【現役保育士マンガ】自分の気持ちを伝えるのが苦手な2歳の子。保育士のサポート法は?vol.10

現役保育士の月野あさひです。今回は『自分の気持ちを話すのが苦手な子』が自分の思いを言えるようになれるサポート法をご紹介します。前回の記事はこちら!

自分の気持ちを伝えられる子に育つには?

2歳児のK君は自分の気持ちを話すのが苦手な子。

嫌なことがあった時、 

自分の思うようにいかなかった時など、

 その場で固まってしまいます。

そんな時、

まずはK君にどうしたのかを聞きます。

 そして自分の言葉で言えなかったら、

「この玩具で遊びたかったのかな?」

A君と遊びたいのかな?」

など、何に困っているのか保育士が聞いていきます。

どれかにうなずいた場合、

「そっか、A君と一緒に遊びたかったんだね」

と、K君の気持ちを受け止めます。

それから、

A君に仲間に入れてって言ってみる?」と

どう言ったらいいかを教えます。

自分一人で言えない場合は、

保育者もついて行って一緒に言います。


 

「大人に気持ちを受け止めてもらい、どうしたらいいかを教えてもらう」

この経験を重ねていくと、少しずつ自分の思いを

言葉で言えるようになっていきます。

K君はこの春、年少さんに進級しました。

困ったことがあると

「そのオモチャが使いたい」

「せんせいオシッコ」

など自分の言葉で話せるようになりました。

保育者が仲立ちしなくても、

子どもたちだけで、やりとりできる場面を見ると

ぐっと成長を感じて感動するのでした。

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このマンガをかいたのは…

月野あさひ|
保育士・イラストレーター
保育士は8年目。長女、長男、次女、夫の5人暮らし。

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