イースターとは
イースターとは、クリスマスと同様にキリスト教の行事で、イエス・キリストが復活したことを祝う日です。イエス・キリストは十字架にかけられて処刑されたことが知られていますが、その3日後に再びよみがえったと言われており、その復活を祝うのがイースターです。
2026年のイースターはいつ?
2026年のイースターは4月5日です。
イースターの日付は毎年決まっているわけではなく「春分の後にくる最初の満月の後の日曜日」と定められています。だいたい3月下旬から4月の間に行われ、春の訪れも一緒に祝う意味も込められているようです。イースターの前後が祝日となって、「イースター休暇」と呼ばれる連休になる国もあります。
イースターには何をする?
イースターの日に具体的に行うことは、家族が集まってみんなでご馳走を食べること。そのほか、イースターならではの遊びをして楽しむ習慣があります。
イースターにうさぎと卵が出てくるのはなぜ?
クリスマスではクリスマスツリーが欠かせませんが、イースターの行事で必ず登場するものといえば、うさぎと卵。それぞれ「イースターバニー」、「イースターエッグ」と呼ばれています。ではなぜうさぎと卵がイースターには出てくるのでしょうか?
イースターバニー(うさぎ)の意味
イースターでうさぎが出てくるのは、イースターの由来である女神「エオストレ」の存在に関連があります。エオストレはゲルマン神話に登場する女神ですが、地上での姿はうさぎであり、エオストレがいつも野うさぎを従えていることから、イースターではうさぎが登場するようになったと言われています。
またうさぎは繁殖率が高く多産な動物。そのため繁栄や豊穣のシンボルでもあります。

イースターエッグ(卵)の意味
うさぎとセットでイースターに出てくるのが、イースターエッグ(卵)。卵は新しい命が宿っているもので、生命力や命そのものを表すもの。イースターがイエス・キリストの復活を祝う日であることから、生命の象徴である卵が登場するのです。
イースターではこのイースターエッグを使った独特のゲームがたくさんあります。隠されていたイースターエッグを見つけ出す「エッグハント」や、イースターエッグを地面でコロコロ転がして速さを競う「イースターエッグロール」などがあります。
イースターバニーとイースターエッグの関係
イースターに欠かせない「イースターバニー(うさぎ)」と「イースターエッグ(卵)」ですが、うさぎは卵を産む動物ではありません。ではうさぎと卵にはどんな関係があるのでしょうか?
由来
イースターの3日前は「聖木曜日」または「緑の木曜日」と呼ばれるのですが、中世ではこの日が会計年度の締め日で、農家の人々はこの日に地主へ地代を支払っていました。キリスト教徒は、イースター前の46日間は卵や肉製品などを制限する期間のため、この間にたまっていた卵を茹でて、地代として茹で卵やうさぎを収めていたそうです。そんな由来から、イースターには卵とうさぎが関連するようになったのです。
うさぎが、卵やキャンディを子どもたちにプレゼントする
うさぎがイースターに登場するのは、かつてうさぎがバスケットにキャンディなどのお菓子を入れて、子どもたちにプレゼントしていたと言われていることも理由のひとつ。ちょうどクリスマスに、サンタクロースが子どもたちにプレゼントを届けるのと同じように、うさぎがその役を担っていたそう。欧米ではイースターエッグはうさぎが運んでくるものだと親から教えられますが、その理由も同じです。
うさぎが隠した卵を子どもたちが探す
うさぎがイースターの前日に、森の中に卵を隠しておいて、子どもたちがそれを探すというゲームをしていたという逸話もあります。イースターでは、庭などに隠されているイースターエッグを探しだすという遊び「エッグハント」が定番ですが、この遊びにはうさぎが関わっていたようです。
イースターのうさぎに関連する質問
Q. イースターの「うさぎ」はなぜ?
うさぎは繁殖力が高く、古くから多産や生命の象徴とされてきました。そのため、春に新しい命の復活を祝うイースターのシンボルとして用いられるようになりました。
Q. イースターの「うさぎ」には、どんな意味がありますか?
イースターのうさぎ(イースターバニー)は豊穣・生命・繁栄の象徴です。春に草が芽吹き、うさぎが繁殖を始める時期と重なるため、春の生命力を表す存在とされています。
Q. イースターの「卵」と「うさぎ」の関係は?
卵は「生命の誕生」、うさぎは「繁栄」の象徴で、どちらも新しい命の始まりを表します。春の復活祭であるイースターにぴったりの組み合わせとして、ともにシンボルになりました。
イースターはうさぎと卵のモチーフを楽しもう
イースターには、子どもにとっても親しみのあるうさぎや卵が登場します。うさぎのインテリアグッズを飾ったり、うさぎの被り物を身につけたり、ぜひ家庭でイースターの習慣を取り入れて、季節の行事を楽しんでみましょう。
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文・構成/HugKum編集部