入学を控えた家庭で気になるのが子どもの学習環境。いままでは家の中で楽しく遊べるようにと整えていたリビングや子ども部屋も、小学校入学を意識する頃になると、学びのスペースとして学習机の要・不要も考え始めなくてはなりません。
では、実際の小学1年生の家庭で、学習机を使っているお宅はどのくらいあるのでしょうか。また、使っている机はどのメーカーのもの? 今春の入学を控えたご家庭必見。現役小1家庭に聞いた「学習机についてのアンケート」をレポートします!
アンケートを実施したのは・・・
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
Q1.お子さんは学習机を持っていますか?
小学1年生10月号で「お子さんに学習机を与えていますか?」というアンケートを実施したところ、机を持っている家庭が約55%、持っていない家庭が約44%となりました。その差はわずかですが、意外にも学習机を持たない家庭も半数近くいることがわかりました。
最近はリビング学習という言葉があるように、個室ではなくリビングなどの生活音がある中で勉強するほうが、高い集中力が身に着くという考えもあり、低学年のうちは親の目も届きやすいことから、リビングやダイニングで宿題や勉強をさせる家庭も多くあるようです。
そのようなことから、新1年生になるタイミングで必ずしも学習机が必要になるということではないのかもしれません。
Q2.どのメーカーの学習机を使っていますか?
Q1で「学習机を使っている」と答えた方はどんなメーカーのものを使っているのでしょうか。男女合わせた回答結果は次のようになりました。10位からご紹介していきます!
10位 イオン
みなさんの家の近くに店舗のある方も多いのではないでしょうか。イオンは学習机を始めランドセルや文房具、体育着などの衣類まで、新入学を迎える家庭に必要なものを一式買い揃えられます。入学時期に全部まとめて購入したい忙しいパパママにはありがたいですね。
9位 コクヨ
文具メーカーとして有名なコクヨですが、家庭用の机やイスなども取り扱っていることを知っていましたか?もともとオフィス家具の取り扱いが充実しているので丈夫で長持ちということには定評があり、さらにコクヨですから文具を使うシーンでの使いやすさは間違いなし。はじめての学習机はコクヨでという方も多いようです。
8位 手作り
はじめての机は、パパやママがお子さんの好みに色や形を合わせて手作りし、新入学の贈り物にしたという方も多くいました。
7位 カリモク
日本の木製家具メーカーのカリモク家具は、オシャレなのにお手ごろな価格の商品が多く揃っています。リビングなどで使われる家具をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんなカリモクの学習机なので、木の温かみを持ちながらスタイリッシュな雰囲気で、子どもの勉強環境もトータルで作れるところに人気があるようです。
6位 無印良品
リビング、キッチンなど家中どこで使っても、機能的で飾らないシンプルさを演出してくれるのが無印良品の商品です。学習机でも主張しすぎず無印良品の良さがあふれるスッキリとしたデザインは、どんな部屋にもよく合い、幅広い家庭に受け入れられています。
5位はおさがり、4位はメーカー不明
年の離れたきょうだいや親せきから、大切に使った机を譲り受けていたり、メーカーにはこだわらないという方も多くいました。
3位 IKEA
新しい家具の購入を考えたとき、一度は検討する方も多いのがIKEAではないでしょうか。北欧のシンプルなデザインが親しみやすく、温かみのある机が数多く取り揃えられています。
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2位 コイズミ
長く使える飽きの来ないデザインに定評のあるのがコイズミの学習机。カラーバリエーションも豊富で、お子さんの好きなデザインにきっと出合えます。机と合わせて棚や引き出しを自由に選べるので、お部屋の雰囲気やお子さんの好みに合わせた勉強環境を作り上げることができます。
1位 ニトリ
省スペース対応の机や、ベッドや棚と組み合わせたりと、レイアウトを自由自在にカスタマイズでき、使う人の暮らし方にピタッと合わせることができると定評なのがニトリの学習机です。学習机だけでなく新入学に必要なお部屋の家具や収納までトータルで揃えられ、統一感ある空間にすることができるので、多くの方がニトリの学習机を選んでいるようでした。
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どのように使いたいかを考えてから購入を
学習机は子どもが気に入ったものを選ぶのも購入の際の決め手の一つにはなりますが、一度買ったらなかなか買い替えないものです。最初はリビングに置いて、成長したら子ども部屋へ……など、子どもの成長に合わせて利用シーンが変わっていくことも想像しながら、長く使えるものを購入したいですね。
文・構成/HugKum編集部