人気絵本『できるかな?』のあらすじ&ポイントを解説!作者エリック・カールのおすすめ作品も!

人気絵本『できるかな?』はどんな本なの?また「できるかな?」の他にも、人気絵本作家のエリック・カールのおすすめ絵本も合わせてご紹介します!

定番人気の名作絵本!『できるかな?あたまからつまさきまで』

エリック・カール/作 偕成社

◆こんな本

エリック・カールの美しい絵で描かれたゴリラ、ペンギン、キリン、バッファローなど。いろいろな動物の動きを「できるかな?」と真似をしていきます。一緒に体を動かしながら、動物のポーズをして遊びながら読めます。小さな子どもが喜んで真似をする、楽しい絵本です。最後は人間のポーズもありますよ!

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

こちらもおすすめ!エリック・カールの絵本

【1】『はらぺこあおむし』

エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社

◆こんな本

少し読み聞かせに慣れてきたころ、言葉や遊びの延長としての絵本から、お話を楽しむ絵本への移行にぴったり。判型が大きいので、最後まで持ち通せるように、練習をきちんとしておきましょう。食べ物の名前が連なるところは、指さしをしながら読むとよいでしょう。(JPIC読書アドバイザー・児玉ひろ美)

◆対象年齢

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『うたが みえる きこえるよ』

エリック=カール/作 森 比左志/訳 偕成社

◆こんな本

エリック・カール独特の鮮やかなコーラジュに大人のファンも多いこの絵本。

バイオリン奏者の最初のセリフ以外に、文章は出てきません。バイオリンの曲に合わせて、空の虹や地中のしずくから色が弾けます。絵本の解釈は読み手次第。ある人は楽しいと感じるかもしれません。ある人は地球の自然の誕生をイメージしたと感じるかもしれません。読む人ひとりひとりの感じたストーリーを、心から楽しんで欲しい名作です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

【3】『だんまり こおろぎ』

エリック・カール/作 工藤直子/訳 偕成社・ボードブック

◆こんな本

ぽかぽか暖かいある日に生まれたこおろぎ。「ころころ・りりり・・・」。大きなこおろぎのように、あいさつしようと小さな羽根をこすりますが、音が出ません。こおろぎぼうやは、次々にいろんな虫たちと出会います。ばった、かまきり、いもむし、せみ・・・みんながこおろぎぼうやにあいさつしてくれるので、こおろぎぼうやも小さな羽根をこすりますが、やっぱり音が出ません。

読んでいて子どもたちももどかしい気持ちになると思いますが、最後に驚きのしかけが待ち構えています。音がでる特別なしかけのため、少し高価な本ですが、サプライズ付きの特別な絵本として、プレゼントにも喜ばれるはずです。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

【4】『カンガルーの子どもにも かあさんいるの?』

エリック・カール/作 さの ようこ/訳 偕成社

◆おすすめポイント

読み聞かせると、幅広い年齢の子が満ち足りた表情になる絵本があります。『カンガルーの子どもにも かあさんいるの?』。子どものシンプルな問いにシンプルで力強く温かい答えが安心感をもたらすのでしょう。短大の学生が、「(この絵本を読むと、)よし、これで大丈夫って、いつもそう思えた」といっていました。彼女は、事情があって母親と別れて暮らし始めた低学年のころ、現実には母親は一緒にいないのに、「この絵本を読むことで、つながっていることを確認して安心できたみたい」ともいっていました。(JPIC読書アドバイザー・児玉ひろ美)

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2018年12・1月号

JPIC読書アドバイザー・児玉ひろ美さん

台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

文・構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事