鍋スープのレシピ28選|子どもが喜ぶ鍋つゆや定番人気の鍋レシピを厳選!

定番人気の醤油や味噌味の鍋スープから、最近話題のトマト鍋、カレー鍋、レモン鍋、タッカンマリ風鍋、子どもが喜ぶクリーム味の鍋やデコ鍋まで!バラエティ豊かな鍋のレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選。ふだんの食事にもおもてなしにも大活躍のラインナップです。

定番&変わり種|鍋つゆの人気レシピ

【1】寄せ鍋

ウィンナーやチーズ入りはんぺんなど子どもの好きな具をたくさん入れたら、この一品で心もお腹も満たされます!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
たら(または鮭) 2切れ
ウィンナー 3本
チーズ入りはんぺん 3~4個
白菜 1/4個
水菜 1/2袋
にんじん 1/2本

【A】
昆布だし 3~4カップ
みりん 小さじ2

ゆでうどん 3玉

◆作り方

【1】白菜はざく切りにし、水菜は5cm長さに切る。にんじんは5mmの輪切りにする(一部を型で抜いても)。鶏肉とたらは食べやすい大きさに切り、ウィンナーは半分に切る。
【2】鍋に【A】を煮立て、白菜とにんじんを入れて煮、しんなりしたら、鶏肉、たら、ウィンナー、はんぺんを入れて煮、最後に水菜を入れる。
【3】大人はポン酢やごまだれなどをつけて食べ、最後にうどんを入れて煮る。

◆ポイント

■シチュー味

子ども茶碗に汁をお玉1~1と1/2杯取り、シチュールウ1/2かけを混ぜる(溶けにくい場合は、軽く電子レンジで温める)。具やうどんをのせる。

■みそバター味

子ども茶碗に汁をお玉1~1と1/2杯取り、みそ小さじ1/2とバター1gを溶き、具やうどんをのせる。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【2】イタリアントマト鍋

野菜の旨みがたっぷりのトマト鍋は、卵を入れれば子ども用のリゾットに。色鮮やかな鍋ならテーブルもパッと華やいで、パーティ映え抜群!

◆材料

(大人3~4人分)
ベーコン(厚切り) 200g
ピーマン(赤、緑) 各2個
ブロッコリー 1/2株
カリフラワー 1/2株
かぶ 3個
芽キャベツ 10個
にんにく 1片
オリーブ油 大さじ2

【A】
トマト(缶詰) 2缶
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ2
砂糖 大さじ2

塩 適量

◆作り方

【1】 ベーコンは1cm厚さに、ピーマンは縦1.5cm幅に、かぶはくし形に切る。ブロッコリーとカリフラワーは小房に分ける。にんにくは薄切りにする。
【2】 鍋にオリーブ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらベーコンを炒める。
【3】 【A】、残りの【1】、芽キャベツを加えて、野菜に火が通るまで煮、塩で味を調える。

◆ポイント

子どもは「卵リゾット」で。

大きめのお玉にご飯を入れ、鍋端に沈めて汁を入れて煮、溶き卵を加えて火が通るまでそのまま煮る。器に盛り、鍋から具を取り分ける。

『ベビーブック』2018年2月号

【3】チキンときのこのカレー鍋

チキンときのこのうま味たっぷりのカレー鍋。子ども用は仕上げに生クリームを入れるとマイルドに!

◆材料

(大人3~4人分)
鶏もも肉 2枚
しめじ、まいたけ 各1パック
しいたけ 6個
エリンギ 3本
長ねぎ 1本
にんじん 1/2本

【A】
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ1
カレールウ 90g(4~5皿分)
にんにくのすりおろし 1片分

◆作り方

【1】鶏肉は食べやすい大きさに切り、しめじとまいたけは小房に分け、しいたけは軸を除いて半分に切る。エリンギは5mmの厚さに切り、ねぎは斜め薄切りにし、にんじんは輪切りにして好みの型で抜く。
【2】 鍋に【A】を入れて火にかけ、【1】(ねぎ以外)を加えて火が通るまで煮、最後にねぎを加える。

◆ポイント

子どもは「マイルドカレーうどん」で。

別鍋に汁を取り分け、生クリームを混ぜ(汁2に対し1)、うどんを加えて煮る。器に盛って具を取り分ける。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【4】ギョーザ鍋

汁で煮たギョーザがつるんと食べやすい、あったかお鍋。ニラやもやしなど、野菜もたっぷりたべられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 150g
長ねぎ(みじん切り) 8cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1

ギョーザの皮 16枚
もやし 1パック
にら 1束
焼き豆腐 1/2丁

【B】
水 3~4カップ
鶏がらスープの素 大さじ1と1/2~2
しょうゆ 大さじ1~1と1/3
ごま油 大さじ1/2

ラーメン(乾?) 3袋

◆作り方

【1】【A】はよく練って16等分にし、ギョーザの皮で包む。
【2】もやしは洗ってざるに上げ、にらは5cm長さに切る。豆腐は奴に切る。
【3】鍋に【B】を煮立て、【2】と【1】を入れて5分ほど煮る。ラーメンは適宜加えて煮る。

◆ポイント

ラーメン1/2袋(子ども1人分)を半分に折り、鍋の具を寄せたところで煮る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【5】鶏手羽とえびのちゃんこ鍋

鶏手羽とえびの出汁が絶品!しょうがの風味をほんのり効かせて。リーズナブルなのに味わい深く、ワンタンも喉ごしつるりとあとひくおいしさ!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
手羽先 10本
えび 1パック(6尾)
チンゲン菜 1束
長ねぎ 1本
大根 1/5本
しょうが(薄切り) 4枚
塩 小さじ1/4

【A】
水 800cc
酒 50cc

しょうゆ 少々
ワンタンの皮 13枚

◆作り方

【1】手羽先に塩をまぶす。チンゲン菜と長ねぎはざく切りにする。大根は半月切りにする。
【2】鍋に手羽先と【A】、長ねぎの青い部分、大根を入れ、ふたをして中弱火で20分煮る。えび、チンゲン菜、長ねぎの白い部分、しょうがを加えて煮、しょうゆで味つけする。

◆ポイント

鶏手羽に塩をもみ込んで水から煮ると、いい出汁がとれます。肉がほろりと取れるので食べやすい!

子ども用の主食は、ワンタンの皮を加えるのが◎。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

【6】鶏ひき団子の豆乳鍋

ごま+ みそ+ 豆乳でしっかりコクのある味つけに。鶏ひき肉は癖がなくスープのうま味をたっぷり吸って煮込むほどおいしくなります。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 200g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
パン粉 1/4カップ
塩 小さじ1/4強

白菜 1/4個
小松菜 2株
大根 1/4本
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
コーン(缶詰) 1/2カップ
マロニー 50g
豆乳 1カップ

【B】
みそ 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ1
だし汁(昆布+かつお) 2カップ

◆作り方

【1】【A】はよく混ぜ合わせてこね、10等分にして一口大に丸める。
【2】白菜は4cm幅のざく切りに、小松菜は5cm長さに切る。大根、にんじんはピーラーを使って縦に薄切りにする。油揚げはサッと湯通しして、1cm幅に切る。
【3】【B】に少しずつ豆乳を加えてのばし、だし汁と一緒に鍋に入れて火にかける。沸騰したら、【2】、【1】、コーン、マロニーを入れて煮る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【7】タッカンマリ風鍋

今人気の韓国鶏鍋を手軽に作って!シンプルな昆布と塩味のスープが具材に染みわたり、それぞれの味を際立たせます。

◆材料

(大人2~3人分)
鶏スペアリブ 400g
じゃがいも 2個
長ねぎ 1本
エリンギ 3本
にんにく 1かけ

【A】
酒 大さじ2
昆布 10cm
水 4カップ

塩 小さじ1/2
春雨 60g

【B】
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2

にら 1/2束
辛子 適量

◆作り方

【1】じゃがいもは半分に切る。長ねぎはぶつ切りから半分に切る。エリンギは薄切りにする。にんにくは半分に切る。
【2】鍋に鶏肉、【A】、にんにくを入れて中火にかけ、煮立ったらアクを除き、弱火で20分煮る。昆布を取り出し、じ ゃがいもを入れて10分煮、塩とねぎ、エリンギを入れて2~3分煮る。
【3】大人は【B】に、にらの小口切りや辛子 を加えたタレで食べる。

◆ポイント

子ども用には、煮立ったら鍋の端で春雨を2~3分煮て取り出し、具 も取り出して細かく切り、 汁を注ぎ、しょうゆ少々をたらすのがおすすめ。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

【8】レモンチャウダー鍋

市販のホワイトシチューで簡単に作るあったかチャウダー。レモンの酸味をきかせれば、いくらでも食べられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
あさり(むき身) 120g
じゃがいも 3個
玉ねぎ(小) 1個
にんじん 1/3本
エリンギ 3本
オリーブ油 大さじ1と1/2

【A】
水 800cc
鶏ガラスープの素 大さじ1

ホワイトシチュー(市販) 1缶(300g)

【B】
レモンの薄切り 3枚
塩 少々

◆作り方

【1】【B】を合わせておく(レモン塩)。
【2】じゃがいもは1cm幅の半月切りにし、水に5分さらして水けをきる。玉ねぎとにんじんは角切りにする。エリンギは縦半分に切って、2cm長さに切る。
【3】鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎをざっと炒め、にんじん、じゃがいも、【A】を加えて野菜がやわらかくなるまで中弱火で15分煮る。ホワイトシチューと【1】、エリンギを加えて10分煮、あさりを加えて火が通ったら止める。

◆ポイント

即席のレモン塩を加えると、あさりの臭みが消えてスッキリ!我が家流の味つけになります。

子ども用の主食は、パンを添えるのが◎。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

【9】トマトすき焼き

すきやきのアクセントにトマトをプラス。ちょい洋風でさわやかな味に!

◆材料

(大人2~3人分)
牛すき焼き用肉(または切り落とし) 200g
焼き豆腐 1丁
長ねぎ 2本
トマトの水煮(缶詰) 1缶
牛脂 適量

【A】
しょうゆ 大さじ4
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ4

ご飯 300g
卵 2個

◆作り方

【1】焼き豆腐は6等分にする。長ねぎの青い部分は斜め薄切り、白い部分は切り込みを入れて3~4cm長さのぶつ切りにする。
【2】鍋を熱して牛脂をこすりつけ、 香りが立ったら、トマトの水煮を細かく潰して加える。煮立ったら【A】を加え、【1】と牛肉を入れて煮えたところから食べる。

*大方食べ終わったら、大人用の締めにご飯を加え、卵を溶いて回し入れ、とじる。

◆ポイント

子ども用には、鍋にご飯(子ども茶碗1杯)を入れてひと煮立ちさせ、細かく切った具とともに取り分けるのがおすすめ。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

子どもが喜ぶ|人気の鍋料理レシピ

【1】ごま入り鶏ひき団子

キッズうけ抜群の肉団子を素早く作って、お鍋にイン!

◆材料

(2~3人分)
鶏ひき肉(もも) 250g
チンゲン菜 1袋(ざく切り)
しめじ 1パック(ほぐす)
えのきだけ 1/2袋(根元を除いて3等分に切る)
木綿豆腐 1/2丁(150~200g)
【A】
しょうが汁 少々
酒 大さじ1/2
玉ねぎ(すりおろし)、白すりごま 各大さじ2
溶き卵 1/2個分
片栗粉 小さじ1
塩 少々

だし 600ml

【B】
酒 大さじ1
塩 小さじ1
しょうゆ 小さじ2

◆作り方

【1】鶏ひき肉と【A】をポリ袋に入れて、もみながらしっかり混ぜる。
【2】鍋にだしを入れて火にかけ、チンゲン菜の茎の部分を入れる。煮立ってきたら【1】のポリ袋の角を2cmくらい切って中身をスプーンに絞り出しながら落とし入れる(丸くしなくてOK)。アクを取って中火で3分ほど煮たら、【B】を加えて味をととのえる。しめじ、えのき、チンゲン菜の葉を入れ、豆腐をちぎりながら入れる。大人はゆずこしょう(分量外)を添えても。

◆ポイント

調味もお団子作りもポリ袋ひとつで完了!

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2019年2月号

【2】くるくる豚入り和風カレー鍋

だしを利かせたカレー味は、子どもにも大人にも大好評♪ 鉄板のおいしさ!

◆材料

(2~3人分)
豚バラ薄切り(長いもの) 約250g
れんこん 80g
大根 10cm分
にんじん 1/2本
里いも 3個
だし 800ml
カレールウ(市販) 3かけ(約60g)

◆作り方

【1】れんこんは7~8mm厚さの半月切り(大きいれんこんはいちょう切り)にし、酢少々(分量外)を加えた水にい2~3分さらす。大根とにんじんはピーラーで薄切りにする。里いもは皮をむいて横に3等分し、塩少々(分量外)でもんで2回水洗いする。
【2】パックから出した豚肉をまな板に広げ、手前からくるくる、しっかりと巻いていく。1.5~2cm幅に切ったら、手でぎゅっと握って丸くする(ここでしっかり握らないと、煮ているときにほぐれてくる)。
【3】鍋にだしを入れ、【1】と【2】を加えて中火3~4分煮たら、カレールウを入れてさらに煮る。

◆ポイント

豚肉をそのままパックから出してまな板に広げ、くるくる!

食べやすい大きさにカットした豚肉を手でギュッと固める。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2019年2月号

【3】ミートソース鍋

ケチャップ味の洋風鍋は、パンにも合います!

◆材料

(2~3人分)
合いびき肉 250g
玉ねぎ(中) 1個(半分に切って1cm幅にカット)
じゃがいも(中) 2個
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/3株
小麦粉 大さじ1・1/2
水 600ml
コンソメ(顆粒) 小さじ1/2
【A】
トマトケチャップ 大さじ3
中濃ソース 大さじ2
砂糖 小さじ1/3

サラダ油 大さじ1/2

◆作り方

【1】じゃがいもとにんじんは一口大に切って耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをして電子レンジで3分間加熱(*)しておく。ブロッコリーは小房に分けて小さめに切り、同様に電子レンジで2分加熱(*)する。*600Wの場合。
【2】鍋にサラダ油を中火で熱し、すぐにひき肉を入れ炒める。色が変わってきたら玉ねぎも炒め合わせ、肉の色が完全に変わったら、小麦粉をふり入れる。粉っぽさがなくなるまで炒め、水とコンソメを加える。煮立ったらアクを引き、【1】のブロッコリー以外の野菜を入れて5分ほど、やわらかくなるまで煮る。【A】で味をととのえ、ブロッコリーをちらす。好みで粉チーズ(分量外)をかける。

◆ポイント

じゃがいもとにんじんはレンジで加熱して、煮込み時間をカット!

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2019年2月号

【4】ハロウィン鍋

ハロウィンの主役たちがお鍋の中に勢ぞろい!(※写真は過熱前の状態。この後、お好みのだし汁(適量)を加えて煮込みます)

◆材料

(3~4人分)(すべて適量)
えのき茸
レタス
にんじん
豚バラ肉

◆作り方

石づきを切ったえのき茸、白玉がくっつかないように敷いた千切りのレタス、ピーラーで薄くそいだにんじんを重ねて豚バラ肉で巻く。

教えてくれたのは


五条まあさっちんさんさん

パーティー料理・ハロウィーン料理研究家。料理教室『FIVE S CUISINE』主宰。中華、フレンチ、イタリアンの有名店で料理を学び、和食は懐石料理の近茶流本科を修了。国際色豊かな料理作り、特に独創的なハロウィーン料理が注目される。

『めばえ』2019年10月号

【5】チキンボール鍋

ほんのり中華味にするのがおいしさのコツ!子どもの好きなナルトとうずらの卵も入れて。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 250g
粗塩 小さじ1/4
ごま油 小さじ1/2

白菜 1/5個
チンゲン菜 2株
うずらの卵(水煮) 10個
なると(小) 1本

【B】
水 800cc
中華スープの素 大さじ1

しょうゆ 小さじ1
そうめん 2束

◆作り方

【1】白菜とチンゲン菜は5cm長さに切り、チンゲン菜1株分は葉先をみじん切りにする。なるとは輪切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、【1】のみじん切りにしたチンゲン菜を加えて混ぜ、小さい団子に丸める。
【3】鍋に白菜と残りのチンゲン菜を入れ、【B】を加えて中火にかけ、煮立ったら【2】、うずらの卵、なるとを入れて煮、しょうゆで味を調える。

◆ポイント

チキンボールにごま油を加えると香りがよくなって、ふんわりと仕上がります。

子ども用の主食は、そうめんが◎。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

【6】かぼちゃ入りカレーミルク鍋

柔らかくなったかぼちゃ、にんじん、玉ねぎは甘く、カレールーのピリ辛がよく合います。牛乳を加えてマイルドに仕上げて召し上がれ。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏肉 250g
かぼちゃ 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
水 500cc

【A】
牛乳 1カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
カレールー 70~80g

ご飯 茶碗1杯
粉チーズ 適量

◆作り方

【1】にんにくはみじん切りにする。にんじん、玉ねぎ、鶏肉は1.5cm角に切る。
【2】かぼちゃはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱して、1.5cm幅に切る。
【3】鍋にオリーブ油と【1】を入れて炒め、肉の色が変わったら水を加えて10分煮、アクを取る。【A】と【2】を加えて5~6分煮る。

◆ポイント

カレー風味に、かぼちゃやにんじんの甘みがぴったり。

主食のリゾットもカレー味で変化がつきます。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

【7】ハンバーグ鍋

ミニハンバーグ+ 野菜をトマト風味のスープで煮るだけなので簡単で栄養たっぷり。煮込みハンバーグのような、ハンバーグ鍋。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
パン粉(乾) 1/2カップ
卵 1個
玉ねぎ(みじん切り) 1/3個分

オリーブ油 大さじ1/2
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 1個
キャベツ 1/6個
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/3個

【B】
トマト水煮(缶詰・カット) 1缶(400g)
トマトケチャップ 1/2カップ
ウスターソース 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 2カップ

溶けるチーズ 適量

◆作り方

【1】【A】は練り合わせ、6~10等分して小さい小判形にまとめる。
【2】玉ねぎはくし形に、じゃがいもは1cm厚さに切る。キャベツはざく切り、にんじんは5mmの輪切りにする(にんじんの一部は型で抜いても)。ブロッコリーは小房に分ける。
【3】鍋にオリーブ油を熱して【1】の両面を強火で焼き、焦げ目がついたら一度取り出す。
【4】鍋の余分な油を拭いて【B】を煮立て、じゃがいも、にんじん、玉ねぎから煮、
【3】、キャベツ、ブロッコリーを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。最後にチーズをちらす。

◆ポイント

鍋から子ども茶碗に汁を取り、ご飯を混ぜ、具を適量のせる。リゾットのようになって食べやすい。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【8】チーズシチュー鍋

子どもが大好きな味つけで野菜をたっぷりと! あったかシチューにとろ~りチーズがおいしい洋風鍋は、食卓も華やぎます。

◆材料

(大人2~3人分)
ソーセージ 8本(170g)
にんじん 1本
じゃがいも 2個
ブロッコリー 1株
ミニトマト 10個
玉ねぎ 1/2個
バター 40g
小麦粉 大さじ4
水 1カップ
牛乳 3カップ
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
ピザ用チーズ 80g
フランスパン 200g

◆作り方

【1】にんじんは1cm幅の輪切りに、じゃ がいもは1cm幅の半月切りにする。ブ ロッコリーは小房に分ける。玉ねぎはみじん切りにする。
【2】耐熱皿ににんじんとじゃがいもをのせてラップをかけ、電子レンジ600W で6分加熱する。取り出してブロッコリーをのせ、ラップをかけ、1分加熱して蒸しておく。
【3】鍋にバターを溶かし、玉ねぎを入れ てしんなりするまで炒め、弱火にし、小麦粉を入れて炒め、粉っぽさがなくなったら水を少しずつ加える。牛乳も加え、トロリとするまで混ぜながら煮る。
【4】塩、こしょうをふり、【2】、ソーセー ジ、ミニトマトを加えて2~3分煮、チーズをふって溶けるまでひと煮する。

*大人用にはお好みで粗挽き白こしょ うをふり、パンを添える。

◆ポイント

子ども用には具を取り出して細かく切り、パンを添える。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

【9】鮭とコーンの豆乳鍋

子どもが大好きな鮭とコーンをお鍋に。バターでちょっと洋風に!たくさんの具材をいれて栄養満点。

◆材料

(大人3~4人分)
甘塩鮭 3~4切れ
豆腐 1丁
かぼちゃ 1/4個
キャベツ 1/4~1/2個
玉ねぎ 1個
コーン(缶詰) 100g
バター 30g
小麦粉 大さじ2

【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 80ml
水 3カップ
豆乳 2カップ

◆作り方

【1】 鮭と豆腐、かぼちゃは大きめの一口大に、玉ねぎはくし形に切り、キャベツはざく切りにする。
【2】 鍋にバターを熱し、鮭の両面を焼いて取り出す。玉ねぎを入れ、小麦粉を全体にまぶし、【A】とかぼ
ちゃ、キャベツを加えて煮る。
【3】 火が通ってきたら、鮭を戻し入れ、豆腐とコーンを加えて煮る。

◆ポイント

子どもは「スープマカロニ」で。

先にマカロニをゆでておく。子ども分を器に盛り、汁と具を取り分けて、粉チーズをふる。

 

『ベビーブック』2018年2月号

【10】デコおでん鍋

寒くなってきたら食べたくなるおでん!でも、おでんの具は子どもにはなかなか食べれない場合も。そこで子どもが好きなものばかりを集めたデコおでん鍋!ウインナーやじゃがいもにアスパラガスを入れて♪

◆材料

(大人3~4人分)

【A】
白だし 1/2カップ
水 5カップ
薄口しょうゆ 大さじ1~2
※白だしの塩分によって変わるので味をみて調整する。

じゃがいも 3個
ちくわ 4本
ウインナー 8本
アスパラガス 4~5本
はんぺん 1枚
黒ごま 適量
焼きのり 適量
うずらの卵の水煮 6~8個

◆作り方

【1】 鍋に【A】と、皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを入れて煮る。
【2】ちくわは長さを半分に切り、穴にウインナーを詰める。はんぺんは三角に切り、のりを巻き、目の位置に楊枝で穴をあけ、黒ごまを入れる。
【3】じゃがいもに8割がた火が通ったら、【2】と、ハカマを除いて食べやすく切ったアスパラガスを入れて煮る。
【4】うずらの卵に横に切り込みを入れ、その下の白身をV字にカットし、黒ごまを目の位置に刺して鍋に入れる。

◆ポイント

子どもは「チーズ焼きおにぎり」で。

ご飯を小さいおにぎりにし、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いておく。器に入れて、おでんの汁をかける。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【11】豆腐つくねの豆乳鍋

豆腐とひき肉を合わせたつくねは、加熱してもふんわり柔らかい。しょうがやねぎなどの薬味が風味よく食欲をそそります。

◆材料

(大人2~3人分)
木綿豆腐 1丁
鶏ひき肉 150g

【A】
しょうがのすりおろし 1/2かけ
長ねぎのみじん切り 10cm分
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2

【B】
だし汁 2カップ
豆乳 2カップ
塩 小さじ1
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ1

えのきだけ 1袋
水菜 150g
冷凍うどん 2玉

◆作り方

【1】豆腐はふきんに包んで重石をしっかりし、20分おいて水けをきる。ひき肉と合わせてよく混ぜ、【A】を加えてさらに練り混ぜる。
【2】えのきだけはほぐして半分に切り、 水菜は5~6cm長さに切る。
【3】鍋に【B】を入れて煮立て、【1】を一口大に丸めて入れ、3~4分たって煮えてきたら、【2】を入れる。

*大方食べ終わったら、大人用の締め にうどんを加える。

◆ポイント

子ども用には、煮立ったら、鍋の端にうど んを加えて柔らかめに煮て、取り分けるのがおすすめ。う どんは短く切っても。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

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