災害常備ポーチ More
持ち歩いても負担にならないコンパクトさ

キングジムが販売している、外出先での「もしも」に備えて、アイテムがコンパクトにまとまっているポーチです。
まずは2週間ほど、いつも持ち歩いているリュックの中に入れて過ごしてみました。
ポーチの重さは200gほどと軽く、いつも入れていても負担を感じないどころか、持っていることを意識させないほどでした。
何が入っている? 「もしも」のときに使えるアイテム10点

1.防災カード

ポーチに入れておくカードです。
緊急連絡先・避難場所・持病や薬について記入欄が設けられていて、何かあったときに助けていただいた方に伝えられます。他にも自分が「連絡を取りたい」と思った方の連絡先がスマートフォンには入っているけれど充電切れで確認ができないことや、「普段飲んでいる薬がほしい」と思っても薬の名前を正確に覚えていないということは起こり得ることです。ここに書いておくと自分のお守りのような存在になりますよ。
2.備蓄氷糖
1粒ずつパッケージされた氷砂糖で、災害時の貴重なエネルギー源ですね。甘さを覚悟して口の中へ入れてみましたが、市販のキャンディまたはそれ以下の甘さ。とても食べやすかったです。ゆっくりと10分ほどかけて口の中でなめて溶かしました。
3.ポケットティッシュ
意外と使うものなので、常に持っていたいものですね。
4.非常用簡易トイレ(汚物収納袋+抗菌性凝固剤)

水が出ないときにトイレの代わりに使える、汚物収納袋と排泄物を固める凝固剤のセット1回分です。汚物をすぐ固め、抗菌効果や消臭効果も発揮。使用後は可燃ごみとして処分可能(自治体により異なる場合もあります)です。
10年間有効で、製造年月が記載されています。
5.マスク
災害の被害によって埃っぽくなることも多くあります。また、病気の感染予防のためにもあると安心です。
6.ホイッスル

防犯ブザーなどにも最近セットになっているホイッスル。例えば、がれきの下敷きになったときなどに、自分の存在を知らせるために使われます。ねじ式になっていて、中には自分の氏名や住所、緊急連絡先などを記入できる「パーソナルIDカード」を小さく丸めて格納ができます。
また、首から下げるためのひもは一定の強さの力がかかるとパーツが外れ、一本のひも状になるようになっていて、首が絞まるなどの危険への対策が施されています。
7.アルミブランケット

筆者がいちばんびっくりしたのはこれです。アルミホイルよりも薄いため、暖かくなるのか心配になりました。しかし、手を包んでみたところすぐにポカポカに。まるでこたつに入っているかのようでした。
大きさは約2130mm×1370mmと、開くと体を十分に包み込めるサイズです。夏場の「もしも」でも、身体が雨に濡れて冷えてしまうこともあります。どの季節にでも手元に置いておきたいものだなと感じました。
8.アイマスク
避難所などでたくさんの方と過ごす中、明るさで眠れないときに便利です。
9.大判おしぼり
28cm×50cmの大判サイズ、保湿剤配合のおしぼりです。ハンドタオルの2/3くらいの大きさでかなりしっとりと水分を含んでいます。水の供給が難しく、なかなかお風呂やシャワーを利用することができないときに、体を拭くだけでも気持ちが変わります。厚手の不織布で、手を力強く擦ってみましたが、毛羽立ちは見られませんでした。
5年間有効で、製造年月日が記載されています。
10.歯磨きシート

メンソール入りで適度な爽やかさがあります。しっかりした天然コットンのウェットペーパーを使用しているので、人差し指に巻きつけて、歯を磨くようにそれぞれの歯をこすり拭き取ることができます。使い終わった後も毛羽立ちはなく、使用後は思っていた以上に口の中がスッキリしました。
「もしも」のときのために手元に置いておきたい油性マーカー
災害の際に手元にあると便利なマーカー3種をご紹介します。
濡れたものにも書ける強さ「マジックインキ®災害時用マーカー 極太・中字 黒 2本パック」

寺西化学工業のマジックインキ。一番の特徴は「濡れたものにも書ける」という強さです。緊急事態でのメッセージの書き置きに、または雨の中で書かなければならないときに、マジックインキの出番です。このマーカーは濡れたものにも書ける、雨や水に強いマーカーなのです。

濡れているビニール袋に書いてみたところ、色は薄くなりましたがメッセージを残すことができました。もちろん、書いて乾いた後は水に濡れてもびくともしません。
また、このマーカーの特徴としてインクの補充やペン先の交換が可能であるということも挙げられます。

ペン本体には、災害時に利用が可能な「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方が書かれています。焦ると日頃から準備をしていても何をするといいのかわからなくなってしまう場合もあります。そういうときに確認できるものが手元にあるととても便利です。
※「マジック」「マジックインキ」は株式会社内田洋行の登録商標です。
使うときに組み立てるから長期保存ができる「防災備蓄用マーカー」

シヤチハタから出ている防災備蓄用マーカーの中に入っているのは、本体(中にインクを吸い込ませるものが入っています)、インク1本、ペン芯1本。これにハサミがあればOK。その場で組み立てて使うので、7年間と長い期間の保存が可能なのです。

パッケージに詳しく説明がありますが、本体にインクを入れてペン芯をしっかり締めればじわじわと白いペン芯にインクの色がついてきます。しっかりインクが出るようになったら準備OK。普通のマーカー同様使うことができます。
キャップがないノック式は便利「マッキーノック 太字」

仕分け作業をする中にメモをしようとするとき、両手を使えないとペンのキャップを外すことができませんよね。また、キャップ式だとキャップ自体がどこかに転がって紛失してしまうこともよくあります。

そこでこの「マッキーノック 太字」がお役に立ちます。このペンにはキャップはなく、片手ですぐ使えるノック式なので作業効率がUPしますよ。インク色も黒・青・赤の3色がそろっています。引越しや衣替えなど普段の生活でも便利に使えますので、ぜひ普段使いにしてローリングストックしておくのがおすすめです。
日頃から備えをしておこう
2026年の夏は、熊本での地震や千葉での大雨による水害など天災による大きな被害がありました。このように防災グッズや防災時にも使えるアイテムを日頃から備えて、「もしも」のときに少しでも安心して過ごせるように願っています。
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マジックインキ 災害時用マーカー 極太・中字 黒 2本パック(寺西化学工業)についてはこちら
防災備蓄用マーカー(シヤチハタ)についてはこちら
マッキーノック 太字(ゼブラ)についてはこちら
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この記事を書いたのは
文房具の情報を声と文章で伝える、文房具プレゼンターとして活動。ラジオパーソナリティとして、パートナーの他故壁氏と共に制作する「30分間文房具の話だけをする」ラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」ほか、他番組へのゲスト出演も。
子育て経験とラジオ番組制作・出演を通して学んだ知識をベースに、文房具ライターとしても活動中。2025年9月には、文房具の特徴を商品ごとに解説した本「支援が必要な子からちょっと不器用な子まで 子どもの困ったを解決するハッピー文房具図鑑」(学事出版)を刊行。
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