちから自分のお小遣いを管理することで、お金の大切さや、時には欲しいものを我慢することなど、お金に関する様々な学びを得られるはず。

お小遣い帳は、 その記録を「見える化」してくれるとても便利なツールです。習慣化&長続きしそうな工夫を凝らしながら、お子さんにぴったりのお小遣い帳を見つけてくださいね。

構成・文/羽吹理美

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