赤ちゃんや幼児、児童の発育・成長を促すのにおすすめの知育玩具。発育段階にあった知育玩具を選ぶことが重要です。今回は、知育の効果や注意点、年齢別の進め方、人気知育玩具等をご紹介します。
子供の知育教育の効果や注意点は?
子供に知育教育を行うときは、どのようなことに注意をするとよいのでしょうか? また、どのような効果が期待できるのかを考えてみます。
効果
子供への知育教育は、子供の思考力や記憶力、判断力などを高める効果があります。また、発想力や想像力など、クリエイティブな能力も発揮しやすくなると言われています。
注意点
型にはまった方法や、嫌がる子供に無理をさせるなどの知育教育では、子供のやる気や個性、能力を伸ばすことはできません。周りの子供と比較して進みが遅いとか、もっとしっかり取り組んで欲しいと、親として焦る場合もあると思います。しかし、子供のペースを尊重して、その子にふさわしい知育教育を行ってください。
年齢別、子供の知育の進め方
子供の知育は年齢に沿って無理せず行ってあげたいものです。こちらでは、子供の成長段階に合わせた知育の進め方をご紹介します。
赤ちゃん・幼児期は、五感に訴えかける知育を
目や耳の認知機能が発達し始める赤ちゃんや幼児期は、色や形がはっきりしたものだったり、音が出たり動いたりするものによく反応します。また、たくさん話しかけたり、絵や写真を見せながら読み聞かせを行うことで、言語能力も育まれます。
5歳は、子供が興味をもつ知育を
5歳になると、一通りの日常生活ができるようになります。自分でできることが増えるため、自己主張や個性も大いに発揮されます。子供が好きなもの、興味を持つものを見つけたら、それに沿った知育を行うと良いでしょう。遊びながら、楽しみながらできるものが子供のやる気を高めます。
6歳は、小学校の準備となる知育を
次の年は小学校に上がる年齢なので、小学校の授業で始まることを準備しておくのもおすすめです。水泳や英語、プログラミングなど、初めてだと緊張してしまうものでも、6歳の時期からある程度親しんでおくと、小学校での学びもスムーズになります。
小学生になったら、得意なものを伸ばす知育を
小学校になると、子供の得意・不得意も明確になってきます。不得意なものへの苦手意識を払しょくしてあげることも大切ですが、そればかりに取り組んでしまうと、子供も親も疲れてしまいます。小学生になったら、その子供が得意なこと・好きなことをさらに伸ばしてあげられるような知育を心掛けると良いでしょう。
初めての知育にピッタリの知育玩具
0歳の子供にピッタリの知育玩具には、どんなものがあるのでしょうか。出産祝いにもおすすめの知育玩具を紹介します。
0歳の知育玩具の選び方
生まれたばかりの0歳児はほとんどの時間を寝て過ごしていますが、ひと月毎にできることがどんどん増えていきます。生後2~3ヶ月には手足を活発に動かせるようになり、6ヶ月頃にはお座りができるようになります。どのような発達段階にあるか理解し、知育玩具を選ぶことが大切です。
木の知育玩具「木のラトル サウンドラトル・タワー」(Praunheimer(プラウンハイマー)
木製で優しい音の鳴るラトルです。新生児のときは振って、お座りやずりはいが始まったら転がしてと、月齢に合わせた遊び方ができます。
モンテッソーリの知育玩具「モンテッソーリ 引き出し付ニットのボールおとし」(バイオリンJP)
丸い穴からボールを落として遊ぶ引き出しタイプの木製ボックスです。ボールはニットで出来ているので、お口に入れて遊んでも洗濯ができるので安心です。
「お米のシリーズ お米のつみき いろどり」(ピープル)
材料も製造も純国産のお米でできた積み木です。安心の品質なので、出産祝いとしても最適です。1つ1つが小さな子供の手にピッタリのサイズなので、握ったり、打合せたり楽しく遊べます。
指先を使うパズルの知育玩具もおすすめ
子供の知育にピッタリのパズルの知育玩具には、どんなものがあるのでしょうか。おすすめのパズルの知育玩具を紹介します。
パズルが子供の知育にいい理由
パズルは指先を使って遊びます。指先を使うことで脳を刺激し、論理的思考力、空間認知力も高めることができます。
「くもんの日本地図パズル」(くもん出版(KUMON PUBLISHING))
各都道府県の形や大きさ位置関係が遊ぶうちに覚えられる、地図パズルです。色や形を手がかりに、くり返し遊ぶことで、直感的な判断力や集中力が育まれます。
「プチブロック ホッキョクグマ」(ダイソー)
小さくてリアルな世界を組み立てられるブロックです。パーツが細かいので指先が器用になります。組み立てていく中で、論理的思考力、空間認知力も高めてくれます。
「ジグソーパズル6パック」(DREAMPARK)
天然の木で作られたカラフルなパズルです。「感覚」「数」「言語」「文化」4つの方向から能力を高めることができます。遊ぶことによって手、目と脳に刺激を与え、集中力もアップします。
次のページではスウェーデンの知育玩具を紹介!