先輩パパママがおすすめする育児書|ロングセラー本から新刊まで、7冊を厳選

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育児書を読んだことがありますか? 育児書とは、その名の通り、子育てのための本。子育ての参考書です。書店に行けば、年齢別や性別、目的などに合わせてさまざまな育児書が並んでいます。特に、初めて子育てをするママ&パパにとって育児書は心強いパートナー。今回は上手な選び方や活用法をご紹介します。

育児書はママパパの強い味方!

育児情報はネットで十分?本のメリットと上手な活用法とは

育児書を読んだことがない人に理由を聞くと、「育児に関する情報はネットで十分」「たくさんありすぎて、選び方がわからない」などさまざまな声が聞かれます。でも、ネットの情報は取捨選択がたいへんですし、いざという時にいい記事が見つかるとも限りません。育児情報のようでいて、商品の宣伝だった、ということも。本なら何かの宣伝ということはありませんし、いつだって手に取ることができます。自分に会った育児書を見つけてそばに置いておきましょう。心強い先輩のような存在にも、悩みを共有する友人のような存在にも、本はなってくれるのです。

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育児書の選び方

まずは、育児書の選び方を考えてみましょう。

初めての育児のパパママ向けならロングセラー

初めての育児は不安でいっぱいですよね。そんなママ&パパにはロングセラーがおすすめ。「イマドキ」の育児情報は、テレビや雑誌などでも入手できますが、育児においての普遍的なことは育児書、それもロングセラーと呼ばれる長く愛されてきたものが良いでしょう。

ロングセラーの育児書は、いわば、育児経験豊富なおじいちゃん・おばあちゃんが寄り添ってくれているようなもの。育児に対する基本的な向かい方やおおらかな心持ちなどが説かれているものが多く、新米ママ&パパが読めば、きっと安心できると思います。

育児の悩み別に選んでもOK!

「どうも、うちの子は手がかかりすぎる…」「発達スピードや順番がこれでいいの?」など、具体的な悩みがある場合には、個別の悩みに答えた本を読むといいでしょう。アトピー性皮膚炎や発達障害などについてはたくさんの書籍がありますし、日常のよくある悩みの中では「寝かしつけ」や「離乳食」に特化した本も。悩みを抱えた時に本を探してみると、あなたにあった本が見つけやすくなりますよ。

子どもの発達段階に合わせて選んでみる

子どもの成長は人それぞれのスピードと順番で進みます。「6ヶ月で寝返り」「1歳でタッチ」と月齢や年齢を基準に子どもを見ていると「うちの子、遅いのかな… 」と不安になりがちです。そんな気持ちを軽くしてくれるのが、発達段階に応じた解説がなされている育児書。月齢や年齢はあくまでも目安と考え、自分の子どもの発達段階に合わせてページをめくってみましょう。子どもとどんな遊びをすればいいのか、どうサポートすればいいのかが見えてきます。

1冊に限らず複数の育児書を読み比べて

育児書は1冊と決めてしまう必要はありません。いろんな育児書をパラパラとめくってみれば、一言で「育児」と言ってもいろいろな考え方があることがわかります。身のまわりに、同じような子どもを持つママ友・パパ友がたくさんいればいろんな話が聞けますが、みんながそうではありませんし、子どもが小さいうちはお互いに自分の子どものことで手いっぱいなもの。そんな時、育児書はあなたのママ友・パパ友のような存在に。いろんな意見を聞いて、自分がいいと思うやり方、できそうだと思う方法を取り入れてみましょうね。

親から育児書を譲ってもらってもいい

いちばん身近な先輩ママ&パパはあなたのご両親。ご両親に「育児書って持ってる?」と聞いてみましょう。自分を育ててくれた親がどんなことに悩んでいたのかがページをめくった跡や印などに表れているかもしれません。子育てに悩みはつきもの。育児書を通して、思い出話を聞いたり、悩みを相談したり…。子どもが小さいうちは、子どものことで頭がいっぱいになりがちですが、自分の“お古”の育児書がそばにあることで、「私もそうだったのかも」と心が軽くなると思います。

おすすめの育児書 7選

アンケートに寄せられた中から、おすすめの育児書を7冊ご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』(小学館)

イギリスの言語治療士・サリー・ウォードさんの書籍『Baby Talk』を翻訳したもの。原書はもちろん、日本版である本書も23万部を発行する大ベストセラーです。

内容は、0か月から4歳までを対象に、子どもと1対1で話し合う時間を1日30分つくるという「話しかけ育児」のすすめ。言葉の発達をうながすことで、知力の基本を育てます。言葉の発達というと子どもからの発語を想像しますが、この本では「話しかけることに徹し、赤ちゃんに何かを言わせようとしないこと」を重要なルールとしています。親と子の徹底したコミュニケーションの中で、親と子の絆を深め、そして子どもの自己肯定感を育てられると説く一冊。誰にでもできる内容でありながら、子育ての基本を知ることのできる本です。

「1日少しだけでも子どもと一対一で語りかけをすることで色々なことができるようになると参考になる」(30代・岐阜県・子ども2人)
「月齢年齢ごとに特徴が書かれていて対応がかかれていた。あと、30分毎日語りかけ二人で話す時間が大事なで参考になる」(30代・神奈川県・子ども1人)

『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

本を買おうと思う時、少なからず「がんばらなきゃ」と思っていると思います。そんな意気込みをいい意味で追ってくれる本。子どもの自立心を育てるための45のアドバイスが書かれています。「褒めるのではなく、認める」「ご褒美はあげない」「自分を主体に話をする」など、子育て中の毎日にありがちなシチュエーションに役立つ内容にあふれています。

そして、何よりおすすめなのが「テキトー」でいいという姿勢。ついつい肩に力が入ってしまいがちな人、一生懸命がゆえに叱ってばかり…という人におすすめです。

「頑張り過ぎなくてよいところ」(30代・千葉県・子ども3人)

『この1冊であんしん はじめての育児事典』(朝日新聞出版)

発達順序やお世話のポイントだけでなく、遊びやコミュニケーションの取り方から、健診・予防接種の基礎知識など、幅広く取り扱っているので、まず、何か1冊手元に置いておきたい、という時にぴったり! 0歳から3歳までを対象として月齢別にポイントや注意点などが記載されているので、妊娠中などにぼんやり読んで頭に入れておくと実践する時にいいかもしれません。

「月齢別の育児のポイントや疑問などを解説してくれているところ」(20代・東京都・子ども1人)

『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(講談社)

自閉症療育アドバイザーであり、2児の母でもある著者が、子どもへの言葉かけを解説します。元になるのは「応用行動分析」。行動はその前の出来事と、その後に何が起こるかによって変化するという理論で、行動の前にある出来事を、的確な言葉かけによって操作しようというものです。本書は「発達障害の子どもを伸ばす」とあるように、発達障害のある子どもを対象にして書かれていますが、そうでない子どもに対していえることも多く書かれています。子育て中は「なんでそんなことするの!?」と目をつり上げることが多いものですが、そんな心を和らげてくれる一冊です。

「障害児に対する適切な対応の仕方が書かれている。健常児に対しても同じような対応をすると良いと思う」(30代・千葉県・子ども1人)

『3歳までの子育てに大切なたった5つのこと』(講談社)

育児書へのハードルが高く感じる理由の一つに、「あれもこれも言われても、できない!」というものがありますよね。そんな人に向けて書かれています。児童青年精神医学を専門とする著者が、「遠くから見守る」「ほほえみを返す」「泣いたらあやす」「できるまで待つ」「いっしょに遊ぶ」という5つの心がけを説きます。

子どもの成長はめざましく、それを見ているのは本当に楽しいのですが、成長とともに関わりが難しく感じられることも。本書は、そんなときの指針を優しい眼差しで与えてくれますよ。

「これなら私にもできそう!と思った」(30代・兵庫県・子ども1人)

『最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)

パパにおすすめの育児書です。シアトルに住むジャーナリストであり編集者である著者が、自身の経験から「こんな育児書が欲しい!」と思えるものを自ら書いたというもの。科学的データによる根拠がある子育てのノウハウを、とても具体的に解説しています。育児書というと抽象的な面があるものですが、本書はとにかく具体的。パパとママがいっしょに読んで、実践できる育児書です。

「項目ごとになって読みやすかった。」(30代・千葉県・子ども2人)

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(かんき出版)

子育ての悩みの筆頭ともいえる「寝ない」問題を夜泣き専門保育士の著者が、寝かしつけの技を指南してくれます。せいかつのリズムや寝かしつけの方法が丁寧に解説されています。実はこの手法、出版前からネットで絶残されていたそう。3000人ものママ&パパが実践したというのですから、その効果は折り紙付き!「とにかく寝て欲しい」「もう、私のほうが限界」という人にぜひおすすめしたい一冊です。

「夜泣きで困っていたときに本の内容を実践したら夜泣きが減った」(30代・神奈川県・子ども3人)

まずは、気楽に手に取って読んでみましょう

育児書の選び方と、おすすめの育児書をご紹介しました。読んでみようと思われた本はありますか? 育児書に限ったことではありませんが、本は新しい知識や視点を与えてくれるものです。また、自分の好きな時に、好きなだけ読み進められるという利点もあります。

子育てをしていると、自分の子どものことばかりが気になってしまって、視界が狭くなりがちです。育児書を子育ての教科書のようにとらえるのではなく、参考書のように気軽に手にとってみましょう。「ああ、こういう考え方もできるのね」「これはやってみたいな」と思えるものから実践してみれば、子育てがどんどん楽しくなってくるのではないでしょうか。

構成・文/清塚あきこ(京都メディアライン)

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