ほのぼのコミック絵本『エンピー！』をごぞんじですか？
エンピーってどんな子？
ブングー島のヒッキ村で暮らす男の子エンピーは、アタマの“ヒッキ”のエンピツを使って絵や字を描くことができます。
ヒッキ村の学校で、クレヨン頭のクレンや、シャープペンシルのシャープン、油性ペンのマージなど、たくさんの仲間たちとアタマのヒッキをつかって思うままに描く練習中。
描いたものが本当になるグゲンの技
うまく描けたものは“グゲン”という奇跡によって現実化するというのですが、そのグゲンが実はとてもむずかしくて…。オトナのヒッキ民でも、なかなかうまくいきません。
グゲンとは自己実現、願望実現力
グゲンの技を習得すべく、さまざまな修練や修業を重ねるエンピーたち。グゲンの成果を披露する発表会に向けて、グゲンの達人を訪ねあて、その指南を受けて仲間たちとの試行錯誤が始まります。
グゲンは“具現”を意味しますが、それが難しいのは当然のこと。心の中に生まれたイメージを具体的に描き、それを実現させる。そのプロセスは、人生における自己実現そのものです。
自分の人生は自分で描く
「こんなふうになりたい」「あれを実現させたい」。そう思ったとき、私たちもエンピーと同じように、まずは願望を心に抱き、詳細を思い描き、実現させるための現実的な努力や段階を踏んで、それでも思い描いたとおりの現実にならなかったり…。
エンピーたちの物語には、そんな「夢を実現させる」ためのがんばりや、仲間たちとの励まし合い、奮闘や冒険がたっぷり。「自分の人生は自分で描く」。そんな壮大なメッセージがなにげなくこめられた『エンピー！』は、自立の心を育てるキャラクターとしておすすめです。
ＬＩＮＥスタンプも発売中
表情豊かなエンピーと仲間たちのＬＩＮＥスタンプも発売中です。
全ページオールカラー。小学生からカワイイもの好きのオトナ女子まで、ほっこり癒やしてモリモリ元気づけるコミック絵本。著者は絵本や料理・家事系コミックエッセイで人気のまめこさん。ノート風の装丁が目印。
構成・文／HugKum編集部
