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発売3日で増刷!話題のレシピ本『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』
外出自粛・休校期間の長期化で、おうち時間が長くなる昨今。発売直後から話題を呼んでいるレシピ本があります。この4月に全国図書館推薦本になった『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』です。
「宝石のお菓子」「溶けないアイス」「質量の層ドリンク」など…、不思議なスイーツを中心にサイエンススイーツのレシピを65種類掲載。おうちにいながら、お菓子作りをしながら、実験もできてしまう、親子で楽しめるレシピ本です。
大人気のポイントは、科学の不思議
それぞれのレシピに実験ポイントの解説が入っいるので、科学の不思議を感じながら、親子で楽しくお菓子を作れるという、欲張りなレシピ本。
膨張したり、発泡したり、色が変わったり、形が変わったり変わらなかったり…といったひとつひとつのなぜ?を、お菓子を作りながら体験できます。
そして、子どもが大好きなラムネ、グミ、マシュマロ、メレンゲ、マカロン、スプーンチョコや、電子レンジで作るマグカップケージなどお手軽なレシピがあるのも嬉しいポイント。シンプルながら、おしゃれに仕上がるレシピになっています。
カップケーキの絞りパターンやお菓子の家の扉アレンジなども(お菓子の家の型紙付き)満載です。お菓子作りが好きな親子、パーティーや、夏休みの自由研究などにも使えそうです。
著者が紹介!一押しのサイエンススイーツ レシピ
「不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ」の著者 太田さちかさんに、レシピ本の中から一押しのレシピを特別に教えてもらいました。ぜひ、ご自宅でも作ってみてくださいね!
時が止まった、キャラメルクラウン
お菓子の世界でも科学の世界でも、「砂糖」はとても不思議な食材です。温度で、形や状態が七変化もするのです。その砂糖をテーマにお菓子作りをする章。中でも、「時が止まった、キャラメルクラウン」は、たった2つの材料で、まるで時が止まったかのようなお菓子の器が作れるレシピです。
色んな味のラムネ
子どもたちが大好きなラムネだって作れるんです。その上、ラムネがシュワシュワする理由もわかるんです。こんなに手軽にカラフルなラムネが作れたら、お気に入りの箱に詰めて、ちょっと公園まで出かけたくなりますよ。
色の変わるゼリー
作りながら、状態が変化するのを観察するってとても大切なこと。同時に、面白いことでもあります。酸と交わることで色が変わるハーブ バタフライピーを使って作るゼリーです。天然のリトマス紙とも言えます。食卓には、酸性の食材・アルカリ性の食材があることに興味を持つきっかけになるはずです。
『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』
さちかさんはHugkumでもレシピを紹介中!
太田さちかさんは、HugKumでもお菓子のレシピを紹介してくれています。本と合わせてぜひチェックしてみてくださいね!
太田さちか 先生
日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。MFA(芸術系修士号)。芸術教育士として、キッズクリエイティビティを軸にしたアトリエアプローチを実現し、アトリエ「My little days」を設立。10年以上に渡り、子どもを対象にしたワークショップを展開。『sachi & cakes』ケーキデザイナー、コラムニストとしてHugkumでもレシピ記事など紹介中。著書「メレンゲのお菓子 パブロバ」(立東舎)は国内外で好評を呼び台湾でも出版。