子供の椅子の高さは「クッション」で調整を!人気のクッションや手作りアイディアも

 ベビーチェアを卒業したキッズが、「大人の椅子だと高さが足りない!」なんて時に役に立つ「キッズ用クッション」を紹介します。高さ調節ができるものと姿勢が良くなるものなどさまざまなクッションがあるんですよ。

椅子に取り付ける「クッション」は用途によって選び方が違う

椅子に取りつける子供用のクッションは、大きく分けると2種類あります。幼児が使う“お食事用クッション”と姿勢を正すための“姿勢矯正用クッション”です。それぞれ選び方のポイントをご紹介しましょう。

ベビーチェアを卒業したら大人用の椅子につけたい『お食事用クッション』

子どもが3歳くらいになると、大人用の椅子に取り付ける「お食事用クッション」が便利。大人用の椅子に取り付けるだけで高さを調節することができ、子どもも快適に食事を楽しむことができます。

お食事用クッションを選ぶときの3つのポイント

(1)サイズ選び

椅子の座面と合っているか、高さは子どもの食事のしやすい高さになるか、事前に確認してから購入しましょう。高さを調節できるものとできないものがあり、できるものを選んでおくと、長く使えておすすめです。

(2)ベルトがあるか

安全面の確認では、しっかりと椅子に固定できるベルトが付いているものが安心です。

(3)水拭きできるタイプ

まだまだ子どもが食べこぼしてしまうことも多いので、水拭きできるタイプのものだとお手入れも簡単です。

小学生に◎! 正しい姿勢を身に付く「姿勢矯正用クッション」

大人になってからでは、なかなか治すことが難しい“姿勢”は子どもの頃から正しく身に付けておきたいもの。そこでおすすめなのが、子どもの「姿勢矯正用クッション」。家で使えるものから学校の椅子で使えるものまで商品もさまざま。

姿勢矯正用クッションを選ぶときのポイント

使う椅子に合ったものを選ぶようにしましょう。

人気の子供用クッションは

実際にママたちはどのようなクッションを選んでいるのでしょうか? おすすめをご紹介します。

【1】PUPPAPUPO(プッパプーポ)「お子様用クッション」<お食事用クッション>

おしゃれで可愛いベビーキッズ用品を多く取り扱う「PUPPAPUPO(プッパプーポ)」。お食事用クッションも白を基調としたシンプルでおしゃれなデザインのものを多く取り揃えています。星形が可愛いこちらの商品は3段階で高さの調節ができるタイプなので、長く使うことができます。合成皮革素材なので、汚れてもさっと拭けるのが嬉しいところ! カラーはアクア、グレー、ベージュの3種類。

【2】ベルメゾン「ディズニー チェアクッション ミニーマウス」<お食事用クッション>

子どもが大好きなキャラクターものも人気です。こちらはリーズナブルで機能性に優れた商品を多く扱う『ベルメゾン』から出ているミニーマウスのモチーフが描かれたデザイン。他にも『ちいさなプリンセスソフィア』や『スターウォーズ』がモチーフになっているものもあるので、お好みで選べます。9cm、6cm、3cmと高さも3段階で調節が可能。こちらも合成皮革なので汚れを気にせず、食事ができますよ!

【3】西松屋 Smart Angel 高さ調整クッション(ストライプ)<お食事用クッション>

リーズナブルに手に入れたいなら、おすすめは「西松屋」。オリジナルブランド「Smart Angel」ではさまざまなベビー、キッズアイテムがリーズナブルに揃います。高さが調節できるクッションも取り揃えているので、近くのお店やオンラインショップを覗いてみても。

【4】PAS+ p!nto kids(ピントキッズ)<姿勢矯正クッション>

「p!nto kids(ピントキッズ)」は、年間300件以上のオーダーメイドクッションの採型を行っている作業療法士の野村寿子さんが開発した、子どものための姿勢矯正クッション。肋骨、腰、お尻、足の4点をしっかりと支えるデザインで、座るだけで子供の骨格のバランスを整えてくれます。子どもの学力向上にも期待されており、取り入れている小学校もあるほど。どの椅子でも上にのせて座るだけなので、家の中のどこでも使うことができます。

【5】IKKYU-AN カガック <姿勢矯正クッション>

骨盤の状態を立っているときと同じように保ちながら座るよう設計されているのがこちらの「カガック」。学校の椅子にも取り付けられるシンプルなデザインなので、小学校や幼稚園の椅子にもおすすめです。サイズもS・M・Lの3サイズがあり、カラーもイエロー、ネイビー、ピンクの3種類。

【6】ベルメゾン「背筋ピンッ美姿勢座椅子KIDS」<姿勢強制クッション>

ベルメゾンでも姿勢矯正クッションが多数取り揃えられています。『背筋ピンッ美姿勢座椅子KIDS』も、座るだけで正しい姿勢が身につくクッション。座椅子タイプなので、椅子に取りつけなくても単体での利用も可能。また、反対側に向いて座れば肘を置いて読書やゲームをすることも…! さまざまなことをする際に使える汎用性の高い一品です。

手作りという手も!「お食事用クッション」の作り方

クッションの中でもお食事用クッションを使うのは子どもが大きくなるまでの数年。高さを作るだけなら作ってしまえ!と手作りしているというママもいるよう。今回は、100均アイテムや家にあるもので作れるアイデアをご紹介します。

●子ども用の「ジョイントマット」を重ねる

子どもがいる家庭では、防音対策としても活躍するジョイントマット。これを必要な高さ分だけ積み上げて固定し、お食事用クッションにしているママもいるよう。

必要なものは荷造り用のビニール紐とジョイントマット数枚のみ。合わせて結ぶだけで完成します。一番下の面だけすべり止めシートを取り付けておくと、椅子からずり落ちる心配がないので、おすすめです。

●「発砲ブロック」を活用

100均にある発砲ブロックを2つ並べて超強力両面テープで合わせても、お食事用クッションができます。その上にサイズに合わせてカットしたジョイントマットを乗せ、両面テープで固定。さらに100均で手に入るスーツケースベルトなどを取り付けたり、撥水性のあるクロスシートで包んだりすれば、本格的になります!

●牛乳パックを合わせて作る

エコなのは、牛乳パックを座面のサイズ分だけ並べて作るという作り方。牛乳パックを横に寝かして並べてしまうと強度が低くなってしまいますが、立てて上半分に切り込みを入れて折り曲げ、ガムテープなどで止めて底の部分を並べて作ると強度が上がります(中に新聞紙などをぎゅうぎゅうに詰め込むとさらに強度アップ)。強力両面テープなどで張り合わせ、上と下に段ボールを敷いて固定すれば土台は完成。さらにカバーとベルトを付ければ、市販品のようなお食事用クッションの出来上がりです♪

入学祝いやお誕生日プレゼントにも!

クッションはギフトにも向いています。お食事時や学習時など、子どもが椅子で快適に過ごすためにクッションをプレゼントするのはいかがですか。また、今一度、我が子の椅子が合っているかどうか、チェックしてみてくださいね。

文・構成/HugKum編集部

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