ちゃんこ鍋レシピ
【1】鶏手羽とえびのちゃんこ鍋
手羽先に塩を揉み込んでおくと肉がほろほろに! しょうがの風味をほんのり効かせたあっさりとしたちゃんこです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
手羽先 10本
えび 1パック(6尾)
チンゲン菜 1束
長ねぎ 1本
大根 1/5本
しょうが(薄切り) 4枚
塩 小さじ1/4
【A】
水 800cc
酒 50cc
しょうゆ 少々
ワンタンの皮 13枚
◆作り方
【1】手羽先に塩をまぶす。チンゲン菜と長ねぎはざく切りにする。大根は半月切りにする。
【2】鍋に手羽先と【A】、長ねぎの青い部分、大根を入れ、ふたをして中弱火で20分煮る。えび、チンゲン菜、長ねぎの白い部分、しょうがを加えて煮、しょうゆで味つけする。
◆ポイント
鶏手羽に塩をもみ込んで水から煮ると、いいだしがとれます。肉がほろりと取れるので食べやすい!
子ども用の主食は、ワンタンの皮を加えるのが◎。
教えてくれたのは
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
寄せ鍋レシピ
【1】寄せ鍋
寄せ鍋の醍醐味は好きな具をたくさん入れられること。ウィンナーやチーズ入りはんぺんなど子どもの好きな具も入れて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
たら(または鮭) 2切れ
ウィンナー 3本
チーズ入りはんぺん 3~4個
白菜 1/4個
水菜 1/2袋
にんじん 1/2本
【A】
昆布だし 3~4カップ
みりん 小さじ2
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】白菜はざく切りにし、水菜は5cm長さに切る。にんじんは5mmの輪切りにする(一部を型で抜いても)。鶏肉とたらは食べやすい大きさに切り、ウィンナーは半分に切る。
【2】鍋に【A】を煮立て、白菜とにんじんを入れて煮、しんなりしたら、鶏肉、たら、ウィンナー、はんぺんを入れて煮、最後に水菜を入れる。
【3】大人はポン酢やごまだれなどをつけて食べ、最後にうどんを入れて煮る。
◆ポイント
■シチュー味
子ども茶碗に汁をお玉1~1と1/2杯取り、シチュールウ1/2かけを混ぜる(溶けにくい場合は、軽く電子レンジで温める)。具やうどんをのせる。
■みそバター味
子ども茶碗に汁をお玉1~1と1/2杯取り、みそ小さじ1/2とバター1gを溶き、具やうどんをのせる。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
人気の鍋レシピ
【1】甘酒豆乳豚しゃぶ鍋
しゃぶしゃぶした豚肉に、程よい甘みが絡みつく!
◆材料
(2~3人分)
豚ロース肉(肩・しゃぶしゃぶ用) 250~300g
ほうれん草 1束(3等分の長さに切る)
【A】
豆乳 300ml
甘酒 200ml
しょうゆ 大さじ1・1/2
ごま油 小さじ1
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて火にかけて、煮立ったらほうれん草を入れる。豚肉をしゃぶしゃぶして食べる。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2019年2月号
【2】豚こまと野菜のトマトクリーム鍋
野菜をたっぷりと!さつまいもの甘味が溶けだし、トマトクリームにマッチ。たくさんの具材のうま味を楽しめる洋風鍋。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 180g
さつまいも 1/2本(180g)
なす 2個
ブロッコリー 1/2個
長ねぎ 1本
【A】
水 300cc
トマトソース 300g
固形スープの素 1個
生クリーム 100g
片栗粉 大さじ1~2
ごま油 大さじ1
溶けるスライスチーズ 2枚
うどん 1玉
◆作り方
【1】豚肉は片栗粉を薄くまぶす。さつまいもとなすは輪切りにし、水に5分さらして水けをきる。
【2】ブロッコリーは小房に分けて、ゆでる。長ねぎはざく切りにする。
【3】鍋にごま油を熱して長ねぎを炒め、【1】を加えてざっと炒め、【A】を加える。厚手のキッチンペーパーをかぶせ、中弱火で15~20分煮る。
【4】生クリームを加えて5~6分煮、ブロッコリー、溶けるチーズを加えて2~3分煮る。
◆ポイント
豚こまに片栗粉をまぶすと、つるんとした食感になって、子どもも食べやすくなりますよ!
子供用の主食は、うどんが◎。
【3】レモンチャウダー鍋
斬新!市販のホワイトシチューを使った簡単チャウダー鍋。レモンを入れることでさっぱりして、お鍋としていただけます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
あさり(むき身) 120g
じゃがいも 3個
玉ねぎ(小) 1個
にんじん 1/3本
エリンギ 3本
オリーブ油 大さじ1と1/2
【A】
水 800cc
鶏ガラスープの素 大さじ1
ホワイトシチュー(市販) 1缶(300g)
【B】
レモンの薄切り 3枚
塩 少々
◆作り方
【1】【B】を合わせておく(レモン塩)。
【2】じゃがいもは1cm幅の半月切りにし、水に5分さらして水けをきる。玉ねぎとにんじんは角切りにする。エリンギは縦半分に切って、2cm長さに切る。
【3】鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎをざっと炒め、にんじん、じゃがいも、【A】を加えて野菜がやわらかくなるまで中弱火で15分煮る。ホワイトシチューと【1】、エリンギを加えて10分煮、あさりを加えて火が通ったら止める。
◆ポイント
即席のレモン塩を加えると、あさりの臭みが取れてスッキリ!我が家流の味つけになります。
子ども用の主食は、パンを添えるのが◎。
教えてくれたのは
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【4】タッカンマリ風鍋
今人気の韓国鶏鍋を手軽に作る!具材の大きさを細長くまとめるとおしゃれになります。
◆材料
(大人2~3人分)
鶏スペアリブ 400g
じゃがいも 2個
長ねぎ 1本
エリンギ 3本
にんにく 1かけ
【A】
酒 大さじ2
昆布 10cm
水 4カップ
塩 小さじ1/2
春雨 60g
【B】
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
にら 1/2束
辛子 適量
◆作り方
【1】じゃがいもは半分に切る。長ねぎはぶつ切りから半分に切る。エリンギは薄切りにする。にんにくは半分に切る。
【2】鍋に鶏肉、【A】、にんにくを入れて中火にかけ、煮立ったらアクを除き、弱火で20分煮る。昆布を取り出し、じゃがいもを入れて10分煮、塩とねぎ、エリンギを入れて2~3分煮る。
【3】大人は【B】に、にらの小口切りや辛子 を加えたタレで食べる。
◆ポイント
子ども用には、煮立ったら鍋の端で春雨を2~3分煮て取り出し、具も取り出して細かく切り、 汁を注ぎ、しょうゆ少々をたらすのがおすすめ。
教えてくれたのは
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【5】イタリアントマト鍋
色鮮やかで野菜の旨みがたっぷり!ころころ芽キャベツ、ゴツゴツカリフラワーなど、食材の食感もいろいろ楽しめておいしい。
◆材料
(大人3~4人分)
ベーコン(厚切り) 200g
ピーマン(赤、緑) 各2個
ブロッコリー 1/2株
カリフラワー 1/2株
かぶ 3個
芽キャベツ 10個
にんにく 1片
オリーブ油 大さじ2
【A】
トマト(缶詰) 2缶
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 適量
◆作り方
【1】 ベーコンは1cm厚さに、ピーマンは縦1.5cm幅に、かぶはくし形に切る。ブロッコリーとカリフラワーは小房に分ける。にんにくは薄切りにする。
【2】 鍋にオリーブ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらベーコンを炒める。
【3】 【A】、残りの【1】、芽キャベツを加えて、野菜に火が通るまで煮、塩で味を調える。
◆ポイント
子どもは「卵リゾット」で。
大きめのお玉にご飯を入れ、鍋端に沈めて汁を入れて煮、溶き卵を加えて火が通るまでそのまま煮る。器に盛り、鍋から具を取り分ける。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。小学6 年生の男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
【6】鮭とコーンの豆乳鍋
バターでちょっと洋風に!冬の食材を使ったほかほか温まる一品です。
◆材料
(大人3~4人分)
甘塩鮭 3~4切れ
豆腐 1丁
かぼちゃ 1/4個
キャベツ 1/4~1/2個
玉ねぎ 1個
コーン(缶詰) 100g
バター 30g
小麦粉 大さじ2
【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 80ml
水 3カップ
豆乳 2カップ
◆作り方
【1】 鮭と豆腐、かぼちゃは大きめの一口大に、玉ねぎはくし形に切り、キャベツはざく切りにする。
【2】 鍋にバターを熱し、鮭の両面を焼いて取り出す。玉ねぎを入れ、小麦粉を全体にまぶし、【A】とかぼ
ちゃ、キャベツを加えて煮る。
【3】 火が通ってきたら、鮭を戻し入れ、豆腐とコーンを加えて煮る。
◆ポイント
子どもは「スープマカロニ」で。
先にマカロニをゆでておく。子ども分を器に盛り、汁と具を取り分けて、粉チーズをふる。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。小学6 年生の男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号