クラスで担う当番と係、じつはこの2つには明確な違いがあります。
仕事を分担して行うのが「当番」です。そうじも当番で、低学年のうちは教室と教室前の廊下を担います。そうじを通して、ほうきの掃き方やぞうきんの絞り方、拭き方などを子どもたちに教えます。そうじのほかに、黒板ふき、生き物のお世話、掲示物を貼るなども当番です。
いっぽう「係」は学校生活を豊かにするために子どもたちが考えたものです。例えば、お笑い係、クイズ係、ダンス係などです。朝の時間などに活動しています。
昔は当番と係の区別が明確ではありませんでした。今ははっきり上記のように区別して活動しています。
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構成/天辰陽子
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。