休日の自宅ブランチは「エッグベネディクト」と「メレンゲ入りふわふわパンケーキ」がおすすめ!<HugKum おうちカフェ>

ゆっくり起きた休日の朝は、自宅でカフェのようなブランチはいかがですか?  カフェで出てくるような料理を作れば、気分も上がりますよね。そこで本記事では、休日の朝に作る、憧れのカフェメニュー、「エッグベネディクト」や「厚みのあるホットケーキ」の作り方などを紹介してきます。

平日の朝はバタバタと朝食をとりがちではないですか? そのぶん予定のない休日の朝は、ゆっくり寝たいもの。そんなとき、ゆっくり起きてブランチを作るのはいかがでしょう。ゆったりと、まるでカフェにいるような気分になって、優雅な休日になります。

モーニングでもない、ランチでもない「ブランチ」。なんとなく使っている言葉かもしれませんが、まずは、この「ブランチ」とはどういうものなのか、一緒に見ていきましょう。

ブランチとは?

「ブランチ」は、英語で表すと「brunch」。「朝ごはんと昼ごはんを兼ねた食事」という意味合いの言葉です。朝ごはんの「breakfast」と、昼ごはんの「lunch」を合わせて、そう呼ぶようになったとされています。

ブランチは何時から?

「ブランチは〇時から〇時まで」という明確な時間はありません。遅めの朝食なので、一般的には午前11時ごろにとる食事をいうことが多いようです。

ブランチにはどんなものが食べられている?

ブランチは欧米の食文化です。なので、味噌汁や焼き魚、納豆などの和食では、ちょっとイメージが合いません。一般的にブランチとして食べられているのは、パンケーキやオムレツ、フレンチトースト、エッグベネディクト、サンドウィッチなど、洋食のメニューが多いでしょう。

また、ホテルのレストランやカフェでは、休日にブランチのビュッフェを行なっているところもあります。

憧れのカフェメニューでブランチを

カフェでは、つい写真に撮りたくなるような、美味しくて見た目も素敵な料理が出てきますよね。そんな憧れのカフェメニュー、「家庭では作るのか難しい」と諦めていませんか?

自宅でも作れます! 休日のブランチにぴったりな、「エッグベネディクト」と「厚みのあるホットケーキ」のレシピを紹介していきます。

エッグベネディクト

「エッグベネディクト」は、カフェで朝食やランチの人気メニューです。難しいと思われがちですが、意外と簡単。イングリッシュマフィンに、カリカリに焼いたベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズソースをかけたものと、シンプルな作りなんです。いろいろとアレンジもできるのでブランチにおすすめのメニューです。

では、材料、作り方を見ていきましょう。

材料(2人分)

・イングリッシュマフィン… 2個
・卵… 2個
・ベーコン… 2枚
・ブラックペッパー… 少々
・水… 500ml
・酢… 大さじ1

<オランデーズソース>

・卵黄… 1個
・マヨネーズ… 大さじ1
・溶かしバター… 10g
・レモン汁… 少々
・塩… 少々

作り方

1.オランデーズソースを作る

・ボウルに卵黄を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。

・マヨネーズを入れ、さらに混ぜ、レンジで溶かしたバターを少しずつ入れ、よく混ぜ合わせましょう。

・レモン汁、塩を入れ、混ぜたら、オランデーズソースの完成です。

2.ポーチドエッグを作る

・あらかじめ容器に卵を割り入れておきます。

・鍋で湯を沸かし、酢を入れ、菜箸でうずができるように、ぐるぐるとかき混ぜます。

・弱火にして、渦の中心に卵をそっと入れます。

・菜箸などで、白身を整え、2分間ほど加熱します。

・卵を、おたまなどで、そっとすくい上げます。

・キッチンペーパーで水気をとっておきましょう。

※ポーチドエッグは1つずつ作ってください。

3.パンとベーコンを焼く

イングリッシュマフィンをトースターなどで焼いている間に、ベーコンがこんがりと焼き色がつくまで、フライパンで焼きます。

4.トッピング

焼いたイングリッシュマフィンの上に、ベーコンをのせ、その上にポーチドエッグ、さらにオランデーズソースをかけ、仕上げにブラックペッパーをふりかけて、エッグベネディクトの完成です。

アレンジするなら?

エッグベネディクトは、お好みでアレンジ可能です。

・ベーコンをほかのものにしてみる

モークサーモンやアボカドなどの具材に変更しても美味しいです。

・イングリッシュマフィンをほかのパンに

イングリッシュマフィンがない場合は、食パンでもOK。またデニッシュパンにすると、甘いパンに塩っぽいベーコンやオランデーズソースの組み合わせも美味しくておすすめです。

ふわふわパンケーキ

パンケーキは、メレンゲを入れるとお店で食べるようなふわふわの食感に仕上がります。

平日の忙しい朝は、「メレンゲを作るなんて無理!」と思ってしまいますよね。しかし、時間に余裕のある休日の午前中なら、メレンゲを作って、ふわふわで美味しいパンケーキを作るのもありです。

材料(4枚分)

・卵黄… 2個分
・卵白… 2個分
・薄力粉… 30g
・ベーキングパウダー… 1g
・バニラエッセンス… 2~3滴
・砂糖… 35g
・牛乳… 大さじ2
・レモン果汁… 小さじ1/2

<お好みのトッピング>

・粉糖
・ハチミツorメープルシロップ
・生クリームなど

作り方

1.卵黄と牛乳、薄力粉、ベーキングパウダーを混ぜる

ボウルに卵黄と牛乳、バニラエッセンスを入れて混ぜます。そこに薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、なめらかになるまで混ぜます。

2.メレンゲを作る

ボウルに卵白、砂糖(分量の1/2)を入れ、高速のハンドミキサーで泡だてます。残りの砂糖も入れ、さらに混ぜます。泡だったらレモン果汁を入れ、ミキサーを中速にして、しっかり角が立つまで混ぜましょう。

3.卵黄生地とメレンゲを混ぜる

まずは1の卵黄生地の中に、メレンゲを少し入れ、軽く混ぜて馴染ませます。それを2のメレンゲのボウルに入れて、ヘラなどで切るようにふんわり混ぜ合わせたら生地の完成です。

4.生地を焼く

フライパンに薄く油をひき、おたまやスプーンで高さが出るように生地をのせていきます。大さじ1/2くらいの水を入れて蓋をし、ごく弱火で3分加熱します。ひっくり返して、さらにもう3分。表面に少し焼き色がついたら完成です。

5.粉糖や蜂蜜などをトッピング

お好みで、粉糖やハチミツなどをかけ、季節のフルーツを添えれば、見た目も華やかなパンケーキになります。

ベーコンやソーセージともよく合う!

パンケーキは、フルーツやクリーム、ジャムと食べることが多いですが、焼いたソーセージやベーコン、スクランブルエッグなどのおかず系の具材とも相性がいいんです。塩味のおかず系具材と甘いパンケーキを一緒に食べると、甘じょっぱさがクセになります。まさにブランチにおすすめですね。

休日は憧れのブランチメニューで優雅な休日を

いつもカフェで食べるような料理は自宅でも作ることができます。時間に余裕のある休日の朝はゆっくり起きて、憧れのカフェメニューを作って、ブランチをしてみてはいかがでしょうか。テーブルクロスを敷いたり、テレビを消して、好きな音楽をかけるのもおすすめです。自宅がカフェに大変身。リラックスできる優雅なブランチタイムを過ごしてみてください。

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構成・文・写真(一部を除く)/松田慶子(京都メディアライン)

 

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