【わが子の映画館デビュー作に】トーマスが伝えたい“6つのたいせつなこと”とは?優しい心をはぐくむ『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』

トーマスはイギリスで初めて最初の絵本が誕⽣してから今年で80 周年になります。そんな長年子どもたちに人気のトーマスの映画が3⽉28⽇(⾦)より全国公開されました。
“友情とチームワーク”をテーマに、トーマスたちがさまざまなトラブルを解決していく中で、大切なことを私たちに教えてくれる本作の見どころと合わせて、作品に込められたメッセージをご紹介します。
『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』をお子さんの映画館デビュー作にしてみてはいかがでしょうか。

劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』

劇場版最新作では、「きかんしゃトーマス」シリーズ誕生当初から発信し続けてきた“友情とチームワーク”をテーマに、トーマスと“きしゃトモ”たちとの友情物語が描かれます。遊んで、学んで、さまざまなトラブルを仲間たちと一緒に解決しよう!ドキドキわくわくしながら、トーマスたちと一緒に大切なことを学べるようなストーリーです。

子どもにひとつずつ伝えてあげたい「6つの大切なこと」

© 2025 Gullane (Thomas) Limited.

1つ、ミスしてしまったらどうする?

ソドー島で行われる「ピカピカまつり」に使われるライトを運搬する仕事を任されたトーマスたち。「繊細なライトだから気を付けて運ぶように」とゴードンに言われていたのに、トーマスとディーゼルのどちらが速いか競争がはじまり、ライトを壊してしまいます。一緒に運搬していた仲間たちは、トーマスをかばうためにゴードンに嘘の言い訳をするのですが…。
間違いやミスをしたときは、どうずればいいのか。嘘をついてごまかす?それとも正直に謝る?正直に謝ることは、勇気が必要だけど間違いを正して、それからどうするべきなのか考えることが大切。トーマスたちの行動は子どもたちの考えるきっかけに、ゴードンの声がけは子育てのヒントに繋がります。

2つ、失敗してもあきらめない!

「お菓子づくり大会」の会場に材料を運ぶ、トーマスとパーシー。卵、牛乳、バター、小麦粉を無事に会場まで届けられるのか!?予想外のトラブルに巻き込まれていく中で、どうしたらいいのかトーマスとパーシーは何度も考えます。アイディアを出し合いながら挑戦していく姿を見て、諦めない気持ちや考える力の大切さを教えてくれます。

© 2025 Gullane (Thomas) Limited.

3つ、「人に頼ること」の大切さ

牛さん、ヤシの木、ピアノを3ヵ所に届ける大仕事を任されたニア。仕事をやり遂げるためにしっかり計画を立てて出発したはずが…。計画通りに進んでいないニアにトーマスたちはお手伝いを申し出ますが、ニアは断ってひとりでなんとかやり遂げようとします。責任感を持ってやり切りたい!という気持ちはわかるけど、こういうときはどうしたらいいのか?「困ったときは人に頼ってもいいんだよ」というメッセージが込められています。

4つ、思い込みがトラブルに!?相手の気持ちに寄り添うこと

ディーゼルの場所を訪れたトーマスとパーシーは、散らかっていた荷物を良かれと思って、ディーゼルの許可なしに片付けます。トーマスはディーゼルが大切にしていた“ラスティ”と名付けた錆びたオイル缶を誤って捨ててしまい……。思い込みと決めつけで行動してしまったりすることは、大人でもよくあること。好きなものは人それぞれ異なり、考えが違ったっていい。お友だちを大切にするように、友だちが大切にしているものも大切にする。お話の中にたくさんの学びや気づきがあります。

© 2025 Gullane (Thomas) Limited.

5つ、ときには“ゆっくり”走ってみよう

ソドー島で一番速い超特急のカナが故障で、思うように走れなくなってしまいます。トーマスは、落ち込んでるカナに「ゆっくりも悪くないよ」と元気づけるためにさまざまな場所へ連れていきます。すると、いつも気がつかなかった景色を見てカナは元気を取り戻していきます。「たまには、ゆっくりして違う景色を見てみよう」そうすることで、今まで気がつかなかった大切なことが見えることもあるはずというメッセージが心に響きます。

6つ、友だちと力を合せて問題を解決しよう

ゴードンからビーチカーニバル用のアトラクションを運ぶことを任されたトーマスたち。それぞれの荷物を慎重に運んでいたはずが…。壊れてしまった蒸気オルガンの代わりにトーマスと“きしゃトモ”たちが考えたこととは!?ストーリー最後の大ピンチ!ひとりでは解決できない問題も、みんなで力を合わせれば大丈夫。困った時は、みんなで助け合うことの大切さや楽しさを伝えてくれます。

トーマスと一緒に楽しく♪子どもの心を育む

ただ速く走れることが大切なのではない!トーマスが目指す一番とはどういうことなのか……。ぜひ、劇場で見届けてください。子どもが悩んでいるときやトラブルが起きたときに「トーマスだったらどうするかな?」と映画のシーンを思い出しながら、一緒に考えるきっかけにもなります。そして、子どもだけではなく大人の心にも響くメッセージがたくさん散りばめられていました。子どもが正直に謝ったときにどんな声がけをしているか、時間に追われてゆっくりすることを忘れて大切なことを見落としていないか、ちゃんと人に頼ることができているのか…など、親御さん目線で観ても学べることや気づきがあるはずです。

『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』

【ストーリー】
トーマスが冒険の中でみつけた6つの⼤切なこととは? これはかつてない感動の友情ものがたり。
ソドー島では「ピカピカまつり」や「お菓⼦づくり⼤会」など楽しいイベントがいっぱい。トーマスは「(⾞体番号)1番のきかんしゃだから先頭でがんばらなきゃ」と⼤はりきり。でも、競争に夢中になったり、⼤きな岩に追いかけられて「卵かけパーシー」になったりトラブルの連続に!さらに⼤切な蒸気オルガンが壊れてしまい、このままではカーニバルに来た⼈々に、⾳楽を届けることができない…!トーマスはなかまとチームワークでピンチを乗り越えることができるのか?オリジナルソングいっぱいで盛り上げます。

原作:「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー
声の出演:田中美海、越乃 奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子、山下七海、土師亜文、
武内駿輔、伊東健人、神尾晋一郎、岡本幸輔

監 督 : ジェイソン・グロー、ショーン・ジェフリー、キャンベル・ブライヤー
脚 本 :ニキ・リットン、ブレント・ピアスコスキ、ピーター・ガフニー、クレイグ・カーライル、サラ・アイゼンバーグ、ベッキー・ワンバーグ
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ 配給:東京テアトル 配給協力:イオンエンターテイメント
2023年/アメリカ・カナダ/72分/ヴィスタ/カラー/5.1ch/日本語/原題:Thomas&Fruebds The Biggest Friends of All
© 2025 Gullane(Thomas)Limited.
© 2025 HIT Entertainment Limited.

公式サイトは>こちら

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