素材そのものの味を引き出す蒸し料理。蒸し器を使って作る野菜や魚、肉まんやお菓子のレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、14品厳選しました!ヘルシーな一品を食卓にどうぞ♪
子どもが喜ぶ♪蒸し器レシピ
【1】ケチャップ味つきシューマイ
豚ひき肉にケチャップを混ぜているから、ハムの塩味も加わりタレをつけずに食べられる。ほんのり赤くなった色がキレイ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
シューマイの皮 16枚
ハム 2枚
豚ひき肉 100g
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
キャベツ 1枚
◆作り方
【1】ハムはみじん切りにし、豚ひき肉、ケチャップと混ぜ合わせ、シューマイの皮に等分にのせて包む。
【2】蒸し器にキャベツの葉を敷き、【1】を入れてふたをし、8分ほど蒸す。
※仕上げに、ケチャップを少し絞っても。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
【2】欲張り茶わん蒸し
良質のたんぱく質、ビタミン類、発酵食品が簡単に、しっかりとれて体も温まる。免疫力アップのポイントをすべてカバーするスーパーメニュー!
◆材料
(3人分)
卵 4個
【A】
牛乳 400ml
鶏がらスープ(顆粒) 小さじ1/2
ピザ用チーズ 40g
塩 小さじ1/3
豚ひき肉 100g
長ねぎ 1/2本
しょうが 5g
ニラ 50g
赤パプリカ 50g
【B】
鶏がらスープ(顆粒) 小さじ1/2
水 150ml
みそ、しょうゆ 各小さじ1
砂糖 小さじ2
【水溶き片栗粉】
片栗粉、水 各小さじ1
◆作り方
【1】ボウルに卵を割りほぐして【A】を加え混ぜ、耐熱の器に流し入れる。
【2】温めた蒸し器に【1】を入れて(深めのフライパンに器の高さ半分まで水を入れて代用可)弱火で20~30分蒸す。
【3】長ねぎ、しょうが、ニラはみじん切り、赤パプリカは粗めのみじん切りにする。
【4】鍋で豚ひき肉を炒り、ポロポロになってきたら、【3】と【B】を加えて温め、中火で3分ほど煮る。みそ、砂糖、しょうゆで味を調えたら、水溶き片栗粉でとろみをつける。
【5】蒸しあがった【2】に【4】をかける。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【3】豆腐茶わん蒸し
なかなか子供用には作らない茶碗蒸し。せっかくならヘルシーな豆腐を使って作りましょう。わかめやひき肉など子供が好きな食材を入れると、食べごたえもありますよ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
絹ごし豆腐 1丁(300g)
卵 3個
【A】
塩 小さじ1/2
豆乳 1カップ
乾燥わかめ 大さじ1
【B】
鶏ひき肉 50g
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ2
なると 4切れ
◆作り方
【1】わかめは水でもどして粗く刻み、【B】と混ぜ合わせる。豆腐は1/4丁分を具材用に角切りにする。
【2】卵をほぐし、【A】を加えて混ぜる。
【3】豆腐の残りをボウルに入れて、ホイ ッパーかフォークでなめらかになるまで混ぜ、【2】を少しずつ加えながら混ぜ、万能こし器でこす。
【4】耐熱容器に【1】となるとを入れて、【3】を注ぐ。蒸し器に入れ、ふたを少しずらし、弱火で10~12分蒸す。
教えてくれたのは
青木 恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌から商品パッケージ、WEBなどで活躍。
『ベビーブック』2012年8月号
【4】みそ蒸しパン
シンプルに、みその香りを生かして作る、ほんのり甘い蒸しパン。
◆材料
(直径4cm・高さ3cmの紙カップ×4個分)
卵 1個
砂糖 1/4カップ
牛乳 大さじ1
みそ 小さじ1
サラダ油 大さじ1
【A】
小麦粉 1/2カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
◆作り方
【1】ボウルに卵を入れて泡立て器でほぐし、砂糖を加えて混ぜる。牛乳、みそ、サラダ油を順に加えてそのつどよく混ぜ、【A】をふるい入れて、さらに混ぜる。
【2】カップに【1】を7分目くらいまで入れる。
【3】蒸気の上がった蒸し器に【2】を入れ、ふたをして、中火で10分蒸す。
※紙カップがやわらかいときは、さらにプリンカップに入れて作る。
◆ポイント
卵、砂糖、牛乳を混ぜてからみそを加え、泡立て器でよく混ぜる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
野菜を使った蒸し器レシピ
【1】そら豆入り茶わん蒸し
大きな茶わん蒸しをみんなでシェアするので手間が省けるのでとっても簡単!忙しい朝につるんと温かい茶碗蒸し、おススメです。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
卵 3個
そら豆 50g(正味)
こしょう 少々
塩 ふたつまみ
酒 大さじ1
水 200ml
【たれ】
しょう油 大さじ1
ごま油 大さじ1
こしょう 少々
※そら豆は、枝豆やグリーンピースなどでも代用可。
◆作り方
【1】ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、水を加えて混ぜ、塩、こしょう、酒を入れる。
【2】【1】を注いだ耐熱の器を蒸し器(なければ鍋に水を張って代用)に入れて、フタをして強火で3分蒸す。
【3】さやから取り出して薄皮を除いたそら豆をのせて弱火にし、10分蒸す。たれをかけて食べる。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2017年6月号
【2】ほうれん草蒸しパン
ほんのり甘い鮮やかグリーンのマフィンは子供たちの大好物になりそうです。
◆材料
(直径約5cmのマフィンカップ×5個分)
【A】
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 5g
【B】
全卵 1個
グラニュー糖 25g
ほうれん草 10g
【C】
牛乳 45g
白ごま油(またはサラダ油) 15g
◆作り方
【1】【A】はあわせてふるう。
【2】ボウルに【B】を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
【3】ほうれん草はざく切りにし、【C】とともにミキサーにかける。ピューレ状になったら【2】に加えてよく混ぜ、【1】を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、型に流し入れる。
【4】蒸し器に水をはって沸騰させ、【3】を並べ入れ、強火で15分蒸す。火を止めて、湯気がなくなってからふたを取る。
*ほうれん草は生のまま加えても蒸すときに火が通る。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
【3】かぼちゃの蒸しパン
ほんのりした自然な甘みがおいしい。ごはんにもおやつにもなるうれしいメニュー。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 正味60g
【A】
卵 1個
砂糖 大さじ3
バニラエッセンス 少々
牛乳 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【B】
薄力粉 1/2カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
◆作り方
【1】かぼちゃは耐熱容器に入れてラ ップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱し、なめらかにつぶす。
【2】ボウルに【1】と【A】を入れて泡立て器でよく混ぜ、牛乳、サラダ油の順に加えてよく混ぜる。【B】をふるい入れて混ぜる。
【3】紙カップに【2】を8分目まで入れ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、中火で10分蒸す。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号
【4】にんじんとコーンの 蒸しパン
野菜がもつ自然な甘さでヘルシー味に。淡い色もとってもキレイ。
◆材料
(耐熱カップ×6個分)
【A】
小麦粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1(5g)
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ(2g)
【B】
キャロットジュース(フルーツ混合でも可) 150g
にんじんのすりおろし 大さじ2
ホールコーン 大さじ3
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れて、へらで均一に なるように混ぜ、【B】とホールコーン(缶詰なら水けをよくきる、冷凍なら解凍 する)を加え、さらに粉けがなくなるまで混ぜる。
【2】【1】を耐熱カップ6個に入れ、蒸気の上がった蒸し器で10~15分蒸す。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
魚を使った蒸し器レシピ
【1】さばのキャベツ蒸し焼きトマト風味
さばにいろいろな野菜を合わせて洋風アレンジ。キャベツに詰めて見栄えもUPするので、おもてなしメニューにも!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さば(半身) 1と1/2本
キャベツ 3枚
じゃがいも 1個
もやし 1/2袋
水菜 1/3束
長ねぎ 1/2本
トマトソース(市販) 大さじ6
粉チーズ 小さじ3
◆作り方
【1】キャベツは芯をそぎ取って、ゆでる。じゃがいもは薄切り、水菜は2cm幅、長ねぎは小口切りにする。さば1枚は半分に切る。
【2】【1】のキャベツ1枚を広げ、じゃがいも、もやし、水菜、長ねぎ、さばの1/3量をのせる。さばの上にトマトソースをかけ、粉チーズをふり、キャベツで包んで、アルミホイルでさらに包む。同様にあと2個作る。
【3】蒸気の上がった蒸し器で10~12分蒸し、食べやすい大きさに切り分ける。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年11月号
肉まん|蒸し器レシピ
【1】毎日のおやつに!パンダのプチ肉まん
ホットケーキミックスを使った食べ応えのある肉まん。野菜も加えて栄養も満点!
◆材料
(10個分)
【A】
ホットケーキミックス 250g
ラード 大さじ1
水 100cc
【B】
豚ひき肉 100g
玉ねぎ(みじん切り) 1/6個
たけのこ(水煮・みじん切り) 50g
砂糖 小さじ1
オイスターソース 小さじ1
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ1
しょうゆ 小さじ2
焼きのり 1枚
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れ、ひとかたまりになるまで手でこね、10等分にする。
【2】別のボウルに【B】を入れ、手でよく混ぜ合わせ、10等分にする。
【3】【1】を手のひら大にのばし、【2】を包む。
【4】クッキングシートを10×10cmに10枚切り、【3】をのせ、蒸気の上が った蒸し器で12分蒸す。
【5】のりでパンダの顔を作る。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
本名・大井純子。毎月200万アクセスを誇る人気ブロガーとして大ブレイク。現在はメニュープランナーとして活躍。夫と長女の3人家族。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログが人気。「よめ膳@YOMEカフェ」
衣装協力:おうちブレンド(ワコールウイング)
『ベビーブック』2011年12月号
お菓子|蒸し器レシピ
【1】あずき入り蒸しパン|子供と一緒に作ってみよう
牛乳をヨーグルトに替えてしっとりモチモチに。休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!
◆材料
(5~6cmのカップ×5~6個分)
【A】
卵 1個
プレーンヨーグルト 110g
砂糖 30g
サラダ油 大さじ1
ゆであずき 35g
【B】
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ2
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れてよく混ぜ、あずきの2/3量も加えて混ぜる。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えて混ぜる。
【3】紙を敷いたプリンカップに【2】を8分目まですくい入れて、残りのあずきをのせる。
【4】蒸気が上がった蒸し器に【3】を並べ入れ、強火~中火で15~20分蒸す。
◆ポイント
割る:★★☆
卵を割るときは平らな台にコンコンと打ちつけて、ヒビを入れます。慣れないうちは平らなお皿に打ちつけると、失敗してもお皿に広がるので安心です。
混ぜる:★☆☆
泡立て器でグルグルと混ぜます。大きめのボウルだとやりやすいです。最初はお母さんがボウルを押さえてあげたり、下に濡れ布巾を敷いて安定させても。
すくい入れる:★★★
計量スプーンなど、深さのあるスプーンがオススメです。こぼしてもいいように、カップの下にクッキングペーパーなどを敷いておくと片づけが楽。生地の量はお母さんが最後に調節してください。
のせる:★☆☆
残りのあずきをのせます。飾りだから子どもの好きなようにどうぞ。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号
【2】いもようかんの金つば風
はちみつを少し加えて、固めたさつまいもをフライパンで焼くと、風味が増して焼き色もアクセントに。
◆材料
(14×11×4cmの流し缶1台分)
さつまいも 300g
【A】
三温糖 40g
はちみつ 小さじ2
◆作り方
【1】さつまいもは皮をむき、2cm厚さに切り、水にサッとくぐらせてから、蒸し器で15~20分ほど蒸す。
【2】熱いうちに裏ごしをして、【A】を加え、ゴムベラで押しつけながらよく混ぜ合わせる(さつまいもの水分が少ないときは水大さじ2を加えてしっとりとさせる)。
【3】流し缶に移し、上にラップをのせ、手またはカードでギュッと押しつけるようにして平らにする。
【4】流し缶にラップをかけ、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。食べやすい大きさに切り分け、温めたフライパンにのせ、焼き色をつける。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
【3】カスタードプリン
懐かしい定番のプリンレシピ。蒸し器で簡単にプロの味が再現できます!
◆材料
【キャラメルソース】
【A】
砂糖 80g
水 大さじ1.5
熱湯 40cc
【プリン】
【B】
牛乳 420cc
砂糖 80g
さやから出したバニラビーンズ 1/2本(バニラエッセンス2~3滴でも可)
卵 4個
【トッピング】
ホイップクリーム 適量
チェリー(缶詰でも可) 6個
◆作り方
【キャラメルソース】
【1】小鍋に【A】を入れ、よくなじませて火にかける。
【2】【1】がシロップ状になって焦げ始めたら、鍋をゆすって全体に均一に色をつける。
【3】好みのキャラメル色になったら火を止めて熱湯を注ぎ入れ、ヘラでムラなく混ぜ合わせる。
【4】プリンカップの底に均等に注ぎ、常温で固めておく。
【プリン】
【1】鍋に【B】を入れて火にかけ、砂糖が完全に溶けるまで温める。
【2】別のボウルに卵を入れ、泡立て器でコシを切るように混ぜ合わせる。
【3】【2】に【1】を加え混ぜ、こし器でこす。ペーパータオルで表面の細かい泡を取り除き、30分以上おく。
【4】キャラメルソースを入れた型に【3】を流し入れ、蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で30秒、そのあと弱火で10分蒸す。
【5】粗熱を取り、冷蔵庫で充分に冷やす。
【6】器に移して型から外し、生クリームとチェリーを飾る。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【4】かぼちゃプリン
かぼちゃをたっぷり使って濃厚な仕上がり。
◆材料
(180ccの容器×5個分)
かぼちゃ 1/8個
砂糖 50g
【A】
卵 1個
卵黄 1個分
生クリーム 50cc
牛乳 200cc
バニラエッセンス 少々
メープルシロップ 適宜
※かぼちゃ1/8個は皮と種を除いた状態で150gが目安です。
◆作り方
【1】かぼちゃは皮と種を除いてざく切りにし、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で4分加熱する。なめらかにつぶし、砂糖を加えて混ぜる。
【2】【1】に【A】、生クリーム、牛乳、バニラエッセンスの順に加えて、よく混ぜる。
【3】器に【2】をこしながら注ぎ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、ふたをして、強火で蒸す。表面が白くなったら弱火にして約15分蒸す。
【4】粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。お好みで、食べるときにメープルシロップをかける。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号
【5】バナナヨーグルトとにんじんりんごの蒸しパン
甘さ抑えめなので食事にも、おやつにも。
◆材料
(カップおよそ4個分)
【A】
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ4
砂糖 大さじ4
★バナナヨーグルト
サラダ油 小さじ2
砂糖 大さじ1
バナナ 1/2本
レモン果汁 小さじ2
ヨーグルト 100㏄
★にんじんりんご
100%りんごジュース 80cc
サラダ油 小さじ2
にんじんすりおろし(好みにより増変する) 大さじ3
◆作り方
【1】タネを混ぜる
丈夫なビニール袋2枚(バナナ用とりんご用)に【A】を半分ずつ入れる(バナナの袋には、砂糖大さじ1 を足す)。空気を入れて口を閉じ、袋を振って混ぜる。
【2】バナナをむいて切る
バナナは皮をむき、フォークなどで好きな大きさに切り、変色を防ぐためレモン汁をかける。
【3】にんじんをすりおろす
皮をむいたにんじんをすりおろす。
【4】もんで混ぜるバナナの袋にはサラダ油、
ヨーグルトを加え、にんじんの袋は、サラダ油、りんごジュースと【3】を合わせ、全体をもんで混ぜる。
【5】絞り出す
袋の口を結び、角を1cmほど切り落とし、手を添えて、紙カップなどの容器に八分目まで生地を絞り出す。バナナの場合は、【2】 のバナナをのせる。
【蒸し方】
湯気の上がった蒸し器に入れ、15~20分蒸す(蒸し器がない場合は、生地をカップの半分までにし、電子レンジで約4分加熱)。どちらも竹串を刺し、串に記事が付かなければでき上がり。
教えてくれたのは
こんぺいとさん
今回取材に協力してくれたのは「台所 のある幼児教室こんぺいと」。作って、 食べて、遊んで知力を育てるのがコンセ プトで、1歳から料理体験ができます。
『ベビーブック』2017年9月号