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新しい生活様式とは
「新しい生活様式」とは、厚生労働省が公表した新型コロナウイルス感染症が感染拡大するのを防止するための行動指針です。平たく言うと、日常生活に新型コロナウイルス感染症対策を取り入れた生活スタイルのことをいいます。
厚生労働省がWEBサイトにて、「新しい生活様式」の実践例を掲載しています。
新しい生活様式とニューノーマルの違い
最近、「ニューノーマル」という言葉を耳にするようになりました。このニューノーマルとは、英語の「New(新しい)」と「Normal(標準、普通)」を組み合わせた造語です。意味としては「新しい生活様式」となり、新しい生活様式とニューノーマルは同じ意味合いの言葉となります。
新しい生活様式の実践例
ここでは、「新しい生活様式」の実践例を、以下5つにわけてこれから説明していきます。
・一人ひとりの基本的感染対策
・日常生活を営む上での基本的生活様式
・日常生活の各場面別の生活様式
・働き方の新しいスタイル
・学校での新しい生活様式
一人ひとりの基本的感染対策
まずは、各自がするべき基本的な感染対策3つを解説していきます。
身体的距離を確保する
人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空けるようにしましょう。会話をするときは真正面を避けることがベストです。
マスクの着用
マスクを着用しましょう。外出時はもちろん、屋内でも、会話するときや人との間隔が十分取れない場合にもマスクを着用します。ただし、夏場はマスクによって熱中症にかかる危険があります。人がいない場所でマスクを外すなどして熱中症に気をつけてください。
手洗いの徹底
家に帰ったらまず手や顔を洗うようにします。手を洗うときには、水と石鹸を使い、30秒間程度かけて丁寧に洗いましょう。また、手指消毒薬をするのも有効です。人混みの多い場所に行った場合には、帰宅後できるだけすぐに着替えるか、シャワーを浴びるようにします。
移動するときの感染対策も
感染が流行している地域から別の地域に移動したり、感染が流行している地域へ移動することはできるだけ控えるようにしましょう。日頃から、地域の感染状況もチェックしておくと、移動できるかどうかの目安になります。
また、誰とどこで会ったかをメモしておいたり、接触確認アプリを活用すると、新型コロナウイルスを発症したときに役立ちます。
日常生活を営む上での基本的生活様式
日常生活を送る上での基本的な生活様式の実践例は7つあります。見ていきましょう。
手洗い・手指消毒
まめに手洗い・手指消毒を行いましょう。特に外出から家に帰ったときや、食事の前などには手洗い・手指消毒を行います。
咳エチケット
「咳エチケット」とは、感染症を他の人にうつさないためにする行為で、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることをいいます。咳エチケットを徹底するようにしましょう。
こまめな換気
新型コロナウイルス感染症の感染経路のひとつは、エアロゾル感染(空気中を漂う微粒子)です。これを防ぐためには、こまめに換気する必要があります。1時間に5〜10分程度窓を開けるようにして、換気するようにしてください。
身体的距離を確保する
人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空けるようにしましょう。
3密の回避
「密集」「密接」「密閉」の3つの密を避けるようにします。
適切な生活習慣を
運動や食事、禁煙など一人ひとりの健康状態に応じた適切な生活習慣をつけるようにしましょう。
健康チェックをする
毎朝、体温測定をして健康状態を確認します。発熱や風邪の症状がある場合には、無理をせずに自宅で療養するようにしてください。
日常生活の各場面別の生活様式
日常生活のシーン別の生活様式をご紹介します。
買い物
・通販も利用するようにしましょう。
・買い物するときは1人または少人数で、すいた時間にしましょう。
・電子決済を利用すれば、接触を減らすことができます。
・買い物するときには、計画を立てて素早く済ませるようにしてください。
・サンプルなどの展示品の接触は控えめにしましょう。
・レジに並ぶときは、前後の間隔を空けるようにします。
娯楽、スポーツ等
・公園はすいた時間、人が少ない場所を選ぶようにしてください。
・筋トレやヨガは、人との間隔を十分にとりましょう。もしくは自宅で動画を活用して行うようにします。
・ジョギングは少人数で行いましょう。
・人とすれ違うときは距離をとるようにしてください。
・予約ができる場合には積極的に利用しましょう。
・狭い部屋で長居しないようにしてください。
・歌を歌ったり応援をするときには、十分な距離をとるか、オンラインを活用しましょう。
公共交通機関の利用
・公共交通機関では会話は控えめにしましょう。
・混んでいる時間帯は避けるようにします。
・公共交通機関を使わない手段として、徒歩や自転車も活用しましょう。
食事
・お店で食べるのではなく、テイクアウトや出前、デリバリーも活用しましょう。
・屋外空間で食べるのもおすすめです。
・大皿料理は避け、個々に料理を盛り付ける、またはそういった料理を注文しましょう。
・対面ではなく横並びで座りましょう。
・料理に集中し、おしゃべりは控えめにしてください。
・お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けましょう。
イベント等への参加
・接触確認アプリを活用し、感染経路がわかるようにしておきましょう。
・発熱や風邪の症状がある場合はイベントに参加しないようにしてください。
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働き方の新しいスタイル
働き方の新しいスタイルの実践例を5つ紹介します。
テレワークやローテーション勤務
テレワークやローテーション勤務をすることで、感染リスクを抑えることができます。
時差通勤
時差通勤すれば、通勤ラッシュを避けることができ、3密を回避することができます。
オフィスでもソーシャルディスタンスを
社員同士の距離を十分にとったり、オフィスのレイアウトもゆったりとした間隔(2mが目安)にすることで感染予防につながります。
会議はオンラインで
会議はWEB会議システムを活用し、オンラインで行うようにしましょう。
対面での打合せは換気とマスクを徹底
対面で打ち合わせする場合には、換気をすることとマスクを徹底します。また、アクリル板などで遮蔽するのもおすすめです。
学校での新しい生活様式
学校での新しい生活様式の実践例を6つ紹介します。
朝の検温
毎朝熱をはかり、健康状態を確認しましょう。具合が悪い場合にはすみやかにお家の人や先生に伝えます。
マスクをする
基本的に常にマスクを着用しましょう。ただし、暑いときや運動するときはマスクを外してください。
咳エチケット
咳エチケットを守るようにしましょう。
換気する
窓やドアを開けて換気するようにしましょう。エアコンを使っているときも換気してください。
人との距離をとる
教室や遊ぶとき、登校、下校のときも人と少し離れて距離をとるようにしてください。
手洗い
石鹸で丁寧に手を洗います。洗い終わったら、きれいなハンカチやタオルで拭いてください。手洗いのタイミングは、
・外から教室に戻る前
・トイレの後
・そうじの後
・食事の前と後
・咳やくしゃみ、鼻をかんだとき
・たくさんの人が使うものを触ったとき
です。
給食のとき、会話は控えめに
給食のときには食べることに集中して、お友だちと会話するのは控えましょう。
「ニューノーマルワークスタイル EXPO」とは
「ニューノーマルワークスタイル EXPO」は、企業・店舗のニューノーマル時代の働き方を実現する展示会です。詳細をご紹介します。
概要
「ニューノーマルワークスタイル EXPO」は、ニューノーマル時代の新しいオフィス・店舗の実現、働き方改革を推進するための専門展。最新製品・サービスの体験や、業界トップ企業によるセミナーなども行われます。
会期:2022年9月28日(水)〜9月30日(金)
会場:東京流通センター
なお、2023年の春にも「ニューノーマルワークスタイル EXPO【春】」が東京、大阪で行われる予定です。
目的
新しいオフィス環境、テレワーク推進、福利厚生、健康経営、人材育成、感染症対策など最新製品・サービスが出展し、企業や店舗と商談ができます。
新しい生活様式で感染拡大を防ごう
「新しい生活様式」により、感染拡大の防止と経済活動を両立させることができます。ご紹介した新しい生活様式を実践していきましょう。
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文・構成/HugKum編集部