子育て本や育児本は必要?
子育てについて、すぐ近くになんでも聞ける人はいいですが、それでも四六時中聞けることは稀なはず。そこで活用したいのが子育て本。子どもが寝てくれない、離乳食はどうしたらいい、深夜の高熱などなど、いざというとにきパッとめくって情報が得られる育児本は1冊と言わず、目的別に何冊か持っておくと安心。
育児本の選び方
書店の育児コーナーに行くと、たくさんの本が並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。そんな時の選び方をご紹介。
子育て本の種類はさまざま
ひと口に子育て本といっても内容はさまざまに揃います。育児の総合的なものが網羅されているものは、時期別の赤ちゃんの成長やすべきことが分かり、この先の成長を見越して準備することもできます。また急におきて慌てることの多い病気や、初めての離乳食など、1冊持っていると安心の総合的な本もあります。分厚いものが多いですが、あると頼れるものになるでしょう。
テーマ別に選ぶ
育児については、悩みもそれぞれ。時期によって、とにかく寝てくれない、トイトレ、離乳食など、必ず通るべき難関や、自分の子どもをどのように育てればいいかなど、具体的な悩みも多いもの。そんな悩みについては、専門的なテーマを扱った本がオススメ。
息抜き本も
日々子どものお世話をしていると、可愛いものの疲れ切ってしまうこともあります。そんなときには、息抜きできる本がオススメ。うちも一緒!そうそう!と、同じ子育てをしている著者の本を読むとスッと肩の力も抜けるもの。
初めての育児におすすめの本
まずは総合的に読める本をご紹介。1人目の育児に悩まない人はいないはず。何をすればいいのか、何を用意すればいいのかなど、総合的に書いてある本があるとイメージしやすいもの。産前に買って読んでおくのがオススメです。
最新! 初めての育児新百科
初めての育児は想像のできないことばかり。月齢ごとに用意する事やすべきことがまとまっているので、1冊あると安心。出産前に買って、産後の生活を想定して。
ママパパの口コミ
1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座
おむつ外れにてこずるママは多いもの。おむつ外れが早いとラクだし経済的ですが、そう簡単にはいきません。本書では、1歳半から始められる魔法のプログラムをご紹介。おもらしやおねしょへの対処法など、育児の専門家である「ナニー」のカリスマが答えてくれます。
ママパパの口コミ
離乳食のことが分かるおすすめ本
5ヶ月頃になると、ドキドキしてくる人も多いのが離乳食。どんな風に進めればいいのか、何を食べさせればいいのか、離乳食の専門的な本を1冊は持っていると安心です。
はじめてママ&パパの離乳食 (実用No.1シリーズ)
離乳食のスタートの最初のひとさじからか2歳頃の卒業まで、この一冊でOKの頼れる本。 献立例や簡単レシピは300品も掲載。また、食材別のラクラク調理ワザやフリージングなど、がんばりすぎない離乳食作りのアイデアも満載なので、シーンに合わせて使い分けられます。
ママパパの口コミ
やさしくわかる 月齢別 離乳食のきほん事典
漫画仕立ててで楽しく読みながら、食べさせていいもの、いけないものも書いているのでラクに読めるのがいいところ。育児に余裕がないときにもオススメです。
ママパパの口コミ
離乳食全百科
離乳食作りの準備から、生活リズムと食べさせ方など、基本ベースが分かるので1冊あると安心。食材のかたさ・大きさがひと目で分かり、時期別の作り方、疲れた時の簡単レシピも掲載。離乳食Q&Aや食べていいもの・いけないものも掲載。フリージング、電子レンジ、市販のベビーフード活用テクもご紹介。
ママパパの口コミ
フリージング離乳食
日々忙しいママ・パパたちにとって、毎回その都度離乳食を作るなんて、そもそも無理な話。そんなママ・パパたちのための、1週間「まとめて作りおき」のラクレシピをご紹介。5カ月から1才半ごろまで、1週間献立をまねするだけで栄養バランスの取れた離乳食が作れます。毎日の調理の手間が省けるうえ、必要なときに小分けで使える&バリエも豊富。離乳食作りの負担がグッと軽くなります。しかも、スマホで二次元コードを読み込むと、動画で作り方がわかるのも便利なポイント。
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最新! 初めての離乳食新百科
大人気「新百科シリーズ」の「離乳食新百科」がリニューアルして登場した1冊。5カ月~1才6カ月ごろまでこの1冊でOKな、時期別に離乳食の基本とレシピを徹底紹介。たまひよオリジナルの「カレンダー式離乳食」も掲載されていて、進め方と献立がわかりやすいのもポイント。最初のひとさじから離乳完了期まで、初めてのママ・パパも安心の一冊です。フリージングの仕方など時短テクニックも掲載。
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男の子・女の子の子育て本
ジェンダーレスな時代になったとはいえ、やはり、男の子の気質や、女の子にとって知っておきたいことなど、それぞれの育て方は知っておきたいですよね。それぞれの性別に対応した本をご紹介します。
男の子の育て方
どうしても気になってしまう、「就職できる?」「結婚できる?」など自立した子に育てること。乳幼児+小学校時代の親の接し方が、とても大切だそう。表紙の可愛さとは裏腹にちょっと過激な、 どんなに成績がよくても男子校はおすすめできない!「お手伝い」を必ずさせる!また、0~6歳のラブラブ期が超重要。母親は家の中で身綺麗にすること、ほめる子育てからともに喜ぶ子育てへ、と男の子を育てるに当たって肝に銘じておきたいことが揃います。
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男の子のしつけに悩んだら読む本
元気いっぱいで落ち着きがなく、何度叱られても同じことをする男の子。しつけって、いったいどうしたらいいの?どうすれば叱らずにすむの?と悩み込むママは多いですよね。そんなお母さんの悩みに、23年の保育士経験を持つ著者がズバリ答えてくれます。まず、男の子の行動を変えるのに、厳しく叱るのもましてや体罰も必要なく、ちょっとした言葉がけの工夫と、「気長に待つ」お母さんの心の余裕だけで、小学校に上がる頃には見違えるほど頼もしくなっています!「男の子ってタイヘン」が「男の子って楽しい」になる本です。
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女の子の育て方
筆者の考えでは、女の子の育て方は、二つ。まずは、「人を愛し、人から愛され、幸せな家庭を築ける力」もしくは「結婚しなくても、じゅうぶんに自分で生活でき、生きがいを持って日々の仕事に取り組んでいけるキャリア力」。 つまり、「恋愛・結婚力」+「賢明に生きるキャリア力」=「女の子の幸福力」! この「幸福力」を育てるための最初の土台は、乳幼児期の、ラブとハッピーに満ちた子育てが何より大切だということが学べます。
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幸せな母娘関係を築く 女の子の育て方
女の子って「育てやすい」「ラクでいいわね」と言われがち。でも実は、結構大変・・・というお母さんも多いはず。何かと言い合いになったり、娘の中に自分のイヤなところを見てしまったり・・・。同性だからこそ生まれる難しさもあります。「ほど良い距離感」が最大のキーワード。そうして幸せな関係が築ければ、母娘は最強のパートナー! 自身も2男1女の母で、たくさんの母親のカウンセリングをしてきた著者が、女の子の子育てのを教えてくれる頼れる1冊です。
父親が知らないとマズイ 「女の子」の育て方。
娘の教育にパパの関心度はつい低いものになりがち。パパは息子の教育には熱心ですが、娘は同性のママ任せになってしまうからです。でも、女性を取り巻く環境が激変し続けている今、家庭での教育も早急に変えなければなりません。本書は、数々の名門女子校改革を成功させてきた著者が、女の子が社会進出した時に困らないように娘を導くパパの役割を解説!パパが心得ておくべき、女の子の親子関係、学校生活、進路選択などを具体的に説明してれくれる女の子を持つパパ必読の1冊です。
女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方
しっかりしているように見えて本当は甘えたいというように、女の子の心は男の子より複雑。女の子が自分の感性を育むことから始まり、想像し考える力を身に付け、自分らしさを築いていくまでのそれぞれの要素を、段階的に7つのステップに分けて解説します。女の子を内面が分かりやすく解説されています。
ママに人気の子育て本
忙しい子育て中のママが思わず笑えたり、仲間がいると感じられる人気本をご紹介。ママ友と回し読みしたくなるはず。
ママはテンパリスト
主人公の赤ちゃんに振り回される著者であるママの日々を描いた、革命的面白さの、新世代育児エッセイ。マンガ連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり。振り回す張本人、ごっちゃんに会いたくなる人続出です。
ママパパの口コミ
子どもが育つ魔法の言葉
世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブルが文庫化された1冊。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある「手本」なのです。子どもは、毎日の生活の中で、シンプルな知恵を、親から吸収していきます。文庫というと堅苦しく感じますが、中身はわかりやすい言葉で綴られているので、通勤や家事の合間に手にとって。
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お母さんはめっちゃ忙しい
おかあさんの心を癒してくれる、おかあさんのための絵本。私って誰なんだろう?育児中の主婦が描く心の日常。あなたにもきっとあるこの思いを、絵本と共に見つめてみると優しい気持ちが浮かんでくるはず。
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松本ぷりっつの子育てバッチコイ!
シリーズ累計300万部突破の大ヒット子育てエッセイ「うちの3姉妹」の著者・松本ぷりっつが描く、読者投稿者形式の子育てマンガ。30,000通の中から選りすぐりの投稿ネタを抜粋した本作は著者本人が抱腹絶倒しながら描いたという珠玉のエピソード満載。面白いだけでなく、思わずホロッとくる「深イイ感動話編」など、笑って泣いてほっこりする上下巻2冊です。子育てがきっと楽しいものになるはず。
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子どもの心を「荒らす親」「整える親」
子どもが荒れる原因を探ることは、実は、子どもを取り巻く環境や、発達の正しい筋道を改めて見直してみることかもしれません。この本ではそういったことを含めて、なるべく具体的な子育てのヒントとして、参考になるように書かれています。時には、親自身の生活にかかわる問題も見直す必要があるかもしれません。わが子を荒れた子にしないために、やってはいけない「叱り方・ほめ方・接し方」も紹介してます。読むと納得の出来事もあるかも。子どもの発達に合わせて適切な子育てをすれば、子どもの心は自然と整います
パパに人気の育て本
イクメンという言葉が流行りだして随分経ちます。でも、パパが積極的に参加する環境にはまだ遠い道のりがあるのかもしれません。積極的に育児に参入したいパパや、子育てを深く考えているパパたちから挙がってきた本をご紹介します。
自分で育児をしたいと思うパパも増えているはず。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
「すごい!」「さすがお姉ちゃんだね!」 よかれと思って、そんなほめ方をしていませんか?また、「ダメって言ったでしょ!」「早くしなさい!」「どうして約束が守れないの」?など、しつけのために、そんな叱り方をしていませんか? 最近ではよく聞かれるけれども、「ほめる」「叱る」の声かけ次第で、親子関係や子どもの育ち方に大きな影響が見られます。日本人に多いとされる「自己肯定感」の低い子どもは、謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、「非効率的なほめ方や叱り方」が原因かもしれないのです。
ママパパの口コミ
「叱らない」育て方
これまで40万人を超える子どもたちに奇跡を起こしてきたサッカー指導のプロフェッショナルが「自ら伸びる子を育てる」メソッドを大公開。「叱るのではなく、問いかけて伸ばす」「子どもの心で受け止めて、大人の態度で伝える」「『今この子はどんな気持ちなんだろうか』?と子どもの立場で想像してみる」「100回のお説教より、一度の痛恨の経験が子どもを伸ばす」など、日常生活でよく起こる具体的事例を交えながら解説します。
「子どもたちの育ち方が変わっているのに、できないことがあったら罰を与えるといった古いやり方は通用しません。怒鳴る、叱る、指示命令する。これらを軸にした子育ての概念を捨てませんか? わが子が本当にかわいいのなら、あなたが変わりましょう」子育ての概念を一新させる1冊です。
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さまざまな本で自分に合った子育てを
子育て本には、たくさんの知恵が詰まっていることが分かりましたね。忙しい育児中にネットで情報を得るのは、場合によっては時間がかかることも。子育て本で、上手に育児を楽しんで!
文・構成/HugKum編集部