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小学校6年間で習う漢字
令和2年度(2020年度)から実施された新学習指導要領により、小学校6年間で習う漢字が改定されました。そこでここでは、どのような改定が行われたのか、学年ごとに習う漢字とその数、漢字の傾向、学習目的とともにご紹介します。
習う漢字が20字増えた
令和2年度(2020年度)から実施された新学習指導要領では、「学年別漢字配当表」の改訂が行われ、1026字となります。
移行期間である平成30年度からは、下記のような特例が定められていました。
平成 30 年度及び平成 31 年度の第1学年から第6学年までの国語の指導に当たっては,現行小学校学習指導要領第2章第1節の規定にかかわらず,その全部又は一部について新小学校学習指導要領第2章第1節の規定によることができる。ただし,現行小学校学習指導要領による場合には,平成 30 年度及び平成 31 年度の第4学年並びに平成 31 年度の第5学年の国語の指導に当たっては,現行小学校学習指導要領第2章第1節の別表の学年別漢字配当表にかかわらず,新小学校学習指導要領第2章第1節の別表の学年別漢字配当表によることとする。
(平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間における小学校学習指導要領の特例を定める件(小学校特例告示)−文部科学省より引用)
1年生から3年生までは字数に変更はありません。4年生では25字追加、他学年に23字移動、5年生では21字追加、他学年に13字移動、6年生では11字追加、他学年に1字が移動しました。
小学生が習う漢字一覧
それでは学年ごとに習う漢字とその傾向を見ていきましょう。
小学1年生が習う漢字の数は「80字」
一 右 雨 円 王 音 下 火 花 貝 学 気 九 休 玉 金 空 月 犬 見 五 口 校 左 三 山 子 四 糸 字 耳 七 車 手 十 出 女 小 上 森 人 水 正 生 青 夕 石 赤 千 川 先 早 草 足 村 大 男 竹 中 虫 町 天 田 土 二 日 入 年 白 八 百 文 木 本 名 目 立 力 林 六
小学1年生が習う漢字は80字です。
比較的、画数の少ない漢字が多いのが特徴です。天気に関する漢字(雨、日、月)、自然に関する漢字(花、草、川など)、数字(一、十、百、千など)、体の部位(手、足)、曜日に関連する漢字(火、水、木、金、土)、方向を示すもの(右、左、上、下)、大きさを示すもの(大、小)などを習います。
多くの小学校では、小学校1年生の2学期から漢字が登場します。これらの漢字を読む、書く、文や文章の中で使うことが学習の目的とされています。
小学2年生が習う漢字の数は「160字」
引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話
小学2年生になると、画数の多い漢字が一気に増えます。また、漢字を習う数も小学校1年生のときの倍で、160字に! 2年生になってから、漢字に苦手意識が生まれる子が多くなるのもわかります。
傾向としては、学習科目の漢字(国、算、理、社、図、工)や、動物に関する漢字(牛、魚、鳥)、季節に関する漢字(春、夏、秋、冬)、家族に関する漢字(父、母、兄、弟、姉、妹)などが登場します。
2年生で習う漢字と1年生のときに習った漢字を、読む、書く、文や文章の中で使うことが目的とされています。
小学3年生が習う漢字の数は「200字」
悪 安 暗 医 委 意 育 員 院 飲 運 泳 駅 央 横 屋 温 化 荷 界 開 階 寒 感 漢 館 岸 起 期 客 究 急 級 宮 球 去 橋 業 曲 局 銀 区 苦 具 君 係 軽 血 決 研 県 庫 湖 向 幸 港 号 根 祭 皿 仕 死 使 始 指 歯 詩 次 事 持 式 実 写 者 主 守 取 酒 受 州 拾 終 習 集 住 重 宿 所 暑 助 昭 消 商 章 勝 乗 植 申 身 神 真 深 進 世 整 昔 全 相 送 想 息 速 族 他 打 対 待 代 第 題 炭 短 談 着 注 柱 丁 帳 調 追 定 庭 笛 鉄 転 都 度 投 豆 島 湯 登 等 動 童 農 波 配 倍 箱 畑 発 反 坂 板 皮 悲 美 鼻 筆 氷 表 秒 病 品 負 部 服 福 物 平 返 勉 放 味 命 面 問 役 薬 由 油 有 遊 予 羊 洋 葉 陽 様 落 流 旅 両 緑 礼 列 練 路 和
小学3年生で習う漢字は200字です。3年生になると、部首やそのほかの部分から、漢字が構成され、そこから意味を読み取れるものがたくさん出てきます。たとえば、さんずいならば水に関係している漢字、てへんなら、手に関する漢字などです。
学習の目的は、3年生で習う漢字と1・2年生のときに習った漢字を、読む、書く、文や文章の中で使うこと、そして、漢字についてその構成を理解することです。
小学4年生が習う漢字の数は「202字」
愛 案 以 衣 位 茨 印 英 栄 媛 塩 岡 億 加 果 貨 課 芽 賀 改 械 害 街 各 覚 潟 完 官 管 関 観 願 岐 希 季 旗 器 機 議 求 泣 給 挙 漁 共 協 鏡 競 極 熊 訓 軍 郡 群 径 景 芸 欠 結 建 健 験 固 功 好 香 候 康 佐 差 菜 最 埼 材 崎 昨 札 刷 察 参 産 散 残 氏 司 試 児 治 滋 辞 鹿 失 借 種 周 祝 順 初 松 笑 唱 焼 照 城 縄 臣 信 井 成 省 清 静 席 積 折 節 説 浅 戦 選 然 争 倉 巣 束 側 続 卒 孫 帯 隊 達 単 置 仲 沖 兆 低 底 的 典 伝 徒 努 灯 働 特 徳 栃 奈 梨 熱 念 敗 梅 博 阪 飯 飛 必 票 標 不 夫 付 府 阜 富 副 兵 別 辺 変 便 包 法 望 牧 末 満 未 民 無 約 勇 要 養 浴 利 陸 良 料 量 輪 類 令 冷 例 連 老 労 録
6学年あるうち、いちばん多くの漢字を習うのが小学4年生で、全部で202字。特徴的なのは、新指導要領にともない、都道府県の漢字(茨、媛、岡、潟、岐、熊、香、佐、埼、崎、滋、鹿、縄、井、沖、栃、奈、梨、阪、阜、賀、群、徳、富、城)、25字が増えたことです。
学習の目的は、4年生で習う漢字と、1〜3年生のときに習った漢字を、読む、書く、文や文章の中で使うこと、そして、漢字についてその構成を理解することが目的とされています。
小学5年生が習う漢字の数は「193字」
圧 囲 移 因 永 営 衛 易 益 液 演 応 往 桜 可 仮 価 河 過 快 解 格 確 額 刊 幹 慣 眼 紀 基 寄 規 喜 技 義 逆 久 旧 救 居 許 境 均 禁 句 型 経 潔 件 険 検 限 現 減 故 個 護 効 厚 耕 航 鉱 構 興 講 告 混 査 再 災 妻 採 際 在 財 罪 殺 雑 酸 賛 士 支 史 志 枝 師 資 飼 示 似 識 質 舎 謝 授 修 述 術 準 序 招 証 象 賞 条 状 常 情 織 職 制 性 政 勢 精 製 税 責 績 接 設 絶 祖 素 総 造 像 増 則 測 属 率 損 貸 態 団 断 築 貯 張 停 提 程 適 統 堂 銅 導 得 毒 独 任 燃 能 破 犯 判 版 比 肥 非 費 備 評 貧 布 婦 武 復 複 仏 粉 編 弁 保 墓 報 豊 防 貿 暴 脈 務 夢 迷 綿 輸 余 容 略 留 領 歴
以前に比べ8字増え、小学5年生で習う漢字は193字です。難しい漢字がたくさん登場し、似た漢字も増え、混乱する時期でもあります。
学習目的は、5年生で習う漢字と1〜4年生のときに習った漢字を、読む、書く、文や文章の中で使うことが目的とされています。また、漢字の由来、特質などについて理解することも重要になってきます。
小学6年生が習う漢字の数は「191字」
胃 異 遺 域 宇 映 延 沿 恩 我 灰 拡 革 閣 割 株 干 巻 看 簡 危 机 揮 貴 疑 吸 供 胸 郷 勤 筋 系 敬 警 劇 激 穴 券 絹 権 憲 源 厳 己 呼 誤 后 孝 皇 紅 降 鋼 刻 穀 骨 困 砂 座 済 裁 策 冊 蚕 至 私 姿 視 詞 誌 磁 射 捨 尺 若 樹 収 宗 就 衆 従 縦 縮 熟 純 処 署 諸 除 承 将 傷 障 蒸 針 仁 垂 推 寸 盛 聖 誠 舌 宣 専 泉 洗 染 銭 善 奏 窓 創 装 層 操 蔵 臓 存 尊 退 宅 担 探 誕 段 暖 値 宙 忠 著 庁 頂 腸 潮 賃 痛 敵 展 討 党 糖 届 難 乳 認 納 脳 派 拝 背 肺 俳 班 晩 否 批 秘 俵 腹 奮 並 陛 閉 片 補 暮 宝 訪 亡 忘 棒 枚 幕 密 盟 模 訳 郵 優 預 幼 欲 翌 乱 卵 覧 裏 律 臨 朗 論
小学6年生で習う漢字は、191字です。以前に比べ、10字増えました。難しい漢字がたくさん登場し、読みが同じものや似た形のものなど、紛らわしい漢字でいっぱいです。
学習目的は、6年生で習う漢字と1〜5年生のときに習った漢字・全1026字を、読む、書く、文や文章の中で使うことが目的とされています。また、漢字の由来、特質などについて理解することも学習目的です。
小学生の漢字学習法、効率の良い覚え方
画数が多かったり、読みが同じだったり、似た形のものがあったり…漢字は難しいものです。効率良く覚える方法はあるのでしょうか。
漢字が苦手になってしまうのはなぜ?
子どもが漢字に苦手意識をもってしまう理由は、どのようなところにあるのでしょうか。それには、繰り返し書くこと(反復学習)を強いられることが最大の理由のように思われます。反復学習には根気がいりますし、書いているだけ(ノートを文字で埋めるだけ)という子も少なくないはずです。また、それは修行のように辛いことで、楽しさを感じません。
また、書き順が難しい、似ている漢字に惑わされてしまう、読みが同じもので意味が違うものなどがあり、間違えやすいなど、漢字に苦手意識をもつ要素はたくさんあるのです。
効率の良い漢字の覚え方、学習法
漢字の成り立ちを考えたり、意味を考えたりすると、漢字を覚えやすくなります。たとえば、「川」を練習する際に、川の絵を描いて「川の流れの様子から、川という漢字ができたんだ」などです。
また、繰り返し書く・反復学習も重要です。ですが、嫌になるほど反復学習をするのはNG。家庭での漢字の学習は、1日10分ぐらいで十分です。しかも、1日に3文字を各3回ずつ書くだけです。3日間で9文字書いたら、4日目は9文字の復習。これをワンセットとして順番に練習していくとよいでしょう。
家庭で漢字学習をするときは、十字マスの入ったノートを使うことをおすすめします。十字マスがあることで一画一画のバランスが取りやすいからです。「バランスのいい、かっこいい字が書けると嬉しい」という感覚を養うことも、漢字習得のうえでとても大切です。
さらに、全学年の学習目的にも示されているように、文章に積極的に漢字を使うことで、漢字を覚えることができます。たとえば、宿題や日記、連絡帳など、なにか文章を書くときには、必ず習った漢字を使うようにするとよいでしょう。「使える」ようになるためには、一字一字を覚えるだけでなく、「熟語」や「短文」として漢字に触れることが大切です。
漢字テストに備えた学習法
漢字ドリルなどの問題集を繰り返し解いて、漢字テストに備えましょう。間違ったところは必ず復習し、確実に書けるように練習します。また、覚えた漢字を忘れず、定着させるためにも、日頃から積極的に習った漢字を日記や作文などで使うようにするといいですね。
小学生の漢字検定で力試し!
漢字に自信がある、自分はどれくらい漢字能力があるのか知りたい方は「漢検(日本漢字能力検定)」を受けてみましょう。漢検は、年齢に関係なく、だれでも挑戦することができます。ここでは、漢検を受検するメリットと受験するまでの流れをお伝えします。
小学生が漢検を受験するメリット
・学びの習慣が身につく
漢検で漢字のおもしろさに目覚めた子どもたちは、毎日短時間でも漢字を書いて学習をするようになり、自ら「学びの習慣」を身につけます。同時に、規則正しい生活も身につけられるというメリットも。また、漢字とふれあいながら毎日コツコツと努力して身につけた「学ぶ姿勢」は、将来に必ず役に立ちます。
・自信、挑戦心が芽生える
漢字学習を続けて、漢検「合格」を手に入れることで「努力」の大切さを知り、やればできるという「達成感」と「自信」をつけられるのがメリットです。
合格したことを周囲から褒めてもらったり、一緒に受検した友達や兄弟とも刺激し合うことで、「もっとがんばろう!」と学習意欲が高まり、上位級への挑戦心も芽生えてきます。そして、「次はこんなことをしてみよう!」と他教科の勉強や生活面での「挑戦心」にもつながっていきます。
・基礎学力が身につく
小学生の「基礎学力」の中心に位置づけられるのが「漢字能力」です。漢検挑戦を通じて、「読む」「書く」など基礎的な漢字能力を身につけることができます。このことにより、すべての学習の土台作りができるのです。
小学生の漢検の受け方
漢検の受け方は3つあります。
1. 個人受検
個人受検は、全国47都道府県の主要都市約180か所に設けられた公開会場で受検する方法です。
2. 団体受検
団体受検は、学校や塾・企業などの団体で志願者を10名以上集めて、まとめて申し込みを行う方法です。受検場所によって「準会場受検」と「団体公開会場受検」の2つに分かれます。
3. 漢検CBT(Computer Based Testing)受検
漢検CBT(Computer Based Testing)受検は、漢検CBT会場でコンピューターを使って漢検(2~7級)を受検するシステムです。合格すると、ペーパーでの検定と同じ資格を得ることができます。年3回の検定日に限定されずに、都合のよい日程を選んで受検することができるメリットがあります。
どの級を受けたらいいのか迷ったら、「漢検 受験級の目安チェック」で確認してみましょう。自分に合った級がみつかります。
小学生の漢検受検の流れ
漢検の申し込みから合否までの流れをご紹介します。
1. 申し込む
漢検の申し込みは、インターネット、コンビニ、取扱書店、取扱機関(新聞社など)でできます。申し込み期間が定められているので、それまでに申し込みをしましょう。
2. 受検票が届く
受検票は検定結果資料が届くまで、大切に保管してください。検定日時、受検会場を確認してください。1級・準1級・2級・準2級を受験する方は、検定当日、受検票に顔写真(タテ4cm×ヨコ3cm、6ヶ月以内に撮影、上半身無帽、正面)を貼り付けて持っていきましょう。
3. 検定日当日
受検票に書かれた会場に行き、受検します。
4. 標準解答が届く
検定日から約10日後に、標準解答が届きます。これは、検定日当日の出欠にかかわらず、申し込みを完了された方に、検定問題と標準解答が送られてきます。
5. WEB合否結果公開
検定日から約30日後に、合否結果を漢検ホームページから確認することができます。
6. 検定結果資料が届く
検定日から約40日後に、検定結果資料が届きます。資料には「検定結果通知」があります。これは、合格・不合格問わず発行され、一問ごとの正誤がわかるものです。手元の問題用紙と照合することで、どの問題を間違えたのかを自分で確認し、復習することが可能です。得意・苦手分野がわかるレーダーチャート、学習アドバイスなども書かれているので、復習効果が高まります。
合格者には合格証書と合格証明書(2通)が届きます。満点で合格された方は、合格証書が「満点合格証書」となります。また、家族で受検し合格された場合、個別の合格証書に加えて『家族合格表彰状』を贈呈する制度もあります。
まだまだある!小学生が楽しく漢字を覚える方法
楽しく漢字を覚えるにはドリルやアプリを使うのも有効です。ここでは、おすすめのドリルとアプリをご紹介します。
『うんこドリル かん字 小学1年生』
子どもに人気のドリルといえば、うんこドリルシリーズです。子どもが夢中になって勉強する、全例文に「うんこ」を使った漢字ドリルです。
漢字を効率よく覚える方法は、「繰り返し書くこと」だと言われています。しかし、同じ文字をただ延々と書き続けるのは、子どもにとってはつまらないことです。集中力が途切れるのも無理はありません。
このドリルはそんな「漢字学習」の構造的弱点を克服することを目的に制作された、日本一楽しい学習書です。
『一度おぼえたら、一生わすれない! つぶやき漢字ドリル 小学1年生』
漢字学習は、最初に習うときに正しい字形、正しい書き順で覚えることが大事です。多くは、マスに何回もくり返して書くか、書き順を「1、2、3…」と唱えがなら書いて覚えます。ところが、字形や書き順を間違えて覚えたり、なかなか覚えられずに苦しむ子も少なくありません。
この『つぶやき漢字ドリル』は、つぶやきながら漢字が覚えられる画期的なドリル。声に出しながら漢字を書くことで、書いて覚えるのより格段に早く、確実に覚えることができます。また、漢字をパーツに分解して、パーツをつぶやきながら書けば、正しい書き順と字形が記憶にとどまります。正しい書き順で書けば、自然と美しい文字を書けるようになるのもメリットです。これは、脳科学にも即した学習法です。
友達同士で、学校の授業で、あるいは、おうちの方が、「漢字の『空』はどんな字?」と聞けば、「点書いて縦棒短く書いて、フ、ノ書いて、縦曲げ書いて、横縦横」と、クイズのようにして楽しく取り組むことができるのが魅力です。
一度おぼえたら、一生わすれない!つぶやきかん字ドリル 小学1年生
『かんじゆびドリルシリーズ』
ゆびでなぞって書いた漢字を認識して採点してくれる、ベストセラーの漢字学習アプリ「小学生かんじ:ゆびドリル」。漢字は、はね、はらい、止めが正確な教科書体フォントですべて収録し、すべての漢字の書き順から用例の読み、書きまでのすべてをこのアプリだけで学習することができるのも魅力です。
特徴は、漢字学習が苦手な子どもが漢字が得意になるよう願って開発されていること。自動採点、書き順や画数の間違いの指摘、手書き漢字表の作成、間違えやすい漢字のリストなど、これまでの「ドリル」には無かった学習意欲を高める工夫が満載です。
このアプリを使った学校の先生のコメントには「手書き文字認識がすばらしい。授業で使えるレベル」、「子どもたちの集中力がこれまでより持続するようになりました」など、教育現場から高い評価を得ています。
「小学生かんじ:ゆびドリル」待望の続編「小学生かんじⅡ:ゆびドリル(App Store)」
『小学生手書き漢字ドリル1006』
教育指導書籍や教育委員会のホームページ、多くのレビューサイトでも取り上げられている人気の漢字学習アプリです。このアプリ1つで小学校の6年間に習う全ての漢字を学習することができます。メニューは学年ごとに分かれていて、1回につき漢字の書き取り問題を5題出題。満点をとると「よくできました」や「免許皆伝」マークが付きます。シンプルで使いやすい設計なので、 長い期間、楽しく継続して利用することができます。
また、それぞれの漢字が持つ意味を覚えやすいような問題文、語彙が増えるような問題文を多く採用。答えボタンを押した際には、漢字の書き順も表示。なぞり書きで漢字の書き取り練習をすることができます。漢字が採点されるタイミング(待ち時間)や、漢字の採点基準の厳しさを、アプリ内の設定画面から微調整も可能です。
小学生手書き漢字ドリル1006−App Store
小学生手書き漢字ドリル1006−Google Play
学校ネット
漢字チェッカー、漢字チェックツールの使い方
WEB上にある漢字チェッカー、漢字チェックツールでは、文章中の漢字が何年生で習うものなのかを調べることができます。これを活用すれば、漢字が得意な子には、「自分の学年以上の漢字がわかっている!」という自主学習の励みになり、苦手な子には、クリアするモチベーションになります。漢字チェッカー、漢字チェックツールは、WEB上にたくさんあるので、利用してみるといいですね。
小学校で習う漢字・全1026字を日常で使えるようになろう!
小学校6年間で習う漢字には、同じ音のものや、画数が多くて難しいもの、似たような形のものなど、大人でも間違えて覚えている漢字がたくさんあります。しかしながら、漢字の基本的なものばかりです。国語学習のバロメーターといわれている大切な漢字学習。ご紹介したドリルやアプリを利用して、小学校で習う全1026字を楽しく学習し、日常で使えるようにしましょう。
関連リンク
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編−文部科学省
日本漢字能力検定
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文・構成/HugKum編集部