身近な材料で簡単にできる「餅花」づくり
お正月を彩る飾りとして古くから親しまれてきた「餅花」。五穀豊穣や一年の実りを願う縁起物として、小正月(1月15日前後)に飾られてきました。小正月は「女正月(おんなしょうがつ・めしょうがつ)」とも呼ばれ、年末年始の忙しさがひと段落し、女性たちがほっとひと息つく時期でもあります。
小正月が終わったあとに焼いて食べると、無病息災で一年を過ごせるとも言われている「餅花」。やわらかくした紅白のお餅を小さくちぎって枝に巻きつけるだけで、ふんわりと花が咲いたようなかわいい飾りをつくることができます。
色づけすれば紅白の華やかな表情に。工程もシンプルなので、親子で楽しみながらつくれるのも魅力です。
身近な材料で簡単にできる餅花づくり、今年のお正月の準備に取り入れてみませんか?
用意するもの
・お餅 2つ
※原材料名に「水稲もち米」と記載があるものが、ヒビが入りづらくおすすめ
・木の枝︎(枝分かれしているものがおすすめ)
※生花店で買っても、拾ってきたものを使ってもOK。餅花を飾った後にお餅を食べる場合は、よく洗って乾かしてから使用してください。
・食紅︎(赤)
使うもの
・包丁
・耐熱容器
・水
・ラップ
・片栗粉
・綿棒
・花瓶
お正月飾り「餅花」のつくり方
1. お餅を用意します。カットして使用するので、形は四角くくても丸くてもOK。今回は丸いものを使いました。
餅花を飾った後にお餅を食べる場合は、手をよく洗ってから制作を始めましょう。

2. まず白い餅花をつくります。お餅を1個、包丁を使って1/4にカットします。

3. 耐熱容器に入れて、少量の水を貼ります。ラップをして、電子レンジ600wで40-50秒ほど温めます。

4. お餅がふわっと膨らみ、触ってみて柔らかければOK。硬いようであれば、10秒ずつ追加で加熱し、柔らかくしましょう。

5. お餅に片栗粉をまぶし、手につきづらくなるようにします。

6. お餅を少しずつちぎって、枝に巻きつけて、白い餅花をつくります。白い餅花の間に赤い餅花をつけるので、間隔を空けておきましょう。

7. 枝全体に、白い餅花をつけました。

8. 次に、赤い餅花をつくります。少量の赤い食紅を水で溶いておきます。

9. 残ったお餅を、白い餅花と同様カットしてレンジで温め、柔らかくなったものに【8】を適量入れます。綿棒などで優しくこね、色をつけます。色むらがあってもOKです。

10. 全体が赤い色になったら、【5】と同様に片栗粉をまぶし、白い餅花の間に赤い餅花をくっつけていきます。

11. 餅花を花瓶に飾ると、まるで小さな花が咲いたように空間がぱっと華やぎます。つける位置や色のバランスで表情が変わるので、子どもと一緒にどこにつけようか話し合ったり、色を比べたり、好みの「咲き方」を見付けながら、餅花づくりを楽しんでください。

「餅花」制作のポイント
花瓶がない場合は、おうちにあるコップに飾ってもかわいいです。お餅をつけると枝が重くなるため、コップに飾る場合は、重さでコップが倒れないよう、小さめの枝で餅花を作るのがおすすめです。
できあがった餅花は、カビなどが生えないように涼しい場所に飾ってください。小正月のあとに食べる習わしですが、日持ちが気になる方は早めに食べても。
お正月に飾った餅花は枝から外し、油で揚げて食べるのが一般的です。お砂糖をまぶして、ひなあられのようにして食べてもおいしいですよ。
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記事監修
慶應義塾大学総合政策学部卒業。リクルートライフスタイルにて企画職として勤務し、広告制作・講座運営に関わる。その経験を活かし、身近な素材から子どもも大人も夢中になれるあそびや工作を生み出し伝える活動を行っている。「つくる・えがく×内面探究」をテーマに、自分らしさを表現できる体験や、感性に触れる時間を大切にしている。保育・教育系の雑誌やWeb連載・親子向けワークショップなど幅広く活動中。2児の母。
