子どもに関して「特にお金がかかっていること」は? 食費、レジャーを抑えた出費1位はアレ!小一保護者550人に聞きました

育児をしていると「いくらお金があっても足りない…!」というほど、日々出費がかさみますよね。今回は「なかでも何にお金がかかっていると感じるのか」を550人のママパパにアンケートで聞いてみました。

ランキング発表!子どものことでお金がかかっているのは?

今回のアンケートに協力してくれたのは、小学校低学年以下のお子さん育児中の550人のママパパたち。ここからは、みなさんから寄せられたアンケート結果をランキング形式で発表していきます。

調査媒体:小学館『小学一年生』2023年7月号
設問:お子さんに関して、特にお金がかかっていると感じるものを選んでください(3つまで)

10位:携帯電話などの通信費(1.3%)

まず、10位にランクインしたのは『携帯電話などの通信費』。小学校に入学すると、防犯やGPS機能を目的に、お子さんにキッズケータイを持たせるご家庭は少なくありません。分割払いにしても、月々の通信料込みで考えると、安くはない出費ですよね。

9位:医療費(1.6%)

9位には『医療費』が挙がりました。小学校低学年の頃は、まだまだ熱を出したり風邪を引いたりしやすい子も多いもの。なにかと病院にかかることがあり、医療費がかさむという声が届きました。

8位:現在通っている学校の費用(3.3%)

8位は『現在通っている学校の費用』でした。お子さんが私立の小学校に通学している場合、学費も大きい出費に。ほか、制服やランドセルの指定もあったりと、学校関連の出費に家計を圧迫されていると感じるママパパは少なくないようです。

7位:本やマンガなど書籍費(電子版含む)(10.7%)

『本やマンガなど書籍』は7位に。小学校に入学すると、ひらがなやカタカナ、簡単な漢字まで自分で読めるようになり、絵本やマンガを含む読書量がぐっと増加するはず。それに伴い、書籍費にお金がかかっていると感じるご家庭も増えるようです。

6位:衣類・服飾雑貨費(20.9%)

6位は『衣類・服飾雑貨費』。小学生にもなると、おしゃれにも興味をもちはじめて、洋服に関するこだわりを持ち始める子も多いのではないでしょうか。加えて、成長が早く、服のサイズアウトも早かったり……。衣類・服飾雑貨にもなにかとお金がかかりますよね。

5位:日常の食費(22.5%)

5位には『日常の食費』がランクイン。育ち盛りの子どもの食費は、たとえ特別なものを食べていなくてもかさむものですよね。大きくなるにつれて、食べる量はさらに増えていくと考えると今からドキドキします。

4位:子どもの将来のための貯蓄・保険など(26.5%)

4位は『子どもの将来のための貯蓄・保険など』。お子さんの教育資金や保険に、計画的にお金をあてているご家庭も多いですよね。

過去の記事では、子どもの高校卒業までにかかる教育資金の内訳や、貯蓄の小技についてを詳しくまとめています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

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3位:おもちゃ・ゲームなど自宅での娯楽費(32.7%)

『おもちゃ・ゲームなど自宅での娯楽費』は3位に。小学生にもなると、それまでとは異なり、本格的なデジタルゲームに触れる機会も増えますよね。子どものおもちゃとしては「高い出費」と感じるママパパ多数。

2位:おでかけ・旅行などレジャー費(39.1%)

39.1%もの票を集め、『おでかけ・旅行などレジャー費』は2位にランクインしました。土日のような休日だけでなく、夏休みや冬休みのようなまとまったお休みでは、おでかけや旅行に子どもを連れて行ってあげたいものですよね。けれども、家族ででかければそれなりに出費はかさむもの。楽しい分、レジャー費はばかにならない…と感じるご家庭からの票が集まりました。

1位:習いごと・塾・通信教育の費用(60.5%)

1位は、60.5%と過半数を上回る票が寄せられた『習いごと・塾・通信教育の費用』でした。小学生になると、習いごとや塾、通信教育など、学校の勉強以外にも、おけいこに通い始める子もいますよね。通うものによっても掛かる費用は異なりますが、おけいこ類に「特にお金がかかっている」と実感しているご家庭が多いことがわかりました。

「その他」としては、『歯科矯正』といった回答も

ほか、選択肢にない回答として、『おやつ』や『学校に必要なもの』など、さまざまなものが寄せられました。

なかでも特に目立ったのが『歯科矯正』。歯列の状況によっては、小さいうちから始めた方が良い場合もあり、小学一年生は、歯医者さんに歯列矯正の相談をする時期の目安とも言われます。そのためか、『歯科矯正』をしている低学年の子が多く、歯科矯正に「お金がかかっている」と感じるご家庭も少なくないのかもしれませんね。

子育てはお金がかかるシーンもさまざま。どのようにやりくりしていますか?

子どもが小学校に入学すると、日々の出費のほか、おけいこ、娯楽費、教育資金や保険等、お金をかけるものも多岐にわたりますよね。

過去の記事では、子育て世代のお金事情を、年収や貯蓄、食費から教育費、保険まで、詳しく調査しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてくださいね。

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アンケートを実施したのは・・・

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

文・構成/羽吹理美

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