新生児の「セレモニードレス」は必要？ 男の子向け・女の子向け おすすめ13選

セレモニードレスとは？

「セレモニードレス」とは、退院時やお宮参りなどの特別な日に着られる赤ちゃん用の晴れ着のこと。

もともとはキリスト教の洗礼式で赤ちゃんが着るドレスに由来しており、「何物にも染まっていない」という意味合いで主に白が着られていました。けれども、昨今では色のバリエーションも豊かに。フリルやレースがあしらわれた上品な印象のデザインが多い点も特徴です。

「女の子だけが着る」というイメージを持たれがちですが、男の子用のベビードレスも豊富に展開されています。

セレモニードレスは必要？ いらない派も多数

そんな「セレモニードレス」ですが、昨今では「必要ないのでは？」と疑問に思う声も少なくないようです。そこでHugKum編集部では、「セレモニードレスを用意したかどうか」を先輩ママパパにアンケートで聞いてみました。

調査配信対象：男女/20～59歳/全国/０～２歳の子がいる親121人

Q.新生児の退院時の「セレモニードレス」を用意しましたか？

みなさんからの回答を集計してみると「用意した」が42.1％、「用意しなかった」が57.9％と、意外にも「用意しなかった」ご家庭が過半数以上を超える結果に。

以下では、みなさんからコメントとして寄せられた、それぞれに票を入れた理由を引用しました。

用意した理由

用意した理由としてもっとも目立ったのは、「記念になるので」といったものでした。

特に、退院初日やお宮参り、お食い初めのようなイベント時は、必然的に写真を撮られるシーンも増えます。写真を撮る・撮られることを想定し、特別な服として、セレモニードレスを用意しておく方が多いようです。

用意しなかった理由

用意しなかった理由としては、新生児の間はおくるみで済ませていることや、退院しても大々的に赤ちゃんをお披露目するわけではないこと等が挙げられました。

セレモニードレスは使い回しがしにくいため、もう少し日常使いがしやすいような、おしゃれなベビー服を用意するご家庭もあるようです。なかには、「男の子用のセレモニードレスはデザインの選択肢が少なかった」といった声も寄せられました。

セレモニードレスの選び方

そんなセレモニードレスですが、数ある商品の中からどうやって選べばいいものか、お悩みの方もいるはず。ここでは、セレモニードレスを選ぶ際に注目したい点をお伝えします。

サイズはジャストサイズ or フリーサイズ

セレモニードレスには、メーカーやデザインによっても異なりますが、ジャストサイズのものとフリーサイズのものがあります。

退院時やお宮参りの際にだけ着せるのであれば、50〜60cmのジャストサイズがおすすめ。その後もなにかと使いたい、という場合は、50〜70cmで展開されるフリーサイズのものを選びましょう。

素材は生まれる季節で選ぶ

セレモニードレスの素材は、赤ちゃんが生まれる季節に合わせて選びましょう。

夏場は、通気性・吸水性の良いメッシュやガーゼ、天竺等がおすすめ。冷房時や冷え込んだ時の対策として、薄手のケープ等を用意しておけば完璧です。

冬場は、フライスやニットガーゼ等を用いたものだと暖かく過ごせます。さらに冷え込んだ時のために、厚手のケープ等を用意しておきましょう。

デザインはドレスタイプ or ツーウェイオール

セレモニードレスの主なデザインとしては、「ドレスタイプ」と「ツーウェイオール」が挙げられます。

「ドレスタイプ」とは全体的に華やかなレースや刺繍が施されたドレスのようなデザインのもので、「特別感」を重視するご家庭にぴったり。

「ツーウェイオール」は、ドレス型 としてもズボン型としても使うことができるもので、比較的シンプルなデザインの商品が多いです。「使い回し」ができることを重視するご家庭にはこちらがおすすめ。

女の子用セレモニードレスのおすすめ

セレモニードレスといえば、男女問わず着られるホワイトが定番。ですが、淡いピンク色や優しいイラスト付きの商品のほか、リボンやレースがついたものなど豊富に展開されています。ここでは、特に女の子用としておすすめの商品をご紹介していきます。

【1】『チャックルベビー（chuckle BABY） セレモニードレス 3点セット』

春夏向け素材を使用した新生児ツーウェイオールと、リボン＆レースたっぷりのオーバードレス、それに合わせたヘアアクセサリーの3点セットです。上品なピュアホワイトが、新生児ベビーの可愛さを引き立ててくれます。

【2】『セーラー風デザイン セレモニードレス』

可愛いセーラー風デザインのセレモニードレスセット。股部分のスナップボタンの付け方を変えるとカバーオールにもなる、便利なツーウェイタイプのベビードレスです。裏地はガーゼを使用しており、敏感な肌の赤ちゃんにも優しい肌触りです。

【3】『袴タイプ セレモニードレス』

新生児赤ちゃんの退院時・お宮参りや、様々なセレモニーにも対応した上品なデザイン♪  柔らかくて肌触りの良い、春秋におすすめのスムース素材を採用し、抱っこしやすいシンプルなデザインに。
股部分のスナップボタンを付け替えるとドレスオールにもなる、便利なツーウェイタイプのドレスです。お披露目の時やお食い初め（百日祝い）などの際にも活躍してくれます。

【4】『10mois(ディモワ)  わたガーゼベビードレス』

テキスタイルデザイナー・水彩画家の伊藤尚美さんによるベビーグッズブランドからは、“わたガーゼ”素材のやわらかなベビードレスがおすすめ。着物の半衿をイメージしたデザインで、「ぷくっ」としたフォルムがなんとも可愛らしい一品です。色鮮やかな刺しゅうがあしらわれている点も魅力です。

【5】『クリーム デ ココ（cremé de coco） セレモニードレス』

低出生体重児と言われる小さく生まれた赤ちゃんを意識したサイズのセレモニードレスです。
お宮参りやお披露目、お誕生日会などのお祝いシーンで活躍するほか、新生児期には筒型ドレスとして、動きが活発になってくる乳児期には股割れカバーオールとして使えます。

【6】『コーラルウェー（Coral Way） セレモニードレス』

レースや刺繍を上品にあしらったベビーピンクのツーウェイオールと帽子のセット。前開きタイプなのでお着替えも簡単です♪お花モチーフのレースが目を引きます。

【7】『リバティプリント柄付きセレモニードレス』

伸縮がよく、やわらかい生地を使用し、赤ちゃんの肌をやさしく包みこみます。シンプルなデザインながら、襟や袖にあしらわれたリバティプリント柄がユニーク。安心の日本製です。

男の子用に人気のベビータキシード

男の子用にタキシード風のセレモニー服を選ぶ方も増えているそうです。ちょっぴり凛々しく見えるので、お食い染めや初節句などのイベントにもおすすめです。ここでは、そんな人気のベビータキシードを男の子用にご紹介。

【1】『フード付きタキシード型ツーウェイオール』

タキシード風デザインで男の子らしいクラシックスタイルを！  春秋におすすめのスムース素材が魅力のツーウェイタイプドレスです。国内のベビー用品専門工場で生産されている安心安全の日本製。

【2】『タキシードデザイン ベビー用3点セット』

オールホワイトが上品なタキシードタイプのセレモニードレスです。紐結び式で脱げ落ちないベビーソックス＆帽子付きの3点セット。安心安全の日本製がうれしいポイント。

【3】『クリーム デ ココ（cremé de coco） タキシード セレモニードレス』

サスペンダー風デザインがキュートなセレモニードレス。日本製ならではの繊細な作りが魅力で、退院時・お宮参りのようなベビーの特別な日を彩ります。２WAY仕様のため、長い間着られる便利なベビーウェアです。

【4】『エルフ ベビー（Fairy Baby） セレモニー ロンパース』

大人顔負けの蝶ネクタイがポイントの一品。男の子の特別な日にぴったりのフォーマルカバーオールです。前開き＆股下にはスナップ付きなので、お着替えやおむつ替えも楽々です♪

【5】『[CORELAVISH] セレモニードレス』

ベージュを基調とした王子様ライクのタキシード風ベビーウェア。フォーマルシーンならどこへでも着ていくことができそうですね。ロンパースタイプで、おむつ替えやお着換えがしやすい点も魅力です。

【6】『バーニング ゴー（Burning Go） ベビータキシード』

やや細めなシルエットでとってもおしゃれ！ 可愛い紳士風フォーマルウェアです。セットアップとしてはもちろん、単品でもコーデに取り入れやすいアイテムなので多様に活躍します♪   半袖なので、春夏にぴったり。

かわいいセレモニードレスでベビーの誕生をお祝いしよう

退院時やお宮参りなどの特別な日は一度きり。だからこそ、赤ちゃんの可愛さをさらに引き立ててくれるセレモニードレスを、ぜひ一着用意してみては。特別な日に写真映えもして、思い出づくりに活躍してくれます。

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文/羽吹理美ほか　構成/HugKum編集部