MARVELのプロクリエイターも使う本格3D制作ソフトで学べる!『みらいのおねんど教室』は子どもがやりたくなる秘密がいっぱい!

近年、STEAM教育が日本でも取り入れられるようになり、プログラミングやIT教育に関する習い事が注目されています。そこで今回は、ものづくりやゲームが好きなお子さんにもおすすめ!3D制作を学べる『みらいのおねんど教室』をHugKum読者親子が体験しました。教室の内容や現役プロである講師の戸田先生へのインタビューをまとめて紹介します。

3D制作×プログラミングを学ぶ『みらいのおねんど教室』とは?


みらいのおねんど教室では、世界中のプロが使用している3D制作ソフトを使い「3Dモデルの制作」「アニメーションの制作」「ゲーム制作」「3Dプリンターでフィギュア制作」など、3Dに関することを学ぶことができます。
3D制作とものづくりを通じて創造力・思考力・空間認識能力・表現力など非認知能力を育み、これからの時代で注目されている3Dに関する知識や技術が身につけられます。

みらいのおねんど教室で使う デジタルねんどって?

みらいのおねんど教室で学べるソフトは、すべて<世界中のプロも使用する>本格的な3DCG制作ソフト。「デジタルねんど」と呼ばれる、ZBrushはアカデミー科学技術賞も受賞したソフトで、「ディズニー」「マーベル」「カプコン」「スクエア・エニックス」など世界の名だたる企業に採用されており、将来的な使用が期待されている3DCG制作ソフトです。

映画・ゲーム・デザイン・イラスト・医療・アパレル・ジュエリー・建築業界など3D制作を学ぶことで将来の夢の選択肢が広がります。

『みらいのおねんど教室』ではじめての3D制作に挑戦!

オンライン授業がメインですが、今回は特別に横浜の教室で小学2年生から5年生の子ども7名が『みらいのおねんど教室』の体験をさせていただきました。

3Dってなんだろう?


まずはじめに、子どもたちに3Dについて知ってもらいます。普段、自分たちがよく観ているアニメやゲームが3Dで制作されているということを知り、興味津々! 教室には3Dプリンターが用意され、授業中に作品が作られていく様子をみることもできました。

プロと同じソフトを使って制作!


用意されたパソコンのソフトとペンタブレットの使い方を教えてもらい、制作スタート。はじめて使うソフトに子どもたちは夢中!プロと同じものを子どもの頃から使えるのは、嬉しいですね!

今回のテーマ「3Dモンスターをつくろう」


今回の授業のテーマは、「3Dモンスターをつくろう」です。ソフトを使って自分だけのモンスターを作っていきます。パソコンで制作したものは、3Dプリンターで作品を出力し後日自宅に送ってくれるという嬉しいプレゼントも! 制作に気合が入りました。


はじめに練習から。まるい球体をペンタブレットを使いながら、ねんどをこねるように形を変えていきます。ペンで直感的に作業ができ、伸ばすのもこねるのも自由。あっという間に子どもは使い方を覚えた様子。


絵を描くのとは異なり、立体になるのがおもしろいようで、それぞれが思い思いに創作。「モンスターだから背中にも目をつけてみよう!」と、360度見ながら立体的にデザインを考えていきます。操作が直感的で簡単なことも、子どもたちの想像力をそのまま表現できる理由なのかもしれません。


モンスターの形が完成したら色を塗っていきます。ソフトをはじめて使ったとは思えないほど、子どもたちは上手にペンタブレットを使っていました。

3Dプリンターのすごさにびっくり!


授業が終わる頃に3Dプリンターの作品も完成しました。少しずつプラスチックが固まっていきます。「ほんとにできたね。すごい!」と子どもたちは、感動していました。

かえで先生が作った作品がすごい!今にも動き出しそうなリアルさ!

子どもたちが、どうして?おもしろい!と思ったときが学びのチャンスですね。3Dプリンターの種類や完成までの時間など、先生の作品を参考に教えてくれました。「ソフトクリームみたいにつくっていくんだね」と実際に作られていく過程を見て、驚いた様子でした。

3D制作で広がる子どもたちの夢

はじめての3D制作に挑戦した子どもたちから、「まだまだやりたい!」という声も。夢中になって制作する姿がとても印象的でした。作品を作ってみての感想を聞いてみました。

「ペンでをつかっておばけをつくるのが楽しかった」(ようくん/2年生)
「最初に作ろうと思ってたものとちがうのができたけど、いいものができた」(ゆうくん/5年生)

「自分の思い通りに立体的な作品をパソコンでつくれて、すごいなと思った」(れなちゃん/4年生)
「背中の部分もつくれて楽しかった!また3Dで作品をつくりたいです」(あおくん/2年生)
「自分のモンスターがつくれて楽しかった。こんどは動物をつくってみたい」(みわちゃん/2年生)

「自分が想像したものを作れて楽しかったです」(つむぎちゃん/5年生)
「はじめて3Dをやってみたけど、自分が納得できる作品ができて嬉しかったです」(ふうたくん/5年生)

子どもたちの3Dプリンター作品が完成

子ども達の個性が爆発!素敵な作品ができあがりました。

子どもたちの3D作品が完成。自分が想像してデザインしたものが形になって大喜び♪「こんなことができるんだ!」という感動が、次のステップの原動力に。3Dプリンターが欲しい!とおねだりしたお子さんもいました。

講師は現役プロ!教室のおすすめポイント&先生のお仕事

『みらいのおねんど教室』の代表取締役である戸田勝也さんと現役のプロとしても活躍中の講師かえで先生に、教室のおすすめポイントや3Ⅾのお仕事についてお話をお伺いしました。

お話を伺ったのは…

【戸田勝也さん】

株式会社SonoSaki 代表取締役
3Dプログラミングスクール「みらいのおねんど」教室を運営。

『みらいのおねんど教室』が育む力とは?

『みらいのおねんど教室』は、3D技術とデジタル技術に特化した教室です。デジタルのものづくりは、創造力・思考力・空間認識能力・デザインを立体的にとらえていく能力が必要になります。 また、教室では本格的なソフトを採用しているので技術と知識を身に付けることができます。

日本の学校教育は「詰め込み型」「暗記型」がいまだに多いと思います。海外では、ICT教育も進んでおり、STEAM教育が主流となっていて思考力や考える力が重視されています。ものづくりを通して創造力を身につけ、新しいアイディアを生み出したり、さまざまな問題解決に必要な考える力・創造する力を伸ばしていけるのが、私たちの教室の強みです。

みらいのおねんど教室に参加している親子の感想は?

教室に通うようになってから、ものの見かたが変わりましたというお声をよくいただきます。どういう風にものが作られ、どういう人が作っているのか。興味が疑問になり、自分で調べるということを日常的に行うようになったというお子さんもいます。
授業は、オンラインがメインなので、お子さんが授業を受けている様子を近くで見ることができます。安心して参加できるという点も人気です。

授業に参加している子どもたちの変化はどうでしょうか?

いままで自分たちが遊んでいたゲームも授業を重ねていくことで、「ぼくもこれをつくれるかな?」という発想に変わります。中学生くらいになると、将来の夢として好きなゲームがどこの会社で作られているのか自分で調べて、「ゲームクリエイターの仕事を今から目指して学習したい!」など具体的な目標を考える子がたくさんいます。


子どもの好きを伸ばす!『みらいのおねんど教室』のおすすめポイントは?

教室では、独自に作っている調べ学習シートというものがあります。毎月の宿題のようなもので、毎月決められたテーマがあり、例えば海洋生物や化石、絶滅危惧種について調べてみよう!などのテーマを設けます。テーマの中から、自分たちが好きなものをピックアップしてインターネットや図鑑、博物館に行って調べて探求していきます。

そして、調べ学習シートを基に3D制作を行うことが基本の学習スタイルになります。

調べ学習の中で感じた発見や驚きが興味のきっかけになり、意欲的な学びにつながります。“好きを伸ばす+探究”していくことがポイントです。
また、カリキュラムごとに3Dプリンターの作品やオリジナルの3Dのムービーなど、オリジナルのプレゼントを用意しています。自分の学んでいることが形になってくことを目標に頑張れます。

学びの成果がわかる!子どもの成長レポートがうれしい

『みらいのおねんど教室』では、3か月に一度保護者面談をしています(任意)。テストや試験がないかわりに、“My成長レポート”に授業ごとの完成作品や成果をまとめてお送りしています。課題ごとに成長の記録をわかりやすくまとめていますので、成果が目で見てわかるようになっています。親御さんも子どもの様子が分かりますし、やる気にもつながります。

好きを仕事にする!3DCGを教えてくれたのは独自のキャリアを開拓、夢を叶えたかえで先生

子どもたちを終始楽しませながらリードしてくれたのは、3DCGアーティストとしても活動するかえで先生。学生の間も、絵を描くことが好きだったそうですが、学問として美術を学んだり、3DCGを学んだことはなかったそう。独学で学んで、スペシャリストになったすごい先生です。

【戸田かえで先生】

 

デジタル彫刻家/3DCGアーティスト/株式会社SonoSaki 取締役
国立科学博物館中心に、国内外企業向け3DCG制作の他、自主制作を行う現役デジタル彫刻家、3DCGアーティスト。

かえで先生の作品がすごすぎる!

 

かえで先生が小さなころから学生時代に夢中だったことは?

かえで先生:小さい頃は、生物や恐竜が大好きで図鑑をいつも持ち歩き、お絵かきや工作をしてよく遊んでいました。小学生の頃はゲーム、映画が好きになり特に海外の映画が好きでよく観ていましたね。
DVDなどで映画を観たあとに、特典でついてくるメイキング映像を見てこの映画がどういう風にできているのか、監督の想いを知ってからもう一回映画を観ることを繰り返していました。

ゲームは攻略本を読んで、ゲームキャラクターの設定やこのモンスターはどこに生息しているのかなどをよく調べていました。好きなことをとことん突き詰めるタイプでしたね(笑)。

いまの仕事を選んだ理由は?

かえで先生:社会人になり、事務職に就きました。何年か勤めた会社の中で変動があり、事務の仕事をAIに置き換えて人を減らしていく動きがあったのです。当時25歳くらいだったのですが、10年後、20年後に今の仕事があるのか不安を感じた出来事でした。

それをきっかけに、自分の好きなことを仕事にしたい!と考え、ゲーム、3DCG制作に出合いました。そこから自分の好きなことを追究していき、トライ&エラーを繰り返しながら、今に至ります。小さい頃から好きな生物に関する3DCGを使ったお仕事をすることができるようになりました。

授業を通してお子さんに伝えていきたいことはなんでしょうか?

かえで先生:私自身、クリエイティブな仕事に関わるようになり、とても視野が広がったことを実感しています。ものづくりを通してさまざまなことに疑問を持つことで、表面的なものだけではなく裏側も考えることで視野が広がり、新しい疑問がうまれ、発見があったりします。

小さい頃から多角的に考えることを習慣的に行い、「好き」を追及することで子どもたちの世界が広がると思います。私は、子どもたちの「好き」を精一杯応援したいと思っています。

私は、いまのお仕事がすごく好きで、毎日が楽しいです。自分の好きなものを武器にして、将来大人になった時にそのスキルをお仕事にも活かしてほしいです!

デジタル社会で生きる力を楽しみながら育む

現役のプロから、本格的なソフトを使い3DCGについて学べる子ども向けの教室は『みらいのおねんど教室』だけだそう! 新しいチャレンジは、子どもたちがこれから羽ばたく世界を広げることにもなります。これからの時代を生きていく子どもたちに合った学びをぜひ取り入れていきたいですね。

『みらいのおねんど教室』詳しくはこちらの動画もチェック>>

自宅から、教室のパソコンを遠隔操作して授業が受けられるのもポイント!

直感的な作業がスムーズに!自宅PCで教室のPCとソフトを遠隔で使うことができます。
先生とつながるタブレットやスマートフォン、PCを操作するPCやタブレットがあればどこでも授業を受けることができます。

小学1年生から高校生まで、お子さんに合わせて最適なコースを選ぶことが出来ます。

ご自宅のPCやタブレットで、教室のPCを遠隔操作して学べるので、先生が生徒と同じ画面を見て指導してくれます。

親御さんが常にそばにいなくても十分にお子さん自身で授業に取り組めます。ご自宅で高額な3Dプリンターを購入したり、専用のソフトを購入する必要はありません。至れり尽くせりのこの教室、ぜひ体験してみてくださいね!

教室の詳細情報はこちらから↓ 
『みらいのおねんど教室』ホームページは>こちら

撮影/五十嵐美弥
取材・文/やまさきけいこ

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