秋の味覚の「柿」。甘さと独特の歯ごたえがとっても美味しいですよね。そのまま切ってお弁当に入れると変色しないか心配…。そこで今回は、柿をアレンジして作るお弁当のおかずやデザートに持ち合わせたいクッキーなど、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された人気のレシピから厳選しました。簡単に作れるレシピばかりなので、ぜひ一度試してみてください。
お弁当のおかずに柿を使ったメニュー
【1】柿とほうれん草のごま和え
秋にぴったり!熟した柿がとろ~りとおいしいく、緑とオレンジのコントラストがきれいなおかずです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
柿 1個
ほうれん草 1/2束
【A】
すり白ごま 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
◆作り方
【1】柿は皮をむき、7mm角に切る。ほうれん草は耐熱容器に並べてラップをかけ、電子レンジで2分ほど加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、2cm長さに切る。
【2】ボウルに【A】を合わせてよく混ぜ、【1】を加えて和える。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【2】干し柿のチーズみそ巻き
柿は干すとビタミンAが倍に。甘さもUPするので、干し柿のパワーは絶大です。
◆材料
(3人分)
干し柿 3個
白みそ 小さじ2
カッテージチーズ 大さじ3
◆作り方
【1】白みそ、カッテージチーズをボウルに入れて混ぜ合わせる。
【2】干し柿はヘタを取り除き、縦に切り込みを入れて開き、種を取り除く。
【3】【2】に【1】をのせてくるくると巻く。食べやすく切っていただく。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
お弁当のお供やおやつにおすすめ柿のデザート
【1】柿のソフトクッキー
柿の甘みを生かしてまろやかに。旬の味をお菓子にも取り入れて!
◆材料
(子ども4人分)
柿 小1個(正味100g)
バター 30g
砂糖 30g
卵黄 1/2個分
小麦粉 100g
グラニュー糖 適量
◆作り方
【1】柿は皮と種を除き、粗く刻んで鍋に入れ、砂糖15gを加えて煮詰め、冷ます。
【2】ボウルにバターと残りの砂糖を合わせてすり混ぜ、溶いた卵を数回に分けて加える。
【3】【2】にふるった小麦粉と【1】を加えて混ぜ、ひとまとめにして円柱形に整える。表面にグラニュー糖をまぶし、ラップに包んで冷凍庫で15分ほど冷やす。
【4】5~6mm厚さに切って並べ、170℃のオーブンで15分焼く。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年11月号