人気和菓子キャラ 大福くんの「食べる幸せ 食べて健康!」 Vo.3塩

LINEスタンプなどでも大人気の和菓子の代表格である大福餅をモチーフにしたオリジナルキャラクター大福くん。

今回、大福くんとその仲間たちが、パパママとキッズそれぞれにとって嬉しい「食」にまつわる情報を発信。美味しく食べて健康になれる食育情報は必見ですよ!

お料理の立役者だけでなく、体内を調整するのに欠かせない「塩」

For Kids

甘味と塩味のバランスが絶妙な塩大福。塩は古来より心を清めるものとしても貴重な存在で、家庭ではお料理の立役者として大活躍し、なくてはならないもの。

また、人の身体には常に一定の塩分が含まれていて、体内のいろいろなシステムの働きを守り、維持をする役割を持っています。だから、塩が足りないと身体のあちこちが故障して働かなくなってしまい、生命に直結する大切な働きをしているんです!

<塩の効能について>

調味料として使用する「塩」には、「精製塩」と「天然塩」と呼ばれる2種類があります。

「精製塩」は、原塩を溶解して塩化ナトリウムの含有量を99.5%以上に精製したものか、海水からイオン交換膜透析法で塩化ナトリウム99%以上に濃縮したもので、「食塩」と呼ばれることもあります。

「天然塩」は、一般的に塩田を用いて海水を天日で乾燥させるなど、昔ながらの製法によって作られた「塩」のことで「自然塩」と呼ばれることもあります。

「天然塩」の塩化ナトリウム含有量は80%程度のものが多く、他に塩化マグネシウムなどのにがり成分、カリウムカルシウムなどのミネラル成分が含まれています。

毎日のお料理に使用するなら自然な甘みや旨みを感じされる「天然塩」がオススメ!

身体の維持に必要な塩分ですが、離乳食や幼児食では塩分を約4%以下に抑えるなど、塩分の摂りすぎには注意してくださいね!

 

お肉やお魚を柔らかく、美味しくしてくれる「塩麹」で時短料理♪ 基本の作り方をご紹介します!

<塩麹の作り方>

 

材料と分量

米麹10:塩2.5:水7.5

この割合で簡単に作れます。

米麹が10kgなら、塩250g、水750ml となります。

米麹をほぐして塩を混ぜる。

①を容器に入れ、水を注いで密封しないようにガーゼなどで蓋をする。

1日1回かき混ぜて、1週間〜10日で出来上がり!

 

大福くんコメント

塩は自然塩、お水はミネラルウォーター軟水を使用してくださいね!市販の「塩麹」も使いやすくてオススメなのですよ。

塩麹ができたら、お肉やお魚に絡めて、一晩漬けておくだけでよいのです。あとは焼くだけで塩分が適度に入った柔らかいお料理が完成なのですよ。

パサパサしやすい鶏の胸肉も、しっとり柔らかく仕上がるのです!

 

For パパママ

ミネラルたっぷりのお塩で美肌を育む!

<塩の働き>

細胞を正常に保つ

塩を正しく摂らないと、循環不全、血圧低下、脱水症状、ショック症状や立ちくらみ、むくみなどにつながります。また新陳代謝も衰えるので、実はお肌にも良くありません。

神経や筋肉の働きの調整

身体を動かす時に、脳からの命令が電気信号として神経細胞を伝わっていきます。この働きをするのが塩の成分であるナトリウムイオンです。

食欲や味覚の正常化

塩味は食欲を増進させたり、おいしさを感じる正常な味覚が保たれています。

身体が酸性になるのを防ぐ

体の酸化が進むと、脱力感、頭痛などの症状が出やすくなるのを、塩のナトリウム物質を上手にとることで緩和してくれます。

普段何気なく使っている「塩」。実は身体にとって大切なものなんです!

毎日の食卓を美味しくするレシピを伝授!

パスタやチキン料理など、お料理をワンランク上の味わいに仕上げる「レモン塩」を常備しておくととっても便利。ハチミツを加えれば、より深みのあるレモン塩になりますよ。

<レモン塩>

材料と分量

国産の無農薬レモン4個

塩 40〜80g(レモンの重さ10〜20%の量)

レモンを適当な大きさにカット。小さく切ると熟成が早く進みます。

塩、レモン、塩の順に煮沸消毒した瓶に入れていく。

最後に塩をかぶせて瓶の蓋をする。

直射日光を避けて保存し、1日1回瓶を振ります。1週間ほどでとろみが出てきたら完成。

人参や玉ねぎをピュレ状にして混ぜたドレッシングにしても美味しいですよ!

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