メインディッシュにも、漬け込み液をドレッシング代わりにすることもできるマリネ。子どもに人気の、玉ねぎ、トマトなどを使ったレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、3品厳選しました!
子どもに人気のマリネレシピ
【1】鶏みそマリネと水菜のサラダ
色とりどりの野菜がたっぷり食べられる一品。お肉も入っているのでメインディッシュになるサラダ。漬け込んだマリネ液がドレッシングに!
◆材料
(4人分)
鶏胸肉 2枚
塩 小さじ1
【A】(合わせておく)
合わせみそ、酢、オリーブオイル 各大さじ3
きび砂糖 大さじ1
塩 小さじ2
白煎りごま 適量
水菜 1束
赤パプリカ 1/2個
◆作り方
【1】縦半分にカットした鶏胸肉を鍋に入れ、肉がヒタヒタに浸かる程度の水(分量外・目安1,200ml)、塩を入れて強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、ふたをして10分加熱後、火を止めて10分置く。
【2】【A】をポリ袋に入れ、【1】の鶏胸肉を入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫に入れて30分以上漬けておく。
【3】長さ5cmにカットした水菜、千切りにしたパプリカを袋に入れて空気を抜き、口を結ぶ。
【4】【2】【3】ともに袋のまま持ち運び、現地で鶏肉をカット。【3】、鶏肉の順に器に盛って【2】の漬け汁をかけ、食べる前にざっくり混ぜる。
◆ポイント
鶏肉のカットと盛り付けは、食べる前に!
玉ねぎ使用のマリネレシピ
【1】タコと豆のオレンジマリネ
オレンジの香りが爽やか♪時間がたてばたつほどたこに味がしみます。
◆材料
(4人分)
ゆでたタコ 300g
ミックスビーンズ 100g
オレンジ 1個
酢 小さじ2
オリーブオイル 80ml
塩 小さじ1/3
紫玉ねぎ 1/2個
◆作り方
【1】タコは長さ3cmに、玉ねぎは繊維に沿って薄く切る。オレンジは半分に切って、半量は皮をむき、くし形にカット。残りは搾って果汁をボウルに入れる。
【2】【1】の果汁を入れたボウルにすべての材料を入れて混ぜ、ポリ袋に入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫で30分以上置く。
※前日に作っておいても良い。
◆ポイント
持ち運んでいる間も、しっかりマリネできる!
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
トマト使用のマリネレシピ
【1】ミニトマトのオレンジ風味マリネ
デザート感覚でつるんと食べられる。作り置きにも。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
ミニトマト 10~12個
【A】
果汁100%オレンジジュース 1/2カップ
はちみつ 大さじ2(好みで加減)
りんご酢(甘口) 小さじ1
菜種油 大さじ1
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせる。
【2】ミニトマトは湯むきし、【1】のマリネ液に1時間以上つける。
◆ポイント
トマトには、真っ赤な色素のリコピンがギュッ!
トマトに含まれる色素成分、リコピンは、強力な抗酸化作用をもつカロテノイドの一種。体の中からの紫外線対策にも効果的。
湯むきをすることで、食感がUP!
ミニトマトの表面につまようじで3か所ほど穴を開け、熱湯(適量)に10秒→水(適量)にサッとつけると、つるんと簡単に皮がむける。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号