昨日、政府はすべての小学校・中学校・高校・特別支援学校等に、3月2日から春休みまでの期間を臨時休校とするよう要請すると表明しました。
その発表を受け、大きな決断をしたのは5-10歳向けの思考力育成アプリ「シンクシンク」。サマースクールなどを共催し、HugKumユーザーやスタッフにもおなじみです。TwitterをはじめとするSNSでは、「途方にくれていたなか、温かいニュースをありがとう!」とパパ・ママから歓喜の声が!
そのサービスの詳細をお伝えします。
3月1日(日)から31日(火)までの1か月間、 有料コースを含めたすべてのコンテンツを、 全世界のユーザーを対象に完全開放!
「シンクシンク」は通常、より様々な思考力問題に挑戦できる有料コース(月額300円/月額980円)を提供しています。有料を含めたすべてのコンテンツを、学校が休校になると思われる3月1日(日)から31日(火)までの間、全世界のユーザーに完全無料開放することを発表しました。
既存の有料コース会員も、この期間の利用料については返金されるとのこと。(詳しくは、こちらをご参照ください)
これから長い間、家にいることになるかもしれない子どもたちにとって、シンクシンクは、「毎日の楽しみ」になるような楽しいアプリ。学力やIQへの効果も実証されているので、ママ・パパにとってもうれしい情報です。また、1日3プレイで自動的に終了するので、やり過ぎも防げて安心です。
以下、ワンダーラボからのコメント(抜粋)
シンクシンクは、 日本以外にも、 中国やアメリカ、 インドなど、 多くの海外の子どもたちにご利用いただいています。 中国では、 日本以上に外出が憚られるような状況が続いており、 日本においても、 小中高校への休校要請や、 大規模なイベントの自粛要請など、 日々状況が変化しております。
ご家庭で過ごす時間が多くなるお子さま・ご家族に対して、 弊社ができることを考えた結果、 ささやかではありますが、 このような対応を決定いたしました。 お子さまが、 不安や退屈を感じやすい状況の中で、 少しでも日々の楽しみや刺激となれれば嬉しく思います。
こんな時だからこそ、それぞれが、それぞれのできる範囲で、想像力を働かせて、できることを提供し合えたら素敵だなと思います。私たちも、引き続き、他にできることがないか考えていきます。
1日でも早く状況が好転することを祈りつつ、一企業として果たすべき責任を果たして参ります。
シンクシンク無償化のほかにも、子育て中のパパママに嬉しいサービスが
家庭学習に利用できる問題集を無償提供。家でダウンロード・印刷可能!
さらに、主に5~10歳を対象にした、思考力を育てる特別問題集も無償配布されるとのこと。これまでイベントや特典などで特別に配布していたものとのことですが、こちらから誰でもダウンロード可能です。(PCでの閲覧・印刷をおすすめします)
シンクシンク同様、考えることに楽しく没頭できるような、直感的なパズルや迷路がたくさん詰まった100問構成となっているので、一気にやる、または毎日の楽しみに少しずつ取り組むなど、どちらでもよし。それぞれの楽しみ方で、遊ぶように取り組んでみてください。
(特別問題集は個人での利用に留めてください。お友達の分も含めて印刷して配布、などはぜひどうぞ!とのこと。)
毎日1問、世界レベルの算数大会の問題制作チームによるオリジナル問題を投稿
上記で提供されるシンクシンクや問題集は、迷路やパズルのように、シンプルなルールの問題が中心です。もっと1問に向き合って「じっくりと」考え抜く問題も、3月1日から、Twitterや、ワンダーラボによる情報発信サイトWe Thinkなどで提供されるとのことで要チェックです。
こちらの問題も、様々な場所でワンダーラボが公開・提供してきた問題の再利用だそうですが、こんな時だからこそ、今できることを最大限してくれている企業の前向きな姿勢と努力が伝わります。
ちなみに、「大人でも解けないような良問もたくさんあります。考えたこと自体を褒めてあげてください」とのこと。勉強しようとしている子どもたちの意欲を認めてあげたいですね。
体験イベントのオンライン開催への切り替え
ワンダーラボ社がこの春、スタートする通信教材サービス「ワンダーボックス」の体験会は、今後全てオンラインでの開催になったとのこと。元々のイベントに参加登録いただければ、配信用URLが送られるので、興味を持たれた方はぜひご検討下さい。(詳細はワンダーラボでご確認ください)
世の中にネガティブなニュースが流れる昨今ですが、HugKumでは引き続き子どもとママ・パパに有益な情報や、家にいながら親子で楽しめる本やデジタルコンテンツの紹介、家庭学習を前向きにできるような方法などを、これからも数多く発信していきたいと思います。
思いがけなく長くなりそうな春休み。子どもも親御さんも大きな不安を抱えながらも、まずは日々を安全に、そしてできるだけ楽しく過ごしていきたいですね。
文・構成/HugKum編集部