子どもとの外出にはたくさんの持ち物が必要ですよね。あまりに大きな荷物になって、ムダなものがあるのかも、と再確認しても必要なものばかり。そこにママ・パパの荷物もプラスされるので、ずっしり重いバッグにうんざりしてしまうことも。そんな子どもとの外出を快適にしてくれるのが「マザーズバッグ」。なぜマザーズバッグが必要なのか、どんなバッグが人気なのかを0歳〜6歳の子を持つママ・パパ122人にリサーチしました。
育児の必需品!マザーズバッグは何が違うの?
ママが赤ちゃんとの外出時に使うものは大きなものから、小さな小物、ママの私物と多岐に渡ります。慌ただしい移動時には赤ちゃんが危なくないよう気をつけながら、ものの出し入れをするので、中身が見やすく、パッと出し入れしやすいバッグが必須なのです。
中身に入れるものは成長に合わせて変わる
赤ちゃんとの移動時にバッグに入れておくべきものは成長とともに変わりますよね。必ず入れておくべきものと、あれば安心というものまで、それぞれの年齢でどんなものが必要なのかまとめてみました。
0歳~1歳で入れるもの
・授乳セット
頻回に授乳が必要な時期には、移動時間が長い場合にはミルクも複数回分必要です。哺乳瓶を洗えない場合もあるので、2本持って行く人も少なくないはず。調乳用のお湯を水筒に入れる場合も。母乳の人は授乳ケープが必要。
・オムツ、おしりふき
まだまだサイズの小さなオムツなのでそこまでかさばらないものの、オムツ替えシートやおしりふきなど重さもそこそこあります。
・離乳食、お食事エプロン
6ヶ月すぎからは食事時間を挟む外出時には離乳食を用意。お食事エプロンやお手拭きなども必要ですね。また、ぐずったとき用などに、赤ちゃんせんべいなどのおやつも。
・ガーゼ、ハンドタオル、ブランケット
よだれやミルクの吐きこぼしなども多いのでガーゼやハンドタオル、ちょっと赤ちゃんの寝かせるためのブランケットなどは結構かさばるもの。
・抱っこ紐
ベビーカーで移動する場合にも、赤ちゃんが泣いてしまった時などを考えると抱っこ紐もマスト。
1歳~3歳で入れるもの
・麦茶などを入れたマグ
そろそろ授乳の必要がなくなってくる年齢になり、調乳アイテムがなくなると荷物も減ります。しかし、飲み物として麦茶の入ったマグなどは必要。夏場であれば、マグタイプの水筒の方がいい場合も。
・離乳食や、食事グッズ、お食事エプロン
1歳半頃まではまだ離乳食の用意が必要。大人と同じものを食べられるようになっても、念の為いつもの子ども用スプーンやフォークを持って行くと安心。お食事エプロンにお手拭きにと、汚れるものと考えて用意したいですね。また、ぐずったとき用などに、赤ちゃん用おやつも。
・オムツ、おしりふき
ちょっと大きくなった赤ちゃんのオムツはかさばるもの。なくなると困るので多めに持って行く人が多いですよね。おしりふきもたくさん必要。おしりふきは食事の食べこぼしにも使えるので便利。この時期はバッグの中でオムツの存在感が大きくなるものですね。
・抱っこ紐
あんよができるようになって、自分で歩きたがるものの、途中で抱っこ〜となることがほとんど。抱っこ紐はバッグに入れておくのが確実です。
・着替え
あちこち動き回ったり、食事中も落ち着いてくれるなく、着替えが必要なことも。また、トイレトレーニング中の場合には、外出先で失敗してしまうなんてことも!
・おもちゃ
動き回ってじっとしていられなかったり、ぐずってしまった時用におもちゃも必須。お気に入りを握っていればご機嫌という子も。
3歳~5歳で入れるもの
・飲み物を入れたマグや水筒
飲み物として麦茶の入ったマグ、水筒は必需品ですね。
・食事グッズ、お食事エプロン
大人と同じものを食べられるようになっても、食べやすいように子ども用スプーンやフォークを持って行くと◎。お食事エプロンにお手拭きにと念を入れて用意したいですね。
・抱っこ紐
3歳、4歳頃までは、外出の帰りに寝てしまうと疲れて寝てしまうことも多いですよね。体重も重いので手で抱っこするのは至難の技。やはり抱っこ紐を入れておくと安心。ヒップバッグやスリングを入れておければそこまで場所を取らないはず。
・着替え
行動範囲が広くなることで、汗をかいたりと着替えがあると便利。また慣れない場所ではおもらしをしてしまうなんていうことも。
・おもちゃ、絵本
自分であちこち動きたがるのがこの頃の子どもたち。そんな時にはその場で遊べるおもちゃや、夢中になって読めるお気に入りの絵本があると安心。
マザーズバッグの選び方
いざマザーズバッグを買おうと思うと、どんなところをチェックすればいいのか悩みがち。ただたくさん入るだけでいいのか、というとちょっと違います。まずはどんな種類のバッグがいいのか、またマザーズバッグならではの、チェックポイントをまとめてみました。
マザーズバッグの種類
まずは形からチェック。いろいろな形がありますが、使うシーンによって使いごこちも変わるはず。電車移動が多いのか、長時間出かけるのかなど、想像しながら選んでみるのがオススメ。
リュック
両手が空くので最近人気があるのがリュックタイプ。背面ファスナーがついて出し入れがしやすいものや、開口部が広く開いたり、ぱかっと大きく前に開くものなど、マザーズリュックならではの機能性の高さも備えているものが多く揃います。ハンドルがついて2WAYで持てるものだと、さらに便利。
トート
ぱかっと開いて中身が見渡しやすいのがトートバッグのメリット。ファスナーがついて中身がこぼれにくいものや、ポケットがいくつもついて仕分けしやすいものも。赤ちゃんの面倒を見るときにはパッとベンチなどに置けるのも手軽。また、普段使いにも使いやすのもポイント。
ショルダー
肩にかけられれば重さの負担を感じにくいのがポイント。ものの出し入れも、体の前や横に持って来れば中身を確認しながら出し入れできるので便利。トートと2WAYのものも多いので要チェック。
中身に入れるものに合わせたチェックポイントは?
子どもを連れての外出はとにかくバタバタしがち。泣いている子をあやしながら歩いたり、重い子を抱えてエスカレーターを降りたり・・・。そんなときには、荷物がさっと出せるというのはかなり重要ポイント。特にさっと出したいのは、子どもの口拭き用のガーゼやタオル。また、ママが使うIC乗車券やお財布。小さいものだから、外側のサイドポケットや、開口部付近にポケットがあると便利。
なるべく軽いものをセレクト
ただでさえ、5kg〜10kg前後の赤ちゃんを抱えての外出。ベビーカーであっても負担は大きいもの。そんなときにバッグまで重いと、無駄に疲れてしまいます。なるべくストレスを減らすためには軽いバッグがマスト。疲労感が全く違います。
ママパパに人気のマザーズバッグのブランド
マザーズバッグってどこにあるの?どんなブランドがいいの?と悩んでしまうママ・パパも多いですよね。アンケートでママ・パパたちの支持率が高かったブランドをご紹介します。意外と身近なブランドでマザーズバッグが買えることがわかります。
アネロ
イタリア語で「年輪」を意味するアネロ。さまざまなシーンに合わせることができるようデザインされたと幅広い素材で展開しています。使いやすい工夫が凝らされているのが高ポイント。
ファミリア
「子どもの可能性をクリエイトする」という企業理念を掲げるファミリアは、赤ちゃんのものをオールマイティーに展開し、ママにも優しいグッズがたくさん。クマのファミちゃん、リアちゃんがトレードマークの上品なアイテムが揃います。
ルートート
トートバッグに特化したルートートには、デザインや工夫を凝らしたものがたくさん揃います。カンガルーのポケットのような便利に使えるルーポケットがついているのもポイント。たくさんの柄やデザインから自分の好みを探し出すのも楽しいはず。
マリメッコ
マリメッコは、独創的なプリントや色使いで世界中で愛されるフィンランドのデザインハウス。ファッション、バッグ、小物からホームデコレーションまでを展開されているので、ファンも多いブランドです。
キャスキッドソン
キャスキッドソンはロンドンのインテリア&雑貨ブランドのイギリス人デザイナーが立ち上げたブランド。可愛い花柄が人気ですが、ロンドンバスや恐竜柄などデザインのバリエーションも豊富。
ハンナフラ
ベビー、ママ、ペット用品が揃うハンナフラ。コーディネートが楽しい豊富な柄のラインナップ。トレンドに左右されないシンプルなデザインに程よい遊び心で、毎日の生活を彩って来れます。
無印良品
シンプルで機能的なアイテムが人気の無印良品。バッグなどの雑貨も無駄を省いた設計で使いやすいものが揃います。
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