ジメジメ蒸し蒸しとした東京を飛び出して、向かった先は、爽やかな風が吹く緑まばゆい夏の北海道「トマム」。小学一年生の男子、3歳女子、そして1歳男子の3人の母であるHugKum編集部員が、子連れに優しいと評判のリゾート「クラブメット・北海道 トマム」を体験してきました!
目次
子連れ旅行は楽しい!けれど正直しんどい部分も…
大人同士の旅とは違い、子連れでの旅行となると全てのスケジュールの中心は子ども。さらに我が家は年代の違う子供が3人なので、滞在先でのそれぞれの食事面や観光などにも頭を悩ませ、目を離せない子どもたちにてんやわんや。帰宅後は「なんだか疲れに行ったみたいだね…」と夫婦でぐったり、というのがお決まりパターンでした。
大人も子どももストレスフリーな旅がしたい!
でも、せっかく旅するなら大人も一緒に楽しみたい!そして、何より子供の心に宝物のような思い出を残したい!そんな我々家族の願いを叶えてくれるのが、今回訪れた「クラブメッド・北海道 トマム」。キッズフレンドリーと評判のリゾートです。大自然を生かしたアクティビティが豊富で、北海道ならではの食材を使用したグルメも味わえます。大人も子どもも心から満たされるストレスフリーな旅ができるんです。
清々しい夏の北海道は行くだけで癒される
「クラブメッド・北海道 トマム」は北海道のほぼ中心部に位置する占冠村(しむかっぷむら)にある、2017年にオープンしたマウンテンリゾート。村の94%は森林という、手つかずの大自然が残る場所です。冬はパウダースノーが魅力のスキーリゾートとしても有名ですが、今時期は、夏の北海道ならではの清々しい空気や景色を堪能できます。蒸し暑い東京の夏とはひと味違う、爽やかな夏の風を感じると、日頃のストレスが体からスーッと流れて出ていくような感覚が。子供たちも緑いっぱいの広大な敷地に大興奮!思う存分走り回って楽しんでいました。
ストレスフリーな旅ができる「オールインクルーシブ」って?
トマムを含めた、世界24か国、約70か所にリゾートを展開する「クラブメッド」。いちばんの特徴は旅行代金の中に宿泊費だけでなく、往復の航空券、空港からリゾートまでの送迎、滞在中の飲み物やアクティビティ、さらにはキッズプログラムまで全て含まれた「オールインクルーシブ」という料金体系。筆者は初体験だったのですが、とにかく子連れにおすすめのシステムなんです!
荷物が多いファミリーにうれしい送迎付き
オムツの取れていない子を含めた5人家族ともなると、旅行の荷物は「海外旅行ですか!?」と言われるくらいの量に。大きなスーツケースを転がしながら、子供の手を引いての移動は本当に大変。レンタカーなど事前の手配の煩わしさもなく、空港からホテルまで送迎付きなのはとっても助かりました。
滞在中お財布から解放される!
レストランでの食事もドリンクもオールインクルーシブ。”お財布を持ち歩かなくてよい”という意味と”お財布の中身を気にする必要がない”という2つの意味で、お財布から解放させた生活ができます。小銭を探してガサゴゾなんていうプチストレスからも解放されたので、子供の「喉が乾いた〜」攻撃にも笑顔で対応!
ブティックでの買い物などはお部屋のキーにもなっている腕に巻いたICチップブレスレットをピッとかざせばチェックアウト後に精算できます。
親子で楽しめる多彩なアクティビティ
さらにオールインクルーシブ内で楽しめるスポーツアクティビティが豊富!年齢制限はあるのですが、なかなか体験できない空中ブランコ(4歳以上)やダイナミックな自然を感じることのできるマウンテンバイク(11歳以上)、ハイキング(8歳以上)なども好きなだけトライできるんです。
「クラブメッド・北海道 トマム」を楽しみ尽くす!
送迎バスで到着すると、国際色豊かな「G.O」(ジーオー)たちが大歓迎でお出迎え!エントランスは大きな桜など日本の自然をモチーフにしながらもスタイリッシュなデザインに仕上げられています。
ちなみに「G.O」とはジェントル・オーガナイザーの略で、「クラブメッド」で働くスタッフのことをこう呼びます。通常のホテル業務にとどまらず、アクティビティやキッズクラブの先生、ショーのエンターテイナーなど様々な顔を持っているんです。このG.Oの存在も大きな魅力。
5人で泊まれる、落ち着きのある広い部屋
お部屋は日本らしさを残しつつ、モダンなインテリアをミックスした落ち着きのある空間。今回私たち家族が泊まったのはクラブルームというメインベッドにシングルベッド3つが付いた広めの5人部屋です。なかなか5人で1部屋に泊まれるホテルがないので、とてもありがたい部屋設定。2部屋を繋げたコネクティングルームもあるそうなので、3世代での旅行などにもおすすめです。
ベビーウェルカムなサービスがありがたい!
クラブメッドでは2歳未満を対象に、<ベビーウェルカムセット>のサービスが。お部屋には、ウェルカムレター、ミネラルウォーター(2ℓ)、ベビーバス、おむつ用ゴミ箱、子供用便座などが用意されていて、本当に快適に過ごせました。
赤ちゃん向けサービスとして、メインレストランの横に24時間利用できるベビーコーナーがあり、電子レンジ、調乳ポットなどが置いてあります。そしてここにはベビーフードもずらり!もちろん無料です!旅先で離乳食の心配をしなくていいので、ママの負担がグッと軽くなりますよね。
北海道の美食を味わい尽くすレストラン
旅先では地元ならではの食事を楽しみたいですよね。それが食材の宝庫・北海道ならなおさら!こちらにはメインレストラン「イタラ」と、スペシャリティレストラン「HAKU」の2つのレストランがあります。
メインレストラン「ITARA」
メインレストラン「ITARA」はシェフが調理しているのを間近で見られる「ライブクッキングステーション」のあるビュッフェ。和食はもちろん、中華、韓国、イタリアンなど様々なメニューが味わえます!食事をするスペースも個性豊かなデザインの4つのエリアに分かれていて、その日の気分で料理も席もセレクトできます。
北海道らしい新鮮な魚介を使った海鮮丼やお刺身が大人気。子供たちは味噌ラーメンを大喜びで食べている隣で、大人はシェフが美しく盛り付けてくれたスペシャルな一品をいただく。お互い好きなものを自由に選べるのがビュッフェの利点ですね。筆者がおいしくいただいたエゾジカ、敷地内でも時折目撃されるそう!
フェイスペインティングもやってくれました
レストランの前には、夜のショーに向けてフェイスペインティングのコーナーが。暗闇で光る絵の具でネコのヒゲを描いてもらいました。クラブメッドではレストランを利用する際に”ドレスコード”があるそう。しかし、かしこまったものではなく、食事のあとのショーのテーマともリンクした「White」「Black」「Denim」などごくごく簡単なもの。しかも強制ではないので、もし手持ちの洋服でテーマに合ったものがあったらでOK!この日は「Black」だったので、子ども達はボトムだけ黒にしました。
食後は自分で作るソフトクリームに大興奮!フレンドリーなG.O達が名前を覚えて話しかけてくれるので、子供達も「Hello」「See you」などと簡単な英語の挨拶ができるようになっていました。
スペシャリティーレストラン「HAKU」
ちょっとおめかしして気分を変えたいときはこちらのレストランをチョイス。厳選された食材を無煙ガスグリルでいただく焼肉ダイニングです。予約制なのでゆったり落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。ベーシックコースなら、なんとこちらもオールインクルーシブ。今回はありがたいことに個室でゆっくりいただくことができました。(到着後、現地にて予約が必要。一部有料のメニューもあり)
居心地が最高すぎる♡メインバー「UNKAI」
朝10時からオープンしているメインバー「UNKAI」ではビールやワイン、カクテルなどのドリンクがいつでも楽しめます。広々としたスペースで、夜はG.O達によるショーも行われるところです。このバーがとっても居心地がよく、私たちが一番長く過ごした場所かもしれません。筆者はこちらで黒ビールにハマりました!
「キッズバー」も用意されていて、子ども達たちも階段を登って自分でドリンクをオーダーできるんです。キッズ用のカクテルやかき氷もあり、子供達はすっかり気に入って、何度も利用していました。
夕食後はG.Oたちによるスペシャルショー
20:30になると日中フロントやアクティビティのスタッフとして接していたG. O達がガラリと表情を変え、エンターテイナーに大変身!一緒に遊んでくれたお兄さん、お姉さんのかっこいい姿に子ども達も目を輝かせながら観ていました。
この日の夜のショーのテーマは”ザ・リーフ” 。LEDライトを駆使した幻想的なダンスや、息を飲むエアリアルシルクやフープを使った空中ショーも。ショーのテーマは毎日変わるそう!
ショーのあとはセカンドイベントが!
ショーの後はそのままアフターパーティへ。バーカウンターにはカクテルドミノが用意されていて、カウントダウンの後、美しい音を立てて倒れていき、大盛り上がり!ダンスイベントではG.Oと一緒に子供たちが思い思いにダンスを楽しんでいました。その様子を眺めながら大人たちはお酒をいただいて、最高に楽しいトマムの夜は更けていくのでした。
次回は「クラブメッド」の大きな魅力のひとつ、キッズプログラムについてくわしくレポートします!
クラブメッド・北海道 トマム
北海道のほぼ中心部に位置する占冠村(しむかっぷむら)にある「クラブメッド・北海道 トマム」は和とモダンが融合したスタイリッシュなマウンテンリゾート。冬はスキーなどのスノーアクティビティ、夏はマウンテンバイクやハイキングを体験する「マウンテンアカデミー」や空中ブランコなどにトライする「サーカスアカデミー」が楽しめます。その他、星野リゾート トマムの運営する日本最大級の屋内プール日本最大級の屋内プール「ミナミナビーチ」、絶景が楽しめる「雲海テラス」など広大な敷地を生かしたアクティビティが多彩! 2つのレストランでは北海道ならではの美食も堪能できます。また、今時期だけの美しい景色に出会えるオプショナルツアーもたくさん。「クラブメッド・北海道 トマム」で夏の北海道を心ゆくまで楽んで。
・予約は往復の航空券や空港~リゾート間の送迎が付いた、パッケージプランがおすすめです。
クラブメッド公式ホームページ、またはバカンスダイヤルからだと最低価格保証の旅をお約束します
・バカンスダイヤル 0120-790-863
文・構成/HugKum編集部