4年に一度、各国の代表チームが戦うワールドカップで盛り上がるサッカー。次は2022年にカタールで開催されます。ポイントになる用語をおさえておくと、サッカー観戦はもっと楽しくなりますよ!
※この記事は、『キッズペディア スポーツびっくり図鑑』(監/望月修・小学館)から引用して作成しています。
【サッカー】「フォワード」「ミッドフィルダー」実況の用語がわからない…
基本ルールは、1チーム11人で、試合は前半と後半に分かれ、それぞれ45分ずつ。前後半のあいだのハーフタイムは15分。選手交代などで試合が中断したら、アディショナルタイム(追加時間)として、その分を延長します。
サッカーフィールドはこうなっている
長さ100~110m、幅64~75mのフィールドで行ないます(オリンピックでは長さ105m、幅68mと決められています)。ピッチともいいます。表面には、天然芝か緑色の人工芝がしかれています。
ゴールエリア
ゴールラインから相手チームがボールを出したときに、ゴールキーパーがボールをけるエリア。
タッチライン
この線からボールを出したら相手チームのボールとなる。
ペナルティエリア
ゴールキーパーがボールを手であつかえるエリア。
ゴールキーパー(GK)
ゴールを守る。ペナルティエリア内では手を使える。
ディフェンダー(DF)
守備に重点をおく。GKの前で相手チームの攻撃を止める。
ミッドフィルダー(MF)
中盤に位置し、守備も攻撃も行う。
フォワード(FW)
相手ゴールにいちばん近いところから点をとる。
フォーメーションが大事!
選手の配置「フォーメーション」は重要な戦術のひとつです。MFは試合の流れをつくる役割があり、パス回しからゴールへつなげ、相手の攻撃を早めに防ぎます。FWはフィールドのサイドからゴール前にパスを出したり、ゴールを確実に決められたりすることが重要です。
サッカーの魅力はまだまだある!
ゴールに向かってボールを蹴るシュートは、蹴り方によってボールの回転や動きに変化をつけることができます。
ボールの外側をこするように蹴るとボールに強い回転がかかり、ボールの軌道が大きく曲がる「カーブシュート」となります。また、ボールの中心を強くける無回転シュートは、ボールが上下左右にゆれながら飛ぶ「ブレ球」となり、ボールの飛んでいく方向が予測しにくくなります。
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サッカーに限らず、スポーツ観戦はルールがわかるともっと楽しくなります。
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構成/HugKum編集部