けん玉もベーゴマもカッコよく進化!【ハイパーな昔遊び】で家族だんらんのお正月

お正月の「昔遊び」、どんな種類がある?

新年を迎えるこの季節。帰省などで家族、親族がそろうときには、みんなが楽しめる共通の遊びがあるとよいですよね。

例えば、かるたや花札、百人一首などのテーブルゲームは、お正月の定番の室内遊びです。

外では、凧あげ、羽根つき、独楽回し。

 

単純なルールのシンプルな遊びは、いつの時代も子どもたちにはなじみがいいようです。

世界も注目!かっこよく進化した「昔遊び」って!?

そして、昔ながらの遊びが今、とてもハイパーな進化を遂げ、世界で「COOL!」と称賛されたりもしています。

けん玉の進化版はストリート系

けん玉は、スケートボードやBMX(バイシクル・モトクロス)などにはまるストリート系男子から人気を集め、「ストリート系けん玉」としてさらなる進化を遂げています。

GT x LEGAXIS – KRISTIAN AYNEDER 画像提供:グローバルけん玉ネットワーク

おしゃれでかっこいいデザインのけん玉も多数発売され、「電玉(でんだま)」という、スマホのアプリと連動して世界のけん玉プレーヤーと技を競うことができる「SMARTけん玉」も登場しました。

DENDAMA Version 2.0「Gummy」シリーズ  画像提供:グローバルけん玉ネットワーク


電玉 DENDAMA Gummy マスカット D21807-GM

 

you tubeなどでは、音楽をかけてかっこいい技を繰り出すストリート系男子のけん玉動画が人気です。ネットを介して世界中の人と楽しめる、「COOLでかっこいい」遊びに進化しているのです。

一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)では、世界に「けん玉」文化を発信し、けん玉のオリンピック競技化を目指しているのだとか。

「ベーゴマ」は「ベイブレード」になって、日本各地で大会やイベント開催!

そして、かつて少年たちを虜にした遊び「ベーゴマ」は、今では「ベイブレード」と呼ばれています。

今どきのベーゴマモデル「超Zヴァルキリー」 ©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO © TOMY


ベイブレードバースト B-127 スターター 超Ƶヴァルキリー.Z.Ev

 

道端で、バケツに布を張って闘技場を作り、鉄のコマをぶつけ合って遊んだベーゴマは、かっこよくモデルチェンジを繰り返し、より強力な回転や強度を持つようになりました。専用のスタジアムも販売されて、一大ムーブメントになっています。

道端でベーゴマ遊び

バトルができるベイブレード専用スタジアム ©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO © TOMY

 

日本各地でバトルイベントなども開催され、全国大会やアジアチャンピオンカップなども開かれています。対戦記録を管理できるアプリなどもあり、現代版に進化したベイブレードがアツイようです。

ベイブレードバースト イベント情報

大会の様子 ©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO © TOMY

懐かしい遊びは、ジェネレーションギャップを埋めてくれる

我が家の年末年始は、実家に帰省し、田舎で4世代そろって過ごすのがお約束。でも、子どもたちが新鮮な気持ち過ごせるのは最初の1,2日です。90歳を超えた祖母から、3~15歳の子どもたちまで、4世代が一同に会すお正月の風景は、実はかなりなカオスです。共通の話題もなく、体力が違いすぎて一緒に遊ぶのも難しい。方言が飛び交う田舎では、言葉の壁も立ちはだかって気まずき空気が漂うことも。でも、そんなときにみんなで楽しめるのが、昔ながらの遊びいろいろ。

普段はそんな遊びに見向きしない子どもたちも、ゲーム機もない、ネット環境もない田舎家では、納戸に転がる古い遊び道具が唯一の娯楽です。

おもちゃ屋さんに行けば、いろいろなおもちゃがたくさん並び、目新しいものもたくさんありますが、少し昔ながらの遊びに目を向けてみるのもおすすめです。親世代には古臭く感じられるような遊びでも、意外に現代の子どもたちを虜にし、親子一緒に夢中になれるものがあるかもしれません。

このお正月、世代を超えて昔ながらの遊びに親しんでみるのはいかがですか?

 

イラスト/網干 彩 構成/金杉沙織

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