「阿波尾鶏」を塩辛揚げで。ほかの鶏肉とここが違う! 阿波踊りの街のご自慢グルメを家庭で味わう

徳島県で飼育されている地鶏「阿波尾鶏」について詳しくまとめました。現在、国内の地鶏出荷数では日本一を誇ります。すでにどこかで、口にしたことがあるかもしれませんね。気になる名前の由来や、調理法、購入方法など、ご覧になってください。

旨味成分が豊富で味わい深く、身の赤みが美しい阿波尾鶏は、徳島県の名産地鶏です。唐揚げ、照り焼き、焼き鳥など、食卓でおなじみの鶏料理に活用できる素材で、味わいの良さは絶品です。地元で食べられている料理や、唐揚げレシピを参考に、ご家庭で取り入れる方法、入手方法をまとめました。

阿波尾鶏(あわおどり)ってどんな鶏?

徳島県の名産地鶏「阿波尾鶏」について、特徴をご覧ください。

阿波尾鶏の開発秘話

徳島県の山間部で、昔から飼育されてきた軍鶏(しゃも)の雄と、優良な性質の肉鶏をかけ合わせて育成された阿波尾鶏は、1989年に生産が開始されました。

その肉質は身が締まって歯ごたえがあり、低脂肪の特徴をもちます。肉色には赤みがあって美しく、味わいは甘み、コクがあり、さらに旨味成分であるアスパラギン酸やグルタミン酸の含有量が多い特徴もあります。

1998年の明石海峡大橋開通から販売数量を急速に伸ばし、60万羽以上を出荷して地鶏出荷羽数日本一となりました。

名前の由来は?

特徴的な「阿波尾鶏」の名称は、「阿波踊り」と「尾羽が伸びた鶏の立ち姿」からつけられています。

発売開始以前は、他に引けを取らない味に期待が寄せられる一方で、より名が知れ渡っていた「名古屋コーチン」「比内地鶏」との競争に勝てないのでは、と誰もが不安に思っていたそうです。

その懸念を払拭するため、インパクトの強いネーミングが求められました。当時の畜産課長が、地元徳島県が誇る夏の大イベント「阿波踊り」にかけたダジャレに、「ほれはおもしろい、ほれでいこ」と、賛同したことから決定したそう。

この決断は功を奏し、今では年間200万羽を出荷する地鶏へと成長したとのことです。

阿波尾鶏のおいしい食べ方

四国の東側に位置する徳島県は、海と山の幸が豊富に味わえる土地柄です。名産品である阿波尾鶏を扱うお店も数多く、さまざまなメニューで楽しまれています。その一部をみてみましょう。

地元の人気メニュー

徳島市内で地元客から長年愛されるお店で、鶏のメニューを見てみると、並ぶのは「唐揚げ」「鶏鍋」「親子丼」など、ごく一般的な鶏料理です。その他にも、部位ごとに美味しさが楽しめる「焼き鳥」や、豪快に骨付きで焼いた「もも焼き」など、素材の味を生かし、シンプルな調理を施したメニューが目立ちます。

和洋中ジャンルを問わずに、幅広い料理で用いられるのが阿波尾鶏です。

阿波尾鶏の塩唐揚げ

それでは、旨味の強い特徴を生かしてシンプルな塩味でいただく唐揚げの作り方をみていきます。パリッとジューシー、旨味のある唐揚げに仕上がりますよ。

しょうゆなどの焦げやすい調味料が入らないため、中心部までしっかりと加熱しやすい特徴もあります。唐揚げを作ると焦げたり、生焼けだったり、普段からお悩みがある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

・材料

阿波尾鶏もも肉 1枚(300g程度)

【A】
にんにくのすりおろし 小さじ1
しょうがのすりおろし 小さじ1
酒 大さじ1/2
塩 小さじ1
鶏がらスープ 小さじ1/2
こしょう 少々

片栗粉 大さじ3

揚げ油 適量

・作り方

【1】鶏肉をひと口大に切ります。分厚い部分は包丁で削ぎ、厚みを均等にしておくと、火のとおりが良くなり、揚げやすくなります。

【2】ボウルに切った鶏肉を入れ、【A】を加えて手でよくもみ込みます。10分ほどおいて味をなじませてください。

【3】片栗粉をまぶして1分ほどおき、160℃に熱した油に入れます。中火で上下を返しながら3~4分揚げ、最後に強火にして仕上げます。外側がカリッとするまで1分ほど揚げたら、取り出してください。

阿波尾鶏の取り寄せと通販

料理に使いやすいもも肉、味付け済の手羽先や、徳島の特産味噌やカレーなど、豊富なお取り寄せ商品が揃っています。

【ふるさと納税】 最高級 阿波尾鶏もも肉 約2kg 切り身

ほどよく脂肪分がある、ジューシーなもも肉です。阿波尾鶏は、一般的な地鶏ほど固くなく、適度な歯ごたえがあり、強い旨味に特徴があります。シンプルに塩とこしょうで焼いたり、焼き鳥、水炊きなど、幅広い場面で使うことができます。

【ふるさと納税】 手羽先 唐揚げ 地鶏 阿波尾鶏 30本 冷蔵

食べやすいように手作業で加工され、味付き済の手羽先です。調理は180℃の油で7~8分揚げるだけ。阿波尾鶏の手羽先唐揚げが、手軽に味わえる商品です。オーブンでの調理や、アウトドアでの焼き物などにもご利用ください。

鍋の素 とり鍋のみそ かねこみそ

江戸時代の武将であり徳島城主の蜂巣賀公の御前に供したことから、「御前味噌」と呼ばれるようになった徳島特産の味噌があります。この味噌を使った鍋の素が地元で人気を博しています。吟味された米麹と大豆を熟成して作られており、他の味噌と比べて、より深い風味と豊かな香りを持ちます。

水で薄めてから温め、鶏肉や白菜を煮込んでお召し上がりください。

阿波尾鶏骨付 地鶏カレー250g レトルト チキンカレー

阿波尾鶏手羽元が2本、さらに胸肉ミンチが入った、ボリューム満点のキーマカレーです。香り高いスパイスと、ホロっと崩れる柔らかい肉が自慢。沸騰したお湯で10分程度温めてから、お召し上がりください。

お子さんにも勧めやすい阿波尾鶏

一般的に地鶏は旨味が強く、歯ごたえがしっかりとした特徴があります。阿波尾鶏は比較的柔らかい肉質なので、お子さんが食べやすいのも嬉しいポイントです。調理法については他の鶏料理と同様でかまいません。手に入った場合は、ぜひお好きな鶏料理に仕上げて楽しんでください。

こちらの記事もおすすめ

鶏肉レシピ47選|子どもも喜ぶ!簡単にできるソテー、照り焼き、ポン酢を使った人気レシピなど
子どもがいるご家庭には欠かせない食材、鶏肉。子どもが喜ぶ照り焼き、簡単にできるチキンソテーや、ポン酢を使ったヘルシーなローカロリーレシピ、お...

構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

編集部おすすめ

関連記事