離乳食は手抜きしてもいい? ラクでおいしい手抜き方法、大人からの取り分け術をご紹介

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こんにちは! 離乳食インストラクターの中田馨です。毎日の離乳食作り「少しでもラクになったら嬉しいな」と思いませんか? 今回は離乳食をラクに、それでいておいしく作れる「手抜き術」を紹介します。

離乳食作りは手抜きをしてもいい?

「離乳食作りを手抜きして良いんだろうか? 何だか罪悪感がある」と感じているママもいるのではないでしょうか? 大丈夫。手抜き=悪と思う必要はありません。

なんて言っている私自身が、ここ最近まで「家族のごはんを手抜きしてはいけない!」と思っていた一人。食卓には、必ず、ご飯、みそ汁、おかずが3品揃えなければいけないと思い込んでいたんですね。だから、我が子の離乳食には気合いを入れていました。もちろん、そういう気持ちを持つことは大切です。ご飯、みそ汁、おかずが3品揃える日があったら素敵。でも「少し肩の力抜く日があっても大丈夫!!」なのです。

離乳食や食事作りは365日毎日続きます。細く長く続けていくためにも、ママパパが気持ちをラクにして作れることは、とても大切です。きちんと作れる方法も、手抜きで作れる方法も知っていたら、それは大きな強みです!

当記事では、離乳食をラクに美味しく作れる手抜き方法をご紹介していきます。

おかゆを大人のご飯とまとめて炊飯器で炊く方法

離乳食に毎回のように登場するのが「おかゆ」。おかゆは、赤ちゃんが一番最初に食べる食材で、10倍つぶしかゆからスタートし、7倍、5倍、軟飯と徐々に水分量が減り、大人と同じ普飯に近づけていきます。「土鍋やフチの厚い鍋を使い、米から炊く」と、それはそれはふっくら甘い美味しいおかゆができます。それは分かるのですが、難点は「大量に出来上がってしまうこと!!」。そうなんです。普通飯よりも、水分が多いので大量にできる。だから、米の量を減らすと炊いている間に水分がなくなって失敗してしまった、なんてことも。

ですので、ぜひ試していただきたいのが「炊飯器でまとめて炊く」方法。

<準備するもの>

・炊飯器
・耐熱の小さい器
・米
・水

<作り方>

1.大人用のお米を洗い、いつものように炊飯器に入れる

2.赤ちゃん用のおかゆ1食分の米を1から取り、水を入れ、耐熱の器に入れる

3.2を炊飯器の中央に入れ、炊飯器をスイッチオン

これだけで少量のおいしいおかゆの出来上がりです!

「煮る」工程は圧力鍋におまかせ!

圧力鍋を使うと離乳食の特におかずづくりがラクになります!圧力鍋の利点は、

1.短時間で作れる!

赤ちゃんは、まだ噛む力が弱いため大人の食材以上にやわらかく煮る必要があります。圧力鍋を使うと煮る時間が短縮できるのです!

2.ホロっとやわらくなる

普段の鍋を使って、例えば大根を煮ます。いつもと同じように煮ているはずなのに、いつまでたっても柔らかくならない!という経験はありませんか? 圧力鍋なら、そんな大根もほろっと軟らかく煮ることができます。

私のおすすめの調理法は「小さい器に入れる方法」です。

耐熱の器に切った食材を入れ、鍋に入るだけ用意すれば数種類の離乳食が一度に完成します。

<材料>

にんじん+しらす
大根+生鮭
さつまいも+鶏ささみ
各器にかつお昆布だし(又は昆布だし)を50ml
鍋に水を200ml

<作り方>

1.しらすは塩抜き、生鮭は骨と皮を取り除き、鶏ささみは筋をとる。それぞれ食べやすい大きさに切る。

1.野菜を切り、それぞれ器に入れ、圧力鍋に入れる。

2.圧力鍋に水を入れ火にかけ、圧力がかかったら弱火にして4分加圧する。

3.火を止めて圧力が下がるまで置き、圧力が完全に抜けてから蓋を開ける。

一度に3品できるので、朝に仕込んでいれば、13食分のおかずが一度に出来上がります。

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大人の料理からの取り分け方法・注意点は?

大人の料理からの取り分け離乳食もおすすめです。取り分け離乳食は、大人ごはんの行程の途中で離乳食に取り分けていきます。取り分けしやすいのが汁物や煮物。基本の工程は以下のように。離乳食への取り分けの注意点も覚えておきましょう。

煮物の取り分け方

1.大人用に材料を切る

2.鍋にだしと1を入れて煮る

3.大人用の味付けする前に赤ちゃん分を取り分ける

4.取り分けた赤ちゃん分を食べやすい大きさに切り、少量のだしで再加熱する(離乳食出来上がり)

5.大人用の鍋に味付けをする

注意点

・材料は赤ちゃんが食べられるものを基本とする

・食べられない材料は後入れする

・いつもよりもよく煮て軟らかくする

・味付け前に取り出す

・取り分けた食材を包丁で切った後は再加熱する

・大人が事前に試食する

チャーハンの取り分け方法

今回は、汁物、煮物ではなく、チャーハンレシピを紹介します。チャーハンを取り分けメニューにする時は、以下がお約束です。

注意点

・大人用の味付け前に取り分ける。

・油は控えめにする

・ベーコン、ハム、ウインナーなどの肉加工品は控える

・キムチなど、刺激物は大人だけ

・卵にはしっかり火を入れる

離乳食完了期 しらすチャーハン

大根を入れた変わりチャーハン。卵の日の通りが心配な時は蓋を閉めて蒸し焼きします。

<材料>

大人2+離乳食

*印は大人のみ

ご飯 400~450g
しらす 30g(離乳食5g
卵 2個
大根 40g
ほうれん草 1
しょう油 小さじ1(このうち、離乳食小さじ1/5
油 1ml

*鶏がらスープの素小さじ1
*塩コショウ 少々

<作り方>

・離乳食分のしらすは塩抜きする
・大根は1㎝角に切る
・ほうれん草はゆでて5㎜に切る

1.水(又はだし)で大根を軟らかくなるまでゆでる(煮る)

2.テフロンのフライパンに油を敷いて卵を入れて、ご飯を入れ炒める

3.2に、大根、ほうれん草を入れて混ぜながら炒める

4.しょう油を入れて風味をつけ、離乳食分を取り分けしらすを混ぜ入れる(離乳食完成)

5.鍋にしらす、しょう油、鶏がらスープの素、塩コショウで味を調える

毎日の離乳食づくりを少しでもラクにするために、ぜひこの「手抜き術」を活用してくださいね!

記事監修

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

手間抜き便利グッズ&アイディア集

HugKumでは、0~1歳の子さんがいるママやパパに、離乳食作りの手間抜きアイディアをアンケートで教えていただきました。おすすめの方法や便利グッズをご紹介します。

まとめて作って冷凍保存

まとめて作って冷凍ストックしておけば、電子レンジで温めてすぐに食べさせることができますね。冷凍保存の活用はママパパたちから多数の声があつまりました。

ママパパの体験談

「やはり冷凍が最強です。あとは豆腐はミニサイズのもので離乳食の量にピッタリなものが売っているのでそれを使っています。」(30代・神奈川県・子ども1人)
「野菜は色々とミックスさせたものを小分けの冷凍しておくと便利だった。」(30代・埼玉県・子ども1人)

ストック作りに「エジソンママ ペコっと小分けパック」

やわらかい底面をペコっと押すと簡単に取り出せるエジソンママのペコっと小分けパック。冷凍した食材やソースなど、離乳食のストックに作りにおすすめです。

ママパパの口コミ

「小分けにして冷凍保存することができて使いやすかったです。」(30代・兵庫県・子ども2人)

食材の小分けに「リッチェル わけわけフリージング ブロックトレー」

離乳食の小分け保存に便利なリッチェルのフリージングトレー。ブロックの容量は15mL、25mL、50mLと選べて、取り出しやすく使いやすいのも人気の理由。食洗機や電子レンジ対応です。

ママパパの口コミ

「取り出しやすくて使いやすい」(30代・千葉県・子ども1人)

パン粥は袋に入れてもみほぐす

パンを細かくする作業は地味に面倒くさいと感じるパパやママもいるのでは?そんなときは、ビニール袋でもみほぐすアイディアがおすすめ。材料を入れてパンをもみほぐしてから加熱すれば、簡単にパン粥のできあがり。

ママパパの体験談

「パン粥は、袋にパンと牛乳を入れてもみほぐすと、パンを事前に細かくする必要がなくて楽!」(30代・神奈川県・子ども1人)

野菜は炊飯器でやわらかくする

野菜をやらかくなるまで煮こむには時間もかかりますね。圧力鍋がない場合は炊飯器を使用する手も。炊飯器ならボタンを押すだけで数種類の野菜をまとめて準備できます。

※機種により、お米の炊飯以外の使い方に対応していない炊飯器もあるのでご注意ください。

ママパパの体験談

「様々な種類の野菜を大きめに切って、炊飯器で普通炊飯するととても柔らかくなり、潰すのも、みじん切りにするのも簡単で、一度にいろんな種類をストック出来るからオススメです。」(30代・三重県・子ども3人)
「野菜などは炊飯器でやらかくしていた」(20代・神奈川県・子ども1人)

市販のベビーフードも取り入れる

手作りが負担に感じるときは市販のベビーフードを取り入れてみては。ベビーフードに野菜などの具材をプラスしたり、作るのが大変な食材はベビーフードを使うママパパもいらっしゃいました。

ママパパの体験談

「ベビーフードにかさましで、野菜をいれたりしていました」(40代・東京都・子ども2人)
「冷食や、レトルトをうまく活用しながら、ほどよく力を抜いて作ると良いと思う。」(30代・栃木県・子ども2人)
「1週間分まとめてつくり、製氷器等で1回分に分けて冷凍し、食べる前に解凍するだけにする。また、ササミペーストやとうもろこしのペースト等の作るのが大変なものは市販の物を利用する。」(30代・静岡県・子ども1人)
パパママの体験談はいかがでしたか? 参考にして、頑張りすぎずに離乳食ライフを楽しく過ごしましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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