アンプラグドプログラミングとは?
小学校で必修化されるようになったプログラミング教育の目的は、プログラミング技術の習得ではなく「プログラミング的思考」(目標達成のために順序立てて論理的に考える力)を身につけることと言われています。
アンプラグドプログラミングとは、パソコンなどを使わずにカードやパズルなどを使ってプログラミング的な問題解決の手順を学習することなので、幼少期のお子さんにもおすすめです。
100均でみつけたアンプラグドプログラミングに役立つアイテム
100円ショップではパズルやカードゲーム、ボードゲームなどさまざまな知育玩具が販売されていますよね。そこで、今回はダイソーとセリアでみつけたアンプラグドプログラミングにおすすめのアイテムを4つピックアップしました。商品の紹介と、実際に5歳の娘と小学4年生の息子が挑戦した様子も合わせてレポートします。
クッキングカード
クッキングカードには両面に「材料」と「食べ物」の絵が描いてあり、2枚の組み合わせを作っていくというゲーム。32枚のカードが入っていて16セット組み合わせていきます。
プログラミングの順序立ては、よく料理の段取りに例えられます。何を使って何ができるのか、考えながら組み合わせていく作業はまさにアンプラグドプログラミング!娘は、知らなかった材料にも興味津々。カード遊びに慣れてきたら、どのように作るのかという部分を親子で一緒に考えてみるのもいいですね。
ソフトパズルブロックすうじ
0~9までの数字が各1枚書かれたソフトパズルブロック。数字の部分を取り外すこともでき、足し算や引き算の式を作ってみたり遊びながら数字の勉強もできる玩具です。
平面だけではなく、立体的に組み立てることができるので「空間認識力」を育むことができます。立方体を作るための展開図をいろいろなパターンで考えてみるのもおすすめです。
スノーブロック ミニ
雪の結晶のような形をした、かわいい見た目が特徴のブロック。さまざまな方向に、ブロックをはめ込むことができるのでいろいろな形を作って遊ぶことができます。
ブロック遊びは、子どもの想像力を伸ばしてくれる!立体、平面、工夫しながらいろいろな組み合わせを考えていきます。
夢中になって遊んでいた娘が作ったのは、雨の中の紫陽花。ブロック遊びには答えや正解がないので、子どもが自分で完成形を想像しながら順序立てをして組み合わせていく作業がプログラミング的思考を育みます。
IQパズルブロック
7種類の異なる形をしたブロックを組み立てて立方体を作るパズルゲーム。難易度レベルは2なのですが、子どもから大人まで楽しめます。
商品パッケージの裏面に組み立て例が記載されているのですが、それを見ないようにして試行錯誤しながら挑戦します!手を動かしながら考える遊びは、子どもが夢中になって取り組めます。
いくつかの組み立てパターンがあるので完成したら、解体するときに組み立ての順序をメモして確認することで論理的に考えることができます。こちの商品は、小学4年生の息子が夢中になって何度も挑戦していました。
5歳の娘にはちょっと難しかったようですが一緒に何度か組み立ててみたら、ひとりでも出来るようになりました!パズルという目的を変えてブロック遊びとしても楽しんでいます。
アンプラグドプログラミングにおすすめの100均アイテムを紹介しましたが、いかがでしたか?知育玩具の遊び方、考え方をすこし変えるだけでパソコンを使わなくてもプログラミング的思考を育むことができます。今回紹介した商品の中で気になった商品があればぜひ、親子で一緒に楽しみながらアンプラグドプログラミングに挑戦してみてください。
文/やまさきけいこ